お気に召しませご主人様 ~でもそれ出汁だし~

日常とか音楽とか映画とか。
ディズニーとかお笑いとか食べ物とかを日記的に書いていきたいと思います。

今更M-1グランプリ

2021-01-23 13:01:20 | お笑い
うわー久しぶりにこのページ開いたー

いそがしいときには段取り良くポンポン片付けられるのに
暇なときほど好きなことでも後回しにしちゃうのなんの怪

いま後回しにしてること
DVDみる!
CDきく!
ピアノひく!
そして…
マヂカルラブリーのM-1優勝ネタ、漫才かどうか問題についてブログかく!


M-1のこと
久しぶりにリアルタイム&敗者復活視聴して「カー!胸アツ~!」ってなってたところに上記の論争を目にして
「じゃあ一般人でも考えればあれが漫才だってわかること書いたろやないかい!」って思ってたのに1ヶ月過ぎたわ年明けたわ

今更感半端ないけど
ずっとM-1みてきた視聴者として書いたろやないかい!


まず思うのは「あれは漫才じゃない」とするのなら、じゃあなんだと思うのか

考えその1
「あれは漫才ではなくてコントだ」と思っている

ではコントとしてあのネタを披露することを考えてみてほしい


「今日も疲れたなぁ」なんて電車に乗ろうとするサラリーマン村上さん
つり革に全然つかまろうとしない野田クリを電車内で発見
「え!あの人どうしたんだろう?」
「あれかな?つり革につかまらないでがんばってるのかな」と解説してくれる村上さん
以下言葉を一言も発さずに転がり続けたり重力に振り回される野田クリ

うむ!一見できそうな気がする!


が、普通に電車内コントにしてしまうと
・トイレ内で転がってる描写に村上さんがツッコむことはおかしい
・一緒の車両に乗っているため、そもそも村上さんだけが平然と立ってツッコむことはおかしい

と設定ですでに破綻してしまうことにお気づきだろうか…


なのであのネタは思い付いたとしてもコントにするのは不可能

やろうとするのであれば
「俺、一度~やってみたいからちょっとつきあってよ」というあくまでも漫才内のコントでしかできないのよ!!


考えその2
「あれは転がってるだけだから漫才と言えない」と思っている

確かに漫才といえばボケとツッコミの掛け合いがあってこそだと思う
ではつり革ネタのどこにボケがあるのか

あるじゃない!
「転がる」というひとつのボケが!!

きっとこの考えの人はボケ数が多いものを漫才として考えてるのかなと思う
アンタッチャブルやNON STYLEがザ・王道だよね

ツッコミ重視な漫才
テンポがゆっくりな漫才
間で笑わせる漫才などいろいろあるように
このつり革ネタは「ひとつのボケを延々とやり続けてる漫才」ってだけなのよ!

しゃべくりだけが漫才とはいえないのよー!!





こんな感じじゃー!!

ほかに考えられるディスり理由あるかな

ちょっとわからん


おもしろいかおもしろくないかは個人の感覚だろうからどうでもいいけど
漫才か漫才じゃないかははっきりさせたい
あれはれっきとした漫才!!



私はねぇ…あの大舞台であのネタを最終決戦にもっていったところにマヂラブ「らしさ」全開を感じて感動したんだよねぇ…



あ、でも優勝は見取り図にとってほしかったと思っています

3組ともおもしろいのは間違いないんだけど
マヂラブは上記のとおりボケ数ひとつだし
おいでやすこがは正式なコンビじゃないところがやっぱりモヤモヤして

見取り図はボケ数も多いうえに「~って何!?」という見取り図特有のボケ&ツッコミ方も確立した漫才してるのよ


今回の結果をみて
かつて「ボケ数の多さ」で優勝が決まると思われていた時代はなんだったのか

そして、塙さんがおいでやすおださんを「コンビにはできないツッコミ方」と評していた気がするけど
「じゃあコンビでやってるツッコミはこれ以上どーせーっちゅーの!!」となぜか私が頭を抱えてしまった


長い長いM-1の歴史の中でなにが正解か本当にわからなくなっているから
「これこそが漫才!」みたいな王道な方々にとってほしいのよ…
もしかするとこういう気持ちの人が「なんで見取り図じゃないの?マヂラブは漫才じゃない!」っていう気持ちになるのはわかる気はするんだなぁ…

でもかまいたちも和牛も優勝取れなかったのが信じられないし
やっぱりM-1っていろんな運が関係してるんだなぁ…と思う!!
ね!!



