お気に召しませご主人様 ~でもそれ出汁だし~

日常とか音楽とか映画とか。
ディズニーとかお笑いとか食べ物とかを日記的に書いていきたいと思います。

夢の中 in ひたちなか 後半

2019-09-04 08:12:00 | 音楽
夏の終わり
「そういえば口内炎治ったよ!」
「お、良かったな~」と自転車で会話する男子高校生二人組をみた

相槌を打つ方は本当に心からよろこんでいるような声色
その高い共感力は備え付けなのか環境由来なのか
今の私はとても知りたいところ


さて!
タイミング逃すとまた書けなくなりそうなのでロッキンの後半を
あと三組ーー!!
この三組を立て続けにみられるなんてーー!!



4組目:ACIDMAN@LAKE STAGE

ポルノから大急ぎで移動
太陽の高い時間は過ぎたはずなのに西日が当たり暑さがまだ続く

裏がスピッツである影響もあってか人は正直多くない
だけどいつもの登場SE【最後の国(introduction)】にクラップをしっかりと合わせる観客の様子に
ACIDMAN好きは変わらずずっとACIDMANが好きなんだろうとふと思った

そんなことを考えていると3人が登場

それぞれの位置につき一瞬の静寂から演奏されたのは
まさかの【UNFOLD】
会場がざわつき、UNFOLD好きすぎる旦那氏も珍しく声を漏らしていた
普通にツアーLIFEぶり?だと思うのですが。貴重すぎる。
ちなみにサトマキャップも飛行
早すぎる。

一曲目から重々ザ・ACIDMANを堪能した後は
エモの塊【新世界】
手を伸ばしてジャンプする【FREE STAR】

この前半3曲って曲の雰囲気としてはバラバラなんだけど
ちゃんとすべてACIDMANの曲だと頷けるのですよね
違和感なく聴けるのは歌詞の一貫性と音の誠実さが伝わってくるからだろうな

印象的なギターから演奏される【波、白く】ではみんなが拳を突き上げて
ド定番であり美しすぎる名曲【ある証明】ではみんなが"1つの証明"を掲げて。

いつまでもついていきたくなるバンドってきっとこれだなぁと
楽しみながらもしみじみ思ってしまった。

MCでは
「時代は変わります」
「アイドルだとかロックじゃないって話もありますがみんな伝えたいことがあるってことはそれでロックです」
みたいなこと言ってたな(脚色してたらすみませぬ)

新しいバンドが出てきて
どんな場所になってもACIDMANの熱意もメッセージも揺るがない

それに、近くで観ることができて私は嬉しいよ。


ツアーΛでみた印象からか
私のなかでは眩い光!というイメージの【MEMORIES】では
より3人とお客さんが一緒にその時間を楽しんでいるような気がした。

ラストはALMAかなぁ…と思っていると
「フェスでは初めてやるかな?」の声
会場がざわついたと思ったら
「OVER」ですって

号泣いたしました。


あの、私しれっと書いていましたが実は結婚しまして
しかも旦那氏もそもそもACIDMAN好きな人で、Λツアー初日に行くその日に婚姻届け出したから(これは本当に偶然)
私たちは"ACIDMAN婚"と言っていて

結婚式の時にもACIDMANの曲めちゃくちゃ流したんですね。

で、OVERはプロフィールビデオの曲に使用したんです。

更にですね。
私、この日が誕生日なうえに
のっぴきならない理由で3年~4年ほどライブに行けなくなるため
今回がひとまずライブ参加最後になるんですよ。

なんですかこの偶然は
私はACIDMANと友達かなんかでしたっけ

すべて書いちゃったけどあまりに出来すぎたプレゼントの一曲に興奮して
もうもう…最高すぎた。

あっという間だったけど忘れられない濃い時間
大木先生はどうやらスピッツがみたかったらしいけど(ロッキンMCあるある!)
ACIDMANしてくれてありがとうと
心からお礼を言いたいよ。



