だってママちゃんだもん

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生物の起源ストロマイトライト

2017-09-01 08:21:25 | 旅行
旅行3日目。
この日はいよいよ今回の目的の一つピナクルズへ250キロの旅。

途中、ヤンチャップ国立公園でコアラ、カンガルーに出会う。
この日の天気は微妙な曇り、時々雨。

そのおかけであちらこちらにカンガルーに出会うことが出来た。

車掌からは白い砂漠が見える。


印度洋の青さも素晴らしかった。


次に見学したのは酸素形成の起源とされるストロマトライト。

ストロマトライトは地球の一番古い岩石から発見されただけでなく、いまでも世界の数ヶ所でまだ生きている。

現在の地球の大気には、21%の酸素が存在している。

これは光合成を行う生物のはたらきによって、酸素の量がふえた結果だそうだ。

25~27億年前頃から、光合成を行う細菌や藍藻などの活動が活発となり、酸素が大量に発生するようになり、
この頃に、藍藻によってつくられたのがストロマトライト。


光合成によって増加した酸素は、海水中の鉄を酸化して縞状鉄鉱層をつくりながら、やがて海水中で飽和状態となり、
10億年くらい前から大気中の酸素濃度が増えていった。

大気の上層部ではオゾン層が形成され、有害な紫外線をさえぎることで、生命が陸へ上がる条件が整っていったと考えられている。

実は酸素形成の起源とされるストロマトライトの存在と言うものを今回初めて知った。

その後、再び車を走らせナンバン国立公園の中にある
荒野の墓標とも呼ばれる奇岩群ピナクルズの観光となる。

続く


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