なんだかとても長くなってしまった


ほんとは

敗者復活戦で金属バットを応援していたけど最終的に
学天即
カベポスター(最推し!次来る!)
ロングコートダディを推したこととか

何年か前から吉本のネクストブレイク芸人と言われてたけどちょっと炎上したり(気になる人はチェックチェック!)
女好きでゲスな感じがほんとに苦手だったニューヨークの「不謹慎時事ネタ」がめちゃくちゃしっくりきて
「漫才師においてキャラと素は近い方がリアリティーでる」ことに気づいたこととかも

書きたかったんだけどね


いろいろ書いたけどとりあえずこの記事で私が言いたかったことは




アキナを決勝でまたみたい



以上

潜る

2020-08-11 18:30:00 | 日記
顔と名前が一致する芸能人が亡くなることが増えたのは
それだけ自分が年齢を重ねたからだと思っている

それでも例外があることを突然思い知らされたのは7月18日のこと
自死はツライ
特に同世代の人気俳優が亡くなった事実はあまりにも衝撃的だった


以前私はSHINeeのジョンヒョンの死について書いたことがある
その時はジョンヒョンの言葉も公開されていたことと
SMエンタは以前から問題が多かったことから
どうして事務所は気づいて守れなかったんだという怒りが沸いていた
そうした中にも「これは韓国だからある話だ。韓国芸能界の闇なんだ。」と思っている自分がいた


でも今回は日本で起きた話
誰からみても順風満帆にみえる
歌って踊れる俳優、三浦春馬さんの話


正直、私はそこまで彼の作品はみていないためファンであるとは呼べない
でもあの笑顔を見せてくれる人がもういないんだということが深く重く胸に残ってしまっている

もうすぐ一月経つがどうにも整理がつかないので少し潜ってみようと思いブログを書いている


訃報に接してインタビューや舞台挨拶などの映像をみたところ
「自信」や「誇り」といった自分を鼓舞するかのような言葉を多く聞いた気がする
なんとなくストイックなイメージはあったので
もし悩みやそれに伴う苦痛を抱えていても誰にも相談するタイプではなかったのかもしれない

こんな仕事をさせてもらえる自分は幸せなんだからがんばらないと
弱音を吐いちゃいけない
誰にでも悩みはあるし苦しいのは自分だけじゃない

そういう考えに至ると我慢の積み重ねでどうにもならなくなる


少し脱線

実は私もそのタイプの人間であり
一度自死の考えに走ったこともある
就職活動がうまくいかなかった、というよくある話(この表現にも"誰にでもある悩み"として捉えているのがわかる)だが
それまで優等生として過ごしていた当時の私にはまさに生きるか死ぬかの問題だった

みんな乗り越えているんだから、という考えが巡ると大学の友人達には相談できなかった
更にちょうどその頃、実家ではいざこざがあり、幼なじみにも不幸があったため
それらの悩みを聞いているうちにがんじがらめになっていった
この時も「みんなそれぞれ大変なんだから」という気持ちから誰にも何も伝えなかった

いよいよというところで駆け込んだのは大学のカウンセリングだった
お母さんのような先生と対面した瞬間、号泣してしまい初めてのカウンセリングはままならなかった

その後何回か通って、時にはバーっと時にはポツポツとしゃべる私の話を先生はうんうんと聞いてくれた
正直、実際のアドバイスをもらった覚えはあまりない
今考えると言葉が欲しかったんじゃなくて聞いてくれる人が欲しかったんだなと思う

ただ恐ろしいことに
現実は何も決まっていない、という事実と思いの丈を吐き出せてスッキリしたという点から
自死への思いがより冷静になり家の整理を始めたのはこの頃だったと思う