5組目:ストレイテナー@LAKE STAGE

怒濤のレイク二組目、テナーの登場
度肝を抜かれたのは何よりもその服装

ホリエテナー→深緑のシャツ
ひなっち→赤?ピンク?のサマーニット
シンペイテナー→上下セット鮮やかな緑柄物
OJ→茶色っぽい和柄のシャツ

派手ーー!というのは思ったといえば思ったのですが
なんだか絶妙なバランスを感じたのですね

大変に失礼な話なのですが
私、未だに"テナーはスリーピース"って感覚が抜けなくて
四人のテナーの認識が薄い状態で

でもステージに揃った姿をみて
ぴったりとハマっているのがわかった。

きっと三人だったら統一感なかった
OJの茶色がグッと全体を締めて落ち着かせている

服装で感じただけだけど
きっと音楽の面での四人のバランスもそうなんじゃないかな、と思った

その見た目で一曲目の【彩雲】
繊細な歌詞とメロディーにフフっと思わず笑ってしまった

名曲【REMINDER】では早くも来てよかったと鳥肌が立ち
シンペイテナーの「荒ぶるぜぇ!」みたいな一声からの【The World Record】ではみんなで合唱

「横揺れの曲で荒ぶるとか言ってるなって話だろ?」
「今のは俺たちが荒ぶったんだよ!」という煽り?からの【BERSERKER TUNE】はめちゃくちゃにかっこよかった

今回のピアノ曲は【灯り】
バーサーカーでノリノリだったはずなのに
「冬の曲やります」と言ってスッとバラード歌うのはさすがホリエテナー

そしてライブ初聞きの【スパイラル】
実はロッキンの直前にこの曲を知ったのですが
テナーはちょっと前から新しいステージに入ったのでしょうか

【タイムリープ】とか【The Future Is Now】とかも聴くと
歌詞が真っ直ぐで明らかに幅が広がってる気がする

バンド結成20周年越えてきてるのにまだあの手この手があるとは
恐ろしく素晴らしくてまだまだ目が離せないじゃないか。

嬉しい進化に驚きつつも【Melodic storm】で歌った後は
ラストの【シーグラス】で爽やかな夏と今日の楽しい気持ちがあふれでてどうしようもなくなった

冒頭に感じた四人のバランス
こんなに優しい歌を作るホリエテナーですもの
やんちゃな金髪サングラス男もゴリゴリ墨男もオサレ髭男も(全員褒めてます)
どこまでもついていきたくなっちゃうよ。

日本一影の薄いフロントマンであり間違いなく大黒柱
お馴染みの一列になって肩を組んでお辞儀する姿に
これからもずっと見ていきたいなと思った。




6組目:TK from 凛として時雨@LAKE STAGE

いつの間にかあたりがすっかり暗くなって照明が綺麗な時間になったレイクステージ
最終日だけでなくロッキン5日間の最後のライブ

その大舞台に現れたのはTK from 凛として時雨

ロッキン出演は二回目となるTK
まさかそのタイミングで観られるとは

時雨のライブでは姿が見える程度でしかみたことがなかったので
近い場所でみるTKはとても細くて驚いた

ソロ初アルバム"flowering"の楽曲
【flower】と【Abnormal trick】からライブはスタート
二曲とも複雑な旋律が美しい

このあとだったかなぁ?
「TKと言います」
「やれるとこまでやります」
というような短めなMC
なんとなく髪をわしゃわしゃっと触って照れくさそうな印象を受けた

続く【unravel】では繰り返される「忘れないで」の叫びに
【Signal】では狂気と正気の境のような「君を殺したいから」に思わずじっと固まってしまう

この二曲は覗いてはいけない世界のような
でも実はすぐ側にある世界のような不思議な感覚に陥る
身体の隅々がTKの音に飲み込まれて圧倒される

アルバム"still A Sigure virgin?"収録曲で本来なら凛として時雨名義の楽曲である【Shandy】も
鬼気迫る姿でギターを掻き鳴らすTKをほとんど見つめてしまった

手を挙げて踊るようにして聴けたのは
【Fantastic Magic】になってから

悲しそうなディレイの上で楽しそうに歌ったり踊ったりは抵抗があるから
時雨のポップな曲では思いっきり手を挙げたくなるのね

サビじゃないところだったと思うんだけど、TKの左手の動きが凄いことになっていて驚いた
いつもこんなに動いていたなんて見れていなかったのが悔しいな

息つく間もなく演奏していたTKから「最後の曲になります」

そしてギターを触って一歩後ろに下がって髪をわしゃわしゃして
「今日この場に立たせてもらったり最後にここに来てもらったり…なんかすいません、ありがとうございました」となぜか謝罪混じりの言葉が

なぜ謝る!?とこのときは不思議に思っていたけど、喉の調子が良くなかったらしいです。
確かに歌えていないなと思うところもあったけど
全力でステージしてくれていたのがわかったからなんの問題もない

