お気に召しませご主人様 ~でもそれ出汁だし~

日常とか音楽とか映画とか。
ディズニーとかお笑いとか食べ物とかを日記的に書いていきたいと思います。

そのニューワールド

2015-08-24 20:23:01 | 映画
【学校の怪談2】にて
懐かしさと前田亜季の可愛さに殺されまくり
子供たちの友情に涙するという
真夏の摩訶不思議体験をしてしまいました。



昔を懐かしむって
大人か!!


大人なんだなぁ…







そして昨日

こちらも初めて観たのは小学生の時かな?

まさかこのシリーズを劇場で鑑賞する日が来るとは思っていなかった…



テッテ~ テッテ~♪

テレテ~ テテ~テ~テ~♪



【ジュラシックワールド】

観てきたよー!!


3D押しの映画だから吹き替えが多くて、劇場なかなか探したけど
"3D IMAX 字幕"で観てきたよー!!!

木村佳乃さんの吹き替えはCMからの棒読み加減ですでに戦慄してたんで
回避できて心からよかった(怒られろ)。



以下ネタバレありのざっくりしまくり感想

また、【ジュラシック・パーク】【ロストワールド】【ジュラシック・パーク3】も
うっすらネタバレしてますので
未見の方注意で。



★舞台★
1日2万人以上が観光に訪れる
動物園ならぬ恐竜園
"ジュラシック・ワールド"


★ざっくりしたあらすじ★
ジュラシックワールド内の施設にて
客寄せのためにTレックスの交配種+遺伝子操作を行ってつくられた最強のティラノサウルス
"インドミナスレックス"が逃げ出し
翻弄される人々の戦い。


★ざっくりした登場人物★
オーウェン…元海軍の軍人で4匹のヴェロキラプトルをなかなか手懐けている強者
クレア(下参照)とデート経験あり
ちなみに中の人、クリス・プラットは元スターロード

クレア…科学者で"ジュラシック・ワールド"の運営者
恐竜を"ビジネスの道具"としか思っていない冷たい人間
ザック&グレイ兄弟の母親の妹なので二人からはもちろん"クレアおばさん"と呼ばれるが
劇中でシチューを煮こむ描写はナシ。

ザック…ジュラシック・ワールドを訪れたイケメン兄弟の兄
恐竜よりも女の子大好き!
昔の話を持ち出し「いつも俺が助けるじゃないか…」とか言って弟との絆アピールをするが
【グレイの制止を聞かずに立ち入り禁止エリアに入ったためインドミナスに襲われた】という事実を私たちは決して忘れてはならない。

グレイ…ジュラシック・ワールドを訪れたイケメン兄弟の弟
恐竜大好き!
洞察力がハンパない。

ザラ…クレアの側近
兄弟の世話をなんとなくみてくれる。
何も悪いことしてないのに
『プテラノドンにひっかかれ、水に何度もたたきつけられ、そのプテラノドンもろともモササウルスに丸呑みされる』という
劇中で一番イヤな命の落とし方をしている。

ジュラシックワールドCEO…お偉いさんなのにヘリを自ら操縦するアグレッシブな人
だけど腕はあまりよくないので大泉さんはまず乗れないと思う。
インドミナスレックスの暴走を止めようとするも命を落とす。
M・ナイト・シャマラン似(姉の感想)

デブっちょ…インジェン社のセキュリティ担当にも関わらずオーウェンのラプトルに異様な興味を持つ。
その正体は軍事兵器として恐竜を使おうとしているトンデモ発想の持ち主でした。
一応のヴィラン

メガネのオペレーター…恐竜好き
彼が逃げ出していたら恐竜大戦争を終わらせることができなかった。
グッジョブ!

オーウェンとともにヴェロキラプトルを手懐ける黒人さん…2人目の強者
ラプトルに愛を持って接する。
デブっちょという愛称の名付け親
生きててよかった。

ザック&グレイ兄弟の両親…二人のジュラシック・ワールド行きを笑顔で見送るも
『家で食べる最後の朝ごはんだったりして』とか言って
"ジュラシック・ワールドが危険な場所と知りながらあえて行かせて子供を×××す鬼畜親かと思わせる"という
ややこしいトラップを仕掛けてくる。
ただ二人が離婚の危機にあるだけやないかい!