また少し時が経ったある日、ゼミの教授が何の話の流れなのか
「世界をみよう」
「これから10年20年の世の中がどうなるか知りたくない?」と言い出した

この言葉に私は動揺した
先生にカウンセリングに行っていることがバレていたのかどうかは定かではないが
私に向けられている気がした

そしてその言葉を反芻し
「とりあえず…世界をみてみるか」という気持ちで日々を過ごし、流れに身を任せることにした


そこからもう10年が経っている


先生の言葉から約半年後には運良く希望職種に就職できたし結婚もした
美味しいものもたくさん食べているし、ライブにもディズニーにも旅行にもたくさん行けた


性格はなかなか直せないため未だに相談することは苦手だけど(旦那さんにも話さない)
それでいいと思っている



今悩んでいる人
自死を考えている人

よく「あなたが死んだらみんな悲しむよ」という言葉があるけど鬱陶しいよね
身近な人のために生きるとかはどーでもいいから
ただ「世界をみる」ために生きてほしい

好きなものがあればそれを大事にしてほしい



三浦春馬さんはどういう気持ちを抱えて最期を迎えたのかはわからない

だけど相当なエネルギーと勇気はあったことは間違いない
使う方向が違ってしまった


キンキーブーツのドラッグクイーン役をすると聞いて
そんなこともできるのか!と驚かされた

そして今年発売した著書「日本製」に
他の若手俳優さんにはない着眼点が素敵だなと思っていたところだった


一人でがんばったんだね
本当にお疲れ様でした

ご冥福をお祈りします

新作どうでしょう【最終夜】

2020-05-20 01:23:40 | 大泉洋
友人とグループLINE
自分の目を疑ったけどコロナ渦が出てきたー!
こういうのって指摘した方がいいのかな?と思いつつも
JKの時にクラスメイトが「ごどうきん」連呼していたのを
「みどうすじ」と訂正して味わい深い空気になった想い出があるからそっ閉じ
仲良いほど指摘しづらい感あるな


いやーこないだ4月までに書ければいいなーとか書かなきゃよかったー
人って先伸ばしにするとストレス感じるらしいよね
まじで自分の備忘録とはいえ苦痛感じてるのどうかしてるよね

ネタバレ全開の新作どうでしょうのやっと最終夜!いぇーーい!
他の地域の放送具合はどうなってんだろ
まだこんなことのたまってるの私だけだったりして…?(恐怖)



VTRはなんと2020年2月13日
前夜から信じられないくらいぶっ飛んで
あっという間にほぼリアルタイムに

驚いていると更に追い打ちをかけるみすたさんの言葉
「家、作っちゃいました」

えええなんで??
デッキまでしか知らないよ?

そして視聴者のように驚いている人が約一名
案の定、大泉さん
「スケジュール確認すらきてない!」と戸惑い&ヌンチャク抜く手前

それを藤村Dが「さぁさぁ御披露目ですから!」となだめて
いざ現場へ


「これ僕が打ち返した手すりだね?」
「裏からもんだ手すりですよ」などと話しながらデッキ上へと移動すると
立派な家がホントに出来てる!!


ここまでスケジュール確認すらされなかった主演に最後に託された仕事
"どうでしょうハウス"と書かれた表札?を打ち付けて
2020年2月13日、遂に完成


わー!わー!拍手パチパチ~!
という感じのどうでしょう班でしたが
「では家の部分、完成までの様子をVTR で一気にどうぞ!」というところで
大泉さん、腕を組んで乗り気じゃなさそう
「なんで俺がいない間に作るかな…」
そんな雰囲気が出てる~

私も「演者に声かけないのすごいよな…大泉さんそんなに忙しかったんだな…ってこれも仕事だぞ!」と一人思いながらそのVTRを観ることになるのですが
ここから本当に
前代未聞の戦慄の展開



ワイプ方式で大泉さんも見ている様子を映しながら
VTRは2018年3月13日

みすたさん&D二人
「前回は9月です!大雪の冬を越している!」
「雪かきからの家を完成させる!」
「1週間の予定で組んでるから!」
だいぶ日が経っていたからか非常に勇ましいご様子で現場へ

歩いて行くも雪が積もっていて場所がわかりづらい
なんだか不穏な気配
すると
藤「…あれかい?」

ワイプ大泉「え?」


ざわつくD陣


鈴「これなに」


思わず喋りだす私「デッキらしきものがどこにもない」(勝手に入るな)




藤「つぶれてるってかい!」



なんと
積もった大雪がデッキを押し潰し
どうでしょうハウス崩壊!!!!!

画面でもみたらわかる
やっちまったやつや!!(M川D輔)


動揺するどうでしょう幹部
無言&混乱
へこむ大工さん

そんな様子を見て
大泉さん呆然
私もパニック(勝手に入るな)


徐々にVTR上の方々は落ち着きを取り戻し
みすたさん「大泉さん立ち入り禁止!」

とりあえず除雪をしよう、ということでそのまま作業を早送りで

大雪(曰く、ファンの怒り)をどけると無惨に潰れたデッキ様が出てくる

「木も心も折れた」とありし日のボルト打ちに想いを馳せるみすたさん

と唐突に始まる「基本ボルト打ったの誰でしたっけ?」と犯人探し
大泉さん「悪意の塊!」と反論


そして冷静になる一行
「もうお手上げです」
「ポーンと完成でいいんじゃないんですか?」
「ファンの怒り…いや、ファンの期待が重かった」
「ね、重かった!」
「旅でも行けばいいんじゃないですか?」
となげやりにそれぞれしゃべりつつ
フェードアウトでVTR終了