TKも短いMCでも楽しそうにしてたのがわかったからそれで大丈夫なのよ

ラストの【P.S. RED I】ではスパイダーマンをイメージしたであろう赤と青の照明にMVを見ているようだった

言葉遊びがお茶目な歌詞にフフっとしつつ
珍しく観客を煽るTKに手を挙げて応えて存分に楽しんだ

「ありがとうございました」とTKがはけるとすぐに花火があがってしまい
同時に私のRIJF2019は終了

「アンコールなかった!【katharsis】やってない!」とは思ったけど
とても良いセトリで大満足
といいますかむしろこのタイミングでTK fromみることができて本当にキセキテキ

そういえば私の位置からだと空に浮かんだ月もみることが出来たんだ

全編通して照明と黄色い月と歌うTKがあまりに美しくて
お外でみるTKもいいなと思いました






ぬぅ…長かった…
忘れたくないフェスだったから思わず力が入ってしまった…

というわけでこの備忘録ブログもあんまり書くことなくなっちゃうかもだけど
適当にやって行こう。

うん、適当にやって行くぞーー!!!



写真はレイクのタイムテーブル
待ち受けにしますか。アイコンにしますか。
私は脳内に焼き付けます。



以上

夢の中 in ひたちなか 前半

2019-09-03 08:12:00 | 音楽
始まりと終わりと
終わりと始まりのサイクルが目まぐるしい。
ほんのちょっと油断した瞬間
イヤホンから流れた【多分、風。】
ラストのサビ
2017年のビバラのステージを思いだして鳥肌がたった。
真っ白逆光の中、風に靡かれる山口氏が目の前にいてくれるような気がした。

ライブってやっぱりいいよね。




さて!
最近は音楽のことしか書いてないな。
でも上記のような感動を忘れたくないから書きたいんだ!

早いものでもう9月…でもまだ一週目なので大丈夫だよね…
行ってた、夏フェス。
行ってた、ロッキン最終日。
恐ろしく大好きな人たちばかりで忙しく観てきました。


2019年8月12日(月)
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019
@ひたち海浜公園


2週開催になってからは2週目にしか行かなくなった私
なぜって1週目の猛暑に耐えられないから。

予報では暑くならないから今回も平気だわ~とたかをくくっていたら…
めちゃくちゃ暑かったよ!!

着いたそばから暑くて早くも真顔
エントランスで撮った写真はホントに真顔

テントをたててからとりあえず渋谷氏の挨拶を聞きにGRASSへ

「今日は最終日!」
「なんだか年齢層が高い気がするけど大丈夫かぁ!?」
意図的に
あなたが仕組んだはずでしょう
じじばば喜ぶ
ラインナップ(短歌)

そして早くも来年の開催アナウンス
こんなとこにもオリンピックの影響が出るのねん…

モンパチを聴きつつ大好きなモチモチポテトをのんびりと食んだ後
我が姉イチオシのNulbarichを聴くためにPARK STAGEへ

が、のんびりしすぎてなんと最後の歌詞しか聴けず。
そんなことありますか。ありましたね。
フェスとは時間との戦いです。


そしてジリジリと太陽が照りつける中
いよいよ私たちのフェスがスタート!

1組目:Nothing's Carved In Stone@LAKE STAGE

大好きセクシー【Idols】とひなっちサイコー【Milestone】が聴けて満足

前者、暑すぎてジャンプ辛かったけど
最初っからずっっっと楽しそうなひなっちにつられて全力出した

セトリはメジャーどころでとても楽しめた

が、しかし
「ここで言う話ではないかもしれないけど結婚しました」
「そして3歳の娘がいます」
「で、こないだの自分の誕生日に離婚しました」
「俺にはプライベートはない!」
「今ここでお前らと過ごす時間だけだ!!」
みたいなことを言っていた村松氏のMCの衝撃が強すぎた…

ツラいなぁ…
誕生日7月20日らしいけど最近すぎるだろう…
荒ぶっておるなぁ…

動じないうぶさんとお兄はさすがだなぁ…
それとは対照にニヤニヤするひなっちもさすがだなぁ…

全身全霊で全て出しきっているようなライブがみれたので、貴重な体験はできたのは間違いない。
間違いナシス。
村松氏、あたいはナシスをこれからも聴くぞ!
頑張りナシス!