★感想★
とりあえずハラハラ感を劇場で味わえてよかった!とは思った。


ただうーん…
前3作からは明らかに見劣りするかなぁ。


まず一つ目に
観終わったあと
"キーワードで明確に残るシーン"というものがない。

例えば
1…【トイレ】【コップの波紋】【キッチン】

2…【幸運のリュック】【犬小屋】

3…【霧の中からプテラノドン】【近づいてくる着信音】


この言葉だけで3作品ともたぎれるんだけど
ジュラシックワールドでは象徴的な場面が見つからなかった。


それに関連すると思うけど
捕食シーンとか死の描写がまた
かなりマイルド。

あの【ロストワールド】の"Tレックス本土上陸"みたいに
正直もっとお客さんがパックンされるものだと思ってたからねぇ…

ヴィランであるデブっちょは
ラプトルにすごく入れ込んでたから
ラプトルによって天に召せられるとは思ってたけど

唐突にあっさりとやられちゃったからちょっと拍子抜け。



そして二つ目に
メイン恐竜の【インドミナスレックス】のインパクトの弱さ

1…毒液吹きかけお腹からいただきます!【ディロフォサウルス】

2…見た目は子供、殺り方は大人!【コンプソグナトゥス】
会話しちゃうしジャンプ力ハンパない!【ヴェロキラプトル】

3…空からバンバン襲いかかる!【プテラノドン】


前3作品は純粋に
"恐竜の能力"に震えたけど
今回はあんまりにも遺伝子改良されすぎで
インドミナスレックスという生き物自体にリアリティを感じず。
脅威も特に抱かなかった。

きっと"人間が一番愚かだよー"ということを言いたいのではないかなとは思うけども
能力盛り込みすぎかよっ!



で、最後に
前作のオマージュ的シーンをもう少し!
ほんのもう少し欲しかったかなーという我儘。

【サイドミラーにラプトル】は1のシーンっぽいなとかは思ったし
【ホログラムのディロフォサウルス】には胸アツだったけど

【足音de波紋】が欲しかった。


小学生のとき
お風呂場で洗面器にお湯を汲み
足音で揺らして
『ジュラシック・パーク』という一発芸をやっていた身としては欲しかったのよ。




ここまでマイナス意見ばっかり書いちゃったけど
ラストの展開はすごく好きです。


ラプトルの性質"囲い狩り"を使ってのインドミナス倒し作戦失敗

ラプトルのDNA構造を入れ込まれていたインドミナスにより
『新ボス、オレ。旧ボス、敵。』と吹き込まれたラプトル四姉妹に襲われるオーウェンたち

オーウェンの文字通り超人的なコミュニケーション能力で
ラプトル四姉妹のうちの一人と和解し再びインドミナスを襲わせる

グレイの素晴らしい洞察力
「Tレックスやべーこえー…ってあれ?クレアおばさん、歯の数こいつ足りてないで!」

ハッとして急に駆け出すクレアおばさん
「そやそや、アイツおったやん!目には目を!インドミナスにはオリジナルを!!」

クレアおばさん、眼鏡のオペレーターに「9番パドック開けんかい!」と連絡

開放されたオリジナルのTレックスはクレアに誘導されて
インドミナスとバトル!

そこにラプトル四姉妹のブルー?もオリジナル側に参戦し
力的には平等でどっちが勝つかわからない状況!!

突然のモササウルス!!!
インドミナスをプールへ引きずり込み
オリジナルとブルーは森へと姿を消す…



で、ほんとにほんとのラスト

きっと閉鎖されたであろう
ジュラシックワールドの建造物に立ち
雄叫びをあげるオリジナルTレックスでフィニッシュ。

歯の数はインドミナスでは減らしてた驚きとか
ごっつぁんゴール的突然のモササウルスには思わず笑ったけど
この最後の雄叫び。

「俺を遺伝子改良して使おうとか
調子にのんな人間どもー!!」
「俺がオリジナルだー!!」
という声が聞こえましたね。


客寄せ…とゆーか軍事兵器に使おうとして
遺伝子改良された結果のインドミナス。

皮肉にもそのインドミナスの高すぎる能力によって犠牲となった開発者その他。
(結果的に兵器としては申し分ないけど)