リアルタイム大泉さんは呆然で絶句
藤「2年前ここ全部つぶれまして」
「我々のデッキはあれです」と藤村Dが指差す先には悲しく置かれる木材

やっと言葉を振り絞った大泉さん
「ここは何なんですか!」
「今私が建ってるこのなつかしい~なんていってたデッキは!」
 
「「なんか恐い!!」」

と、この一言でハッッ!となって私はひとり大笑い
ここまでホントに大混乱でボーッとみてたんだけど
そうなんだよねー!恐いよねー!
混乱しちゃってもう笑うしかない

だけど更なる恐怖が大泉さん
そして視聴者を襲うのよ


再びVTR
幹部会議at松川(崩壊確認の夜らしい)

カメラが回るまで時間があったのかなんなのか
すっかりやる気を失っている幹部たちは
鈴「丸投げ発注」
藤「大泉さんにはずっと内緒」
鈴「OAみておどろくってことですか?
すごいドッキリですね」
と家を自分たちで建てる考えはもうない様子

でも
嬉「森のなかから出てきたり、これを無かったことにはできない」と
お蔵にするのは忍びないという想いはあったのか

自然と企てられたのは
・家は大工さんに丸投げ
・最後は表札を大泉さんに打ってもらって完成とする
・VTRで崩壊の様子とこの幹部会議の様子をみてもらってネタバレ
・その瞬間までどうでしょうハウスのことは大泉さんには絶対内緒

「この家はどうしたんですか!?ってね」
「彼のデッキの上の小屋をみる目が…どうなるか!?」とキャッキャッしながら一通り決定したところでVTR終了


リアルタイム大泉さんはまさに先ほど自分がやった&取ったリアクションについて会話されていて呆然
私も状況が飲み込めない



この会議はいつだっけ?と思ったら2018年なんだよ

それを混乱する大泉さん&視聴者にさらっと
「2年前にここつぶれて、それでこの発表は2年前から決まってた」と言ってのける幹部たち
いやー怖すぎる壮大な前フリだよ

丸3年かかった企画のうち
2年間は大泉さんに黙っているという圧倒的どうでしょう感

さすがの大泉さんも
「どうでしょうはすごいねぇ」
「44(歳)から46(歳)までオレに黙ってたんだろ?」と凄みを実感


そしてここで嬉しいお知らせ
新作はなんともう一本あるらしい!
4人だけの!!海外!!!

ここまで展開が凄まじすぎてなんともいえない心地でいたから
ホッとして終われるなぁー♪と思った矢先

「…旅行ったの崩落のあとだよね?」
「毎晩酔っぱらってあれだけ長い間一緒にいたのに!?黙ってたってか!?」という大泉さんの言葉によりまた引き戻される

最後まで幹部たちの恐ろしさを見せつけられたテレビ業界としても前代未聞の新作どうでしょう
非常に良かったです

トップ画は最後にふさわしい仕事をしてくれた大泉さんが
文句なしに主演に返り咲いたの図

ちなみに最後まで怖さに震える私を温めてくれたのは
次週放送を【粗大ごみで家をつくろう】にしてくれたTOKYO MXさんの粋な計らいです


いやー長かった!!
勝手に書いて勝手に疲れた
今回は全夜で見ごたえがあってとても楽しかったなぁ…
海外旅行編の新作も楽しみにしてよう


また勝手に書く日まで

以上

新作どうでしょう【9夜】【10夜】

2020-04-23 01:23:40 | 大泉洋
自粛生活真っ只中
気づけば外出は週に1度だけ買い物に出掛けるのみ、という生活サイクルが定着してきている

その分、物流・食料品店・デリバリーなど頑張ってくれている人がたくさんいるのは本当に感謝しかない

働いてくれる人のおかげで安全に自宅で生きていられてることを肝に銘じて生活する日々


本日も新作どうでしょう盛大なネタバレ備忘録
MXの闘痔の旅&カントリーサインをBGVに書くー!


