旅行5日目。
ウユニからラパスへ移動し、ロープウエイに乗車。
標高4000mのアッパーラパスから3390mのローワーラパス迄17分の天空の旅で街を一望。
このラパスは下に行くほど高級住宅街となっている。
上から下へと移動しながらその住宅の変化が良く分かる。
上の方の住民達は洗濯機を使わずに手洗いしていると言う。
お喋りなおばさんが「何で洗濯を手洗いしてるの?」と一緒に乗ったガイドにバリバリの日本語で聞いている。
ガイドは何を言ってるのか分からないと困り顔で私を見るので通訳すると
「上の方は洗濯機のある家もあるが、ほとんどの家に洗濯機はない。値段が高いと言うのも理由の一つだが、
彼らの仕事は重労働で汚れがひどい為手洗いした方が綺麗になりと思っている」と言う。
地震はあるのか?上の建物の造りはこんなだけど大丈夫なのか等々を日本語でガイドに聞く。
地震はほとんどないと言う話だ。ここ最近は雨が少なく困っているとも言っていた。
もはや私は通訳状態だが、正直、私も今では旅行以外はほとんど英語を使わないのでスラスラ英語が出てこない事もしばしば。
頭の中で文章を組み立ててから話す事もw
そうこうしている内に到着。
ムリリョ広場で大聖堂、国会議事堂等を見学後、塩チョコレートのお店へ。
この塩チョコだが、思った以上に高い。
日本で買ったら200円位の大きい板チョコ一枚が大体5ドル~6ドル、小さい物でも2ドル前後と高い。
お土産に何枚か購入したが、貰った人は分かってくれるだろうか。。。w
その後、サンフランシスコ教会の近くで昼食となるが、昨晩から新婚さんのご主人が下痢と腹痛で具合が悪く、
ホテルへ戻ったら病院へ行くことになっていると言う話だった。
昼食後は猿名が通りの散策、その後、45分間の自由時間を貰い買い物。
と、ここで事件発生。
私は欲しい物があったので添乗員、ガイドと集合場所へ戻りながら買い物せず、
2人の若いお嬢さんも一緒に来ると言うので3人で今来た道を戻る事に。
その時に、集合場所の教会までの道を添乗員に私は2回も確認した。
買い物を終え、いざ集合場所を目指すも何となく雰囲気が違うので私はお嬢さんに教会の写真を出せと指示。
私は数と~は何処ですか?位の単語を知っていたので
スペイン語は分からないが写真を見せながら教会は何処ですか?と聞いた。
曲がらないと言っていたがやはりどこかを曲がらなければいけなかったようだ。
無駄に歩きたくない私は2ブロック戻った所で再び女性に道を聞く。
と、ここを降りて左と言うような事を言っている。
未だ集合時間まで5分ある。ぎりぎり間に合うだろう。
階段を下りた所で再び女性に教会はこっちかと聞くとそうだと言われた。
私達は小走りにその道を進むと直ぐに私達のバスを発見。
運転手も私達と分かったらしく手招きされたが、集合場所は教会なのでスルーして教会へ行こうとすると、
運転手が電話するから大丈夫、バスに乗れと言うので私達はバスに乗り皆が戻るのを待つことにした。
座って1~2分もしないうちにすごい勢いで添乗員が現れたと思ったらいきなり
「こら!!そこの3人!!何やってる!!集合場所は教会だって言ったのに!!皆あんたたちを待ってるのに!!」
と、すごいけんまくでまくしたてられビックリした。
正直何回も旅行しているが、こんな事は初めてだ。
確かに集合場所に行かなかった私達が悪い。
でも、運転手が電話すると言うから。。。
間もなく全員がバスに戻って来た。
私達は皆に謝罪したが、「嫌々大丈夫」と、添乗員が怒るほど皆は気にしていない様子だった。
後からガイド達と買い物しながら集合場所へ向かった相棒に聞くと、
途中で添乗員が私達3人がいないと探しまくっていたというのだが。。。
自由時間なのだから一緒に行動しなくても良いのでは?
添乗員としては迷子になられでもしたら自分の責任を問われる。大変だと思った様だ。
私がちょっとあれ?と思ったのはバスで怒鳴られた時に、
「ちゃんと戻って来て良かった。心配してた」と言う言葉は一言もなかった。
この後、ホテルへチェックインし、ホテル近くにあるスーパーへ買い物に。
未だ高山病の相棒は行かずベットで横になっていた。
残念ながら新婚さんもスーパーには行けず、通訳と共に病院へ行った。
つづく