ジュラシックワールドの目的が
【いかに人間が小さい生き物か学ぶ】というものでしたが
驕り高ぶるなよ、ということですね。

人間は神じゃない。
生き物を創り出してはいけないのです。







あ、こう見るとそうか。
【ジュラシックワールド】は動物パニック物としては作られてないのかもしれないね。


とゆわけで動物パニックとしては物足りないけど
ドラマとしては最高!!という感想に変更したいと思います。


私の感想が気になっても気にならなくても
これは映画館で観るべき映画なので まだの人はぜひ劇場へ。



うわー…
熱が入りすぎてすごく長くなってしまった…




そういえばロッキンについて書けてませんが
あとでほんとに書きます。

今週末はa-nationなので
それまでに。

以上

限りなく限りあれ

2015-08-17 03:30:31 | 日記
お盆休み?ナニソレ?
な私の職場


今年は別日に休みをもらってしまったので
お盆に実家に帰れませんでした。


たいした仕事もない
電話もほとんど鳴らない

夕方
遠くのビル群をみつめる





8月






私、友人、幼なじみが

長崎原爆の日
日航機墜落事故発生の日
終戦記念日の生まれだからか
幼い頃から命について漠然と考えることが多かった気がする。






今年は戦後70年
安保法案の可決などからか
テレビ放映は戦争関連がとても多く目立ちます。



金曜日
金ローにて
【火垂るの墓】

土曜日
フジテレビにて
【私達に戦争を教えてください】を観た。



前者
だいぶ昔に観た気がするけど
ほんと覚えてなかったなぁ。

その昔とは感じ方が変わったようで
今回は兄ちゃん・清太さんの無謀さの目立ち方に大きく動揺した。

だけどそれ以上にひどく胸を締め付けられたのは
ラストシーン
"現代のビル群を見下ろす幽霊となった二人の背中"


幽霊となった二人は
現代の日本の姿をみて何を思うのでしょうか。



ほんの70年前
生まれ落ちた時代によって翻弄されてしまった人生

奪われた数え切れないほどの命

奪ったのは自然災害などではなく
人間という事実

だけど70年で復興させたのもまた人間という奇跡

それだけのエネルギーを
もう二度と戦争なんかに用いてはいけないなと
ほんとに当たり前のことなんだけど
改めて強く思った。



後者
途中からの鑑賞。
「観たら絶対に落ち込むなぁ…」と思い
なんとなく流し見。

でも
松坂桃李が元日本兵の方に踏み込んで質問をする姿や
実際の壕に入る様子などをみて
しっかり観なきゃという気持ちがわいた。

当時の様子を聞いて
「歩み寄っても歩み寄っても想像を越えてくる」
と彼は絶句していましたが
本当にその通り。

どんなに戦争は怖いとかひどいとか
わかった気でいても
実際にその場に身を置いた時の心情は
計り知れないものがあるだろう。


だからこそ
やっぱりリアルな体験を言葉で伝えていかなきゃ
若い人たちはそんな過去を自らで知ろうとしなきゃと思う。



8月9日に
『なんでもない日、おめでとう』と
ディズニーの公式がツイッターにコメントを載せたと問題になりました。

これ1000歩くらい譲って
"(昔はひどい出来事があった日だけど、今は幸せに暮らせている)なんでもない日、おめでとう"って意味かな?
とか考えたけど
やっぱり元々は【アンバースデー】だし
ありがとうならまだわかるけどおめでとうってことはないし…
てかどうあがいてもなんでもない日ではない、と不快になったのですが

アカウントの中の人は若いのかな。


こんな大馬鹿無神経野郎自体が
クソだというのはわかるけど

教育ができていない日本の社会にも愕然としたのはわたしだけではないと思います。



もっともっとよく知らないとなぁ…



偉そうなこと言ってるけど
私は小中高と歴史をなめてたので
今になって絶賛後悔中。

がんばろう。




とゆわけでこのお盆のあいだに思ったことでした。




ホントはロッキンのこと書こうと思ってたんだけど
一緒くたにするのは違うなと思ったので
それはあとでねー。

一週間経っちゃったけど書くぞー!!



にしても【火垂るの墓】の放送がもしもロッキン前だったら
テナーの『NO ~命の跡に咲いた花~』とか
ACIDMANのステージ
まともにみれなかったとおもう。

ちょっと安心。



写真は職場のおばちゃんが後日焼いてきてくれたまさかの誕生日ケーキ

感謝でしかない。