【9夜】
前枠…寿司の松川さんの前にて

時は2017年9月3日
午前11時25分

新緑の初夏からまた日にちがとんだ

大泉さんがまだ到着していないことと
千葉さんのTシャツのロゴが「はいHAI」という謎デザインなことが気になる冒頭

夕方まで作業して夜は料理する!ということでしたが大泉さんは本当に料理を作りに来てるんだなぁ

大泉さんが来るから料理をするのか
料理をするから大泉さんが来るのか
卵とニワトリ感ありますね

今回の目標は
・階段に手すりをつける
・デッキの補強

…って家は!まだなの!?
9ヶ月目で取りかかれていないということはやっぱり本放送が2020年になったのもうなずける…

嬉野先生とみすたさんが器用に金具付けなんかをこなし
午後2時に大泉さん合流

前回を踏まえて
「俺がいないことで現場が和気あいあいだなんて」
「のんびりやってんだろ」
「僕が来ることで現場がピリッとなるから」
とぼやいてましたが
完璧に作られたデッキを実際にみた大泉さんは一転

「作りたいと思わない」
「ゾッとしますよ」

さすがに主演もビビるはかどりよう
あれは完全にひいてたな 笑

自分が休んでる間にバラエティーとしては成り立っていなかったとしても(いや、充分おもしろかった)
工事現場として成り立ってる状況に放り込まれたらまじでやることない気しちゃうよね…

案の定、ラインに沿ってジグソーで端の処理をするも刃が折れる
藤「前回はこんなことなかったな」
鈴「あの…僕やるから」
たぶん大泉さんの心も折れる

やっと頼まれた主演の仕事は
・ビスをもむ(打つこと)
・手すりの処理をするみすたさんのサポート
・手すりを差し込むためのくぼみをノミで作って手すりを設置

ノミを使った作業
キレイに削れる様に素直に驚く大泉さんはかわいい
(スーパーはバカ呼ばわり)

藤村さんは防腐剤を塗る&拭く役目
防腐剤を塗るバカなどと大泉さんに罵られるも
「これしかできないの」
「もうディレクターも出来ないから」
と悟りの境地
さすがこの段階でもまだ迷走している番組のディレクターである(褒めてる)

手すりの設置では
無意味な時間、コントみたいな両側叩きもありましたが(意味わからなすぎておもしろいから見てーー!)
「大泉さん、1回叩いてください」
「ほい」
と千葉さんの主演の使い方が光る光る


ほんとに最後、90のビスで忍びもみを施して
ついにデッキが完成!!


後半は作ったデッキ上でビールを飲み飲み語らいの図

当時44歳の大泉さん
まだ企画について迷走っぷりをぼやく

みすたさん 34歳
藤村D 31歳
嬉野先生 37歳
とどうでしょうスタート当初の年齢を引き合いに出して
もっとギラギラした企画やろうとかないの!?みたいなことを話していた気がする(ちょっとここうろ覚え…)

それに対して
「ディレクターの勘がない」
「役者の勘はある」と答える藤村D

って藤村D役者やってたんだね!?
全然知らなかったー

「本人が楽しそうならいい」と理解を示すみすたさんに
完全に第二の人生歩んでんじゃねーか!
と思っていたら
「もはや老人の余暇!!」と大泉さんがツッコんで9夜終了


後枠…寿司の松川から帰り珍来へ乗り込む

主演はまたも鈴井さん
復帰に期待してたんだけど主演の仕事、今一つだったのか…

相変わらず珍来の下(小さい)



【10夜】
前枠…前回の流れを引き継いで珍来前にて
「1回お前主役になったろ?」と藤村Dに詰め寄る大泉さん
"どうでしょう史上最も荒々しい料理"との触れ込みに期待が高まるとっても良い前枠
てゆかいつからちゃんとした前枠後枠になったっけ?
長らく大泉さんいなかったから久しぶりに二人ならんだの嬉しかった



時はまだまだ2017年9月3日
デッキ上の様子
語らいの続き

家族との時間を過ごしたいと日帰りでの撮影を希望する大泉さんに対して
藤村さん「ぜひ泊まってほしい」

夜はなにか手があるから引き留めたんだろ?と期待する大泉さんに対して
藤村さん「日が暮れて大泉洋帰ったら寂しいじゃない」



ディレクターの口からまさかの
「寂しいじゃない」


この人、なんやかんやで一番どうでしょう楽しんでるじゃないの
愛しかない…


と私は感動していたけど
そんな無理矢理感はんぱない理由で引き留められた大泉さんは荒ぶる

場面は料理パートへ


鶏肉とサンマ1匹を持った大泉さんが奇声をあげながらやぶから飛び出す


今回の命のスープは
豚骨・しいたけ・ニンニク・生姜・馬鈴薯・玉葱・剥けといわれた玉葱の皮を投入

大体の料理のポイントとして
「けして煮たたせない」と言うものがあると紹介したうえでお構いなしにグラグラ

【なくなるような汁はなくなった方がいい】という真の猛者だけが生き残れるかのような格言はまさに荒々しい料理番組にぴったり


そして一品目
今回は私も今後の参考のためにおおまかな手順を書いていこうと思います

1.食材を持って奇声をあげながらやぶから飛び出す
2.何かの肉(ノコで切る)
しいたけ(ノコで切る)
トマト(わしづかみで潰す)を炒める
3.パセリ・唐辛子・塩で味付けする
出来たのが「にくの炒め」