残暑で頭がおかしくなったようですが次へ



2組目:東京スカパラダイスオーケストラ@GRASS STAGE

照りつける太陽が厳しい時間帯にも関わらず
初っぱな【DOWN BEAT STOMP】【スキャラバン】の立て続け

スカパラ、通してぶっとびまくりのとても良きセトリだったぁ…

先の2曲を爽やかスーツでおおはしゃぎして演奏するおじさまたちに
早くもついていけるのか心配になったけど
それ以上に最後までワクワクが止まらなかった

お馴染み【Paradise Has No Border】では暑さそっちのけで右に左に走り回り
相変わらず癖の強い(失礼)茂木さんMCからの名曲【銀河と迷路】では歌もしっかり聴かせてくれた

中でも最高潮だったのは
不意打ちの奥田民生登場
泣く子も黙る【美しく燃える森】

宮本さん(エレカシ、このあとだったからね!)と
TOSHI-LOW(実家、水戸だからね!)に期待しすぎてて完全ノーマークで
旦那氏ともども、うぇぇええーー!と叫んでしまった

スカパラ、直近のコラボはミスチルの桜井さんとだからか
「桜井です!!」と終始言い張っていた民生氏だけど
美しく燃える森が最高なのよ。
歌詞と音楽と歌声と、小学生だった私もときめいたんだから。
聴かせてくれてありがとう

しっとりした気分でいたけど
【遊戯みたいにGO】
【ペドラーズ】と最後に踊れる曲を二曲

前者
ビバラの時、SEと化してて残念に思ってたからやっと聴けて歓喜

後者
最後にこれでもかと暴れるスカパラの面々と一緒に遊ぶのに必死になった

この時かな?
北原さんがトロンボーンぐるぐる回してGAMOさん&加藤さんあたりが座ったり立ったり遊んでたのがとても良き

そういえばParadise~の時に
NARGOさん→指ハート
大森さん→肘ついて両手に顎のせ女の子スタイル
っていうのがすごい印象的なんだけど

私はスキャラバンだかペドラーズだかでオキオキ言われて足ルンルンになりながら鍵盤弾く沖さんとか
低音は任せろ!絶対的安定感、激渋つよしさんがツボです。
聞いてませんね。

「またね!じゃあね!!」というひとしきり遊んだあとにぴったりな谷中さんの言葉で
スカパラのステージは終了

本当に楽しかったなぁ…
また踊りたいなぁ…


あまりに楽しすぎて字数めちゃ割いてるぅぅ…



3組目:ポルノグラフィティ@GRASS STAGE

今回のロッキン参加は全アーティストを観てから決めたのだけど
このお二人も一因となっている。
実はわたくし、熱烈なラバッパー(ポルノのファンクラブ会員)だったのです!!

小中どっぷりで、高校生の時に武道館ワンマン行ったの
それが人生初ライブ
まさか長いときを経て二回目の機会が来るとはね。
一人ドキドキでその瞬間を待つ


ワンマンライブのようなオープニングに続きステージ上に姿を現した昭仁&晴一

二人とも似たようなヒョウ柄っぽい服
74ersなのにやんちゃ!と一人感動していたら
一曲目【メリッサ】

昭仁、歌声が変わらん!
晴一、ギターに力が入るとアヒル口に拍車かかるの変わらん!!

続く二曲目【ハネウマライダー】では
会場にタオルヘリコプターを煽る

GRASSは人でいっぱい
後ろの後ろの人までタオルを回すその光景に
「新藤みとるか!すごい景色じゃのぉおー!」と昭仁

でました
MCというか音楽番組でさえもぐいぐい見せてくる「ワシらがポルノグラフィティじゃ!」感
ふいのこの感じ、すごくいい。
今、このGRASSに立ってるのは俺たちだという自信があってすごくいい。
ポルノグラフィティはロックバンドですよ。

「皆さん知っていたら歌ってみてください!」の声で歌い始めた【サウダージ】はいわずもがなの名曲
何度聞いても晴一の女性言葉の歌詞が素晴らしいのぉ…


メジャーどころ3曲を終えてまだまだその場にいたかったけれど
【カメレオンレンズ】を背にここで私はLAKEへ大移動

あとでセトリみたら今年はミュージックアワー…やってたね。
変な踊り、したかったけど少しだけでも会えたから無理して観に行ってよかった。
また観られるといいなぁ。


次からは夢みたいなLAKE三連発なのですが
文字数エグくなりそうなので後半へ続くです。

トップ画はスカパラ前のGRASS STAGE
晴れすぎ