猫のお散歩の記事を、「
前書き」と「ハーネス編」で分けました。
前書きは
コチラ
になります。

それでは、以下より
ハーネス編です。
■ハーネスについて■
ハーネスは、今や猫用でもたくさんの種類が出ています。
大きく分けると、「
紐型」「
ベスト型」「
エプロン型」があります。
※首輪にリードを直接つけるというのもありますが、コタのようにグイグイ引っぱる子や、突然走り出したりジャンプする子には、首への負担が大きいので、ここではオススメしません。
注意する事は、猫は
身体が柔らかいので、どのタイプも
抜けるものだと考えてください。
逆に言えば
抜けないハーネスは無いです。
紐のハーネス
身体に触れる部分が少なく、首輪の延長のようなものなので、比較的猫さんに受け入れられやすいです。
しかし、サイズをちゃんと調節しなかったり、コタのように良く動く猫さんには、
かなり抜けやすいのも事実です。

前足を通して後ろで止めるタイプと、首と胴に輪を通すタイプがあります。
うちのは、着せやすさと首への負担を考えて「前足を通す」タイプを購入して使用していました。
しかし、後から考えると「首と胴に輪を通す」タイプの方が、抜けにくかったかもしれません。
ベスト型ハーネス
服のように胴を包み、マジックテープで留めるタイプが主流です。
これは、普通に歩く分には抜けませんが、
前方に引っぱるとアッサリ脱げるので、要注意!。

この写真のコタが着ているのは
ハンドルベスト
という商品です。
これは、布地が厚めでシッカリしている商品なので、初めて着けた子は
固まっちゃったり、匍匐前進状態になる子が多いと聞きます。
しかし、complex_catさん家の
ユッチのように、最初は匍匐前進でも、徐々に慣れてくる場合もあります。
また、
やわらかい布で作られているハーネス
もありますので、ご参考までに。
エプロン型ハーネス
これは、私が勝手に命名しました。
neco*nanoさんの作成される
ハーネスや、ポンポリース(ネコポン)の
スーパー胴輪
など、おなか側が布で、後ろがベルトのように調節できるタイプです。
ちょうど、紐とベストの中間タイプですね。
ぐるっと身体を包まないので、ベスト型よりは猫さんに受け入れやすいと思います。

コタが着ているのは、
neco*nanoさんに、布持込でオーダーしたもの。

特にneco*nanoさんのハーネスは、首と胴の2ヶ所でキッチリ調節できるので、私の経験上では、
最も抜けにくいハーネスと言えるかもしれません。
番外編:重ね着ハーネス
これは、紐やエプロン型ハーネスに、パーカーなどを重ね着したものです。
(パーカーの背中には、リードを通す穴が開いています)

洋服OKな猫さんならではの、上級者向け着こなしです。
これは抜けにくいです!
脱がせるときは、服を着たままハーネスの首と胴のバックルを外し、一気に両方を前に引っ張ります。
ハーネスの種類については、こんな感じです。
■ハーネスの着せ方■
着慣れぬものを着せようとすると、大暴れする子もいますよね。
コタも最初は全然ダメで、紐ハーネスなのに着せるのに30分以上もかかっていました。
しかしある日、外に出たくて玄関の前でドアをカリカリやっている時に、ささっと着せたらアッサリ成功。
そのままドアを開けて、散歩に出ました。

それ以来、その方法を繰り返していたら、今ではいつでもどこでも、何でも着れるようになりました。
どうやら、
他に気が向いてる時が狙い目のようです。
コタの場合、ハーネスを着けた事を理解する前に、目の前に外の景色が広がったのが良かったのかも。
ハーネスだけの記事なのに、ずいぶん長くなりました。
長文を読んでくださった方々、ありがとうございました。
次回は“
リード編”です。
リードは
ハーネスにつなげる物ですので、併せて読んでいただければ幸いです。
猫のお散歩について、聞きたいことがあれば、分かる範囲でお答えし、また記事に反映させていきたいと思います。
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