包丁を使わない荒々しいスタイルでしたが味は美味しかったそうです


2品目
1.うなぎを持って奇声をあげながらやぶから飛び出す
2.奇声をあげながらうなぎに米をまとわせる
3.奇声をあげながら油へ投入する
4.揚がったうなぎをノミでぶつ切りにする
5.笹に包んで奇声をあげながら手渡しする

大体奇声をあげての作業だったけど所々黙ってるのが妙に面白いのと
手渡しで「うわーー!!」って言ってるとこで一人でめちゃくちゃ笑った

「米もカリカリで美味しい」とこちらも好評価
品名は特に言ってなかったな


三品目
1.とうもろこしを持って奇声をあげながらやぶから飛び出す
2.とうもろこしを揚げる
3.インパクトドライバーで粒をメリメリはがす
4.作業台に散らばったとうもろこしをかき集めて手渡しする

これは間違いなく美味しいよね
やぶから持ってきてるもん
新鮮だもん(棒読み)


そしてシメのラーメン
これは命のスープがメインだから作るのは奥深そう
ラーメン手にもってやぶから飛び出すとこしか真似できないかなぁ(棒読み)

命のスープに入れた食材はすべて具になるそうで、無理矢理豚骨のせになる藤村D

残念ながら今回のスープはイマイチだったようで
甘エビと「こんだけ入れないと食えない?」とまるどラーメン店主も焦るほどの生姜で味を調整して
すべてのメニューが終了

全工程やり終えた店主でしたが
「やぶからぼうに」
「麺をもってやぶから登場」
「あれ意味ないだろ?」
「ヤブから出てきてラーメンは作んない方がいい」
とやっと異常な演出だと気づかせてくれました
やぶから飛び出すの違和感なさすぎてすごい好きなんだけど(どうでしょうに侵されているわたくし)

藤村Dから「最初の二品は荒々しさと味の両立が出来てた」とお褒めの言葉をいただくも
「ラーメンはね…やっぱり驕りが出たね」というめちゃくちゃなダメ出しにヌンチャク振る大泉さん

「おい、珍来ヤブから出してみろよ」
「こっちは包丁使っちゃダメなんだから」
「ノミとノコとインパクトドライバーでやってる」

そう、新しい米開けるのにハサミすら使わない(使わせてもらえない)大泉さんは
どうでしょう史に残る伝説の料理を
ここに来てまたやり遂げた…
二品美味しかったのが奇跡だし名言が好きすぎるよ…
なんだよ【やぶから出てきてラーメンは作んない方がいい】って…

ラストはポールニューマンとスティーブマックイーンのエンドロール風に
大泉洋と珍来も名前を載せてくれないか、という話に

弁当屋と出演者が並んでる違和感に気付きつつも交渉する大泉さんで10夜は終了


そんなわけでのスタッフロールはまさかの映画エンドロール風で
トップ画のようになりました
動くスタイルだから恐ろしいほどブレブレのアナログ感


いやぁー信じられんくらい駄文長文になった
そして長かった新作2020もやっと終わる!!
ちなみに…すでに観ました
ものすごい衝撃だった
あれが映画ではなくドキュメンタリーということが恐…
って書きすぎだな

あと一夜分だから4月中には書こー

以上


新作どうでしょう【7夜】【8夜】

2020-04-14 01:23:40 | 大泉洋
だいぶ日にちが経ってしまった

北海道放送で3月11日に最終夜を迎えた新作どうでしょう

生配信や放送でみないと後悔します!と藤村Dが呟いていたわけですが
あの日はACIDMANのライブ配信をみてすっかり忘れていたよ

しかももうMXでも3月25日に最終夜を迎えたよ

ファンタズミック最終公演特別動画に興奮してすっかり忘れていたよ


もう4月14日なんだけど
情報もネタバレもシャットアウトしたので何があったかまだわかっていません!!

とりあえずいつもの備忘録
終わりが見えてきたのでちゃんと書く
ありがたいことに、普段から不要不急の外出自粛状態なのでちゃんと書く



【7夜】
前回の団交料理の続きからスタート

完全に忘れていた"ダッチオーブンで炊きあげた鶏肉と野菜"を
みすたさんが実食
旨味が出ていて「前回より格段にうまい」との高評価

散々「凡庸」「ナニ美味くしてんだよ!」と振っていた藤村Dも
さすがにあの頃のシェフ大泉はもういないことに気づいたようで
「いやー名物企画を失ったね」とあきらめムード

皆が大満足で宴もたけなわといったところで
なぜか演者を置いて藤村Dが先に寝に行く
「美味しかった。」とボソッと呟く
油断して本音出てるぞ、ヒゲ!


そしてここからはびっくり人間のオンステージ
画面には"この男の早期離脱が悪夢となる"との文字


場面が変わりテント内

すでに"30m離れていても聞こえるイビキ"を出しながら眠っている藤村D(なぜかメガネかけたまま)

嬉野先生がカメラを回し「早く寝ればよかったなぁ」とぼやいていると

藤村D「ふつーにスープ飲めちゃう」
まさかの寝言 

確かに結構ハッキリは聞こえたけど
よく大泉さん聞き取ってくれたよなぁ

人の気配がしていても笑い声を出しても鼻をつまんでも目を無理やり開けても
びくともしない(くわるるるるる、と唸りはした)びっくり人間は
2回目に無理やり目を開けられて「おい、なにしてんだ」とやっと起きる

「寝てないよ、いつ寝ようかと思ってたくらいです」と言ってのけるあたりさすが次元がちがう

と、ここでまさかの藤村Dの寝袋のファスナーが開いていたことに気付く大泉さん
閉めてあげると「(暖かさが)全然違う!」と喜ぶ寝袋に入ったオジサン
…さすが次元がちがう(まだ褒めてます)


そして全員で就寝
カメラ据え置き天井スタイル
いよ、待ってました!


大「これからタレントが寝るから待ってね!」

「マットが冷たい」「冷えるぞ、これ」と騒ぐみすたさんたちをよそに
聞こえてくるイビキ

どうでしょうみてると不思議なのがさ
自分がそこにいるみたいな感覚になるんだよね
だから思わず「…嘘でしょ?」と口に出ちゃったよね


3人が場所がなくて寝れない!と騒いでいると起きる藤村D

大「君のイビキで寝れないから3分ください!」
藤「はいはい。ひとっつもあったまんねぇよ」
嬉「ここにいたら死んじゃうんじゃない」

そして3人が前回より冷たい、なにかがおかしい、と騒ぎマットがない"不具合"に気付き空気が凍る

その瞬間、静寂を切り裂くイビキ
約一名が爆睡
いや、嘘でしょ…?

鈴「このまま凍死する人ですから」
大「なんでこの男ってこんなに迷惑なの?」
嬉「寒い寒いって言ってたのはどういうことなの?」

と非難の嵐(みすたさんが彼は繊細なの…とフォローはしていたけど)

辛抱たまらず、藤村くんと2回呼び掛け
起きるびっくり人間
藤「ちっともあったまりゃしねぇぞ」
嬉「寝れないか?」
藤「寝れないよこりゃあ」

鈴&大「寝てたよ!!」「寝てんの!!」

もう十分コントみたいな展開なのにこのヒゲはまたすごいことを言うなぁ(呑気)


大「僕たち寝るからちょっとだけまっててくれていいかい?」
「はい、おやすみなさい」



ぐぅぅーーー



藤村くん!!

おやすみなさいから5秒経たずしてまた寝入る魔神

以下ミスターによる呼び掛け「藤村くん」
藤村くん!…6回
(そのうち、ふじむらくぅん! 1回)
おーい!藤村くん!…1回

それでも起きない

嬉野先生の「なんでこんなに早く寝れるの?」「どういうことだよ」という言葉には
どこかしら未知との遭遇感、得体の知れない者への恐怖感が滲み出ておりました


大「ふぅじむらくぅん…なんでそんなに早く寝れるんだよ」
「迷惑だなぁ藤村くん本当に迷惑」


いやぁー藤村くんのゲシュタルト崩壊起きそうだったわ

これで魔神の能力
1.甘いものを早く食べる
2.鉄の玉を飲む(ようにきりたんぽ食べる)に続いて

3.すぐ寝る←New!が加わりました


翌日

嬉野先生がガチ目に愚痴を言うのに夢中になって
(「寒い寒いとかって言うから
大泉くんとふたりでさぁ入れてやったんだよ」
「寒いんだよ寒いんだよって当たり前だよ寝袋入ってないんだもん」)

強制労働の潜入取材感がある大泉鈴井の姿からスタート

5夜ではこれで「じゃあ帰りますか」「いよいよ不毛だなぁ」ってなってたけど
今回は翌日も作業有り
てゆかそれが普通ですよね

大泉さんは"大事な5分の予習"で
「木裏大丈夫?」
「木裏が上に決まってんだろ!」と役をつかんでご満悦

でも大工さんはちゃんと木の性質を考えて組み立てしてるんだなぁと感心

デッキの部分も1.5cmの隙間をあけて、葉っぱなんかが溜まらないようにと
理にかなった設計は目からウロコー

そして主演はなんと藤村忠寿

見出し写真に設定したかったんだけどなぜか出来なかったのでここに

おい!お前ディレクターだろ!(暴言)
でもまぁ文句ないです


【8夜】
時は2017年2月
前回の作業の続きから

2時間を集中して黙々と作業して
職人さんを延々映す番組と化す

D陣はそれではいけない!と思ったのか
無理やりアクシデント、というか落とし穴に落ちてもらいます!と提案
ドッキリじゃなくて演技力が試されるやつ

大泉さんは80点
みすたさんは段ボールの小道具が効いたのか95点

そんなお遊びを挟みつつデッキ部分が完成ー!

計画では手すりもつけてからの6畳1間のおうち作りだそうで
すごい…気の遠くなる作業…

作業後は落とし穴ダブル落ち
「共演されると物語性が増しましたね」


それからなんと4ヶ月後
画面に映るはこれまでの雪景色と一転木々の緑!初夏!

そしてまさかの大泉さん不在
前にヒゲに少しネタバレされた、と言っていたのはこのことですねー

どうでしょう始まって以来の珍事に「主演がいないよ!」と心配しているみすたさんをよそに
「タレントはいなくても作業は待てない」と言ったのはDのどっちだったかな?

今回の1泊2日(確か)の行程は
・草刈り
・基礎部分の補強
・階段の設置
・階段の踊り場を作る

ミスター自前の草刈機が登場したり
小石を積んで基になる石を置く→水平をとって補強の柱を立てるなど
今までのどの回よりも現場作業感が増してました

そして休憩中
私が上記感じていたことが現場にも強く表れていたようで
「彼がいなければ現場は荒れない」と3人は談笑(誰とは言いません)
それでもその彼(誰とは言いません)が提唱した新作ロケにあたっての三ヶ条を守り、ビールは飲まなかった様子

2日目の作業は1/6の夢旅人にのせて定点カメラで早送りで

そして遂に階段の設置が完了ーー!

登り初めには我らがみすたさんが
エライ上機嫌で「未来が見える!!」と叫んでおった

とここでどうでしょう史上初、ドローンが登場
いわく「売れ残ってたドローン」らしく
みすたさん「テレビ局のドローンとは思えねぇなぁ」

藤村Dが「階段をじっくり録りながら飛ばせよ」と指示するも
音声担当松澤さん「いいですかぁ?知りませんからね。そっち行ったら逃げてくださいよ」

どうでしょうらしい適当コメントに不安になりつつもワクワクしかないね

予想通り爆速であがってあっという間に落下するドローン
「なにやってんだよ!!」と藤村D

フライトが7分出来るそうなのでもう一度トライするもすでに壊れてる

この時のビミョーに動いてるドローンがめちゃくちゃおもしろいからぜひ映像でみてほしいわー

「だいたいこんな安いの買うから悪いんですよ」
「もう厳しいすね。手持ちで、手持ちで行くしかないです」と大泉さんに負けず劣らずぼやく松澤さん
最終手段の手持ちドローン

いい感じには映ってたけど
ずっと回ってないプロペラが映りこんでいることを指摘するミスター

藤村D「今度高いやつ買いましょう」
嬉野D「いや、もうこれしかなかったんです。すいません」
と長寿番組として健気に頑張っているD二人の会話で終了


料理作って無駄に罵られる大泉さんに胸が痛んできていたところでの8夜

不思議だったけど新鮮でおもしろかったー
藤村さんも大泉さんいないから暴言も吐いてなかったし
こっちとしても心穏やかにみれたー


主演は戻って鈴井貴之
大泉さんは料理のシーンがなかったのに協力でお食事処さんと並ばせられる始末

主演!カムバック!!


以上