猫のお散歩・ハーネス編に続き、今回はリード編です。
ワンちゃんのお散歩では、リードである程度の進行方向を示してあげたりします。
歩かない場合は、強く引いたりもします。
しかし、猫のお散歩はワンちゃんのそれとは違います。

「猫のお散歩に行く」というのではなく、
「猫のお散歩に付き合う」という感覚だと思ってください。
下記は、「反省猿」で有名な村崎太郎さんの言葉です。
“リードは身の自由を奪うためではなく、命を守るためのもの”
この言葉を聞いた時、大きく大きく頷きました。
コタのお散歩用リードは、フレキシ・コンフォート
という、5mまで伸びる伸縮リードです。
軽い力で伸びますが、手元でロックも出来ます。
(先の金具の所についているのは、交通安全の願いも込めた猫守りです)

コタは、冬になると枯れ葉を追いかけて庭中駆け回ったり、用水路から1.6mジャンプして庭に戻ったりとアクティブなので、伸びるリードにしました。
走り回るような猫さんでなければ、短いリードで充分だと思います。
■してはいけない事■
猫のお散歩では、してはいけない事があります。
リードをどこかに繋げっぱなしにしない
前回も書きましたが、猫の身体は柔らかく、ハーネスは抜けるものです。
リードを固定したままですと、力づくで脱いでしまいます。
万が一繋げる時は、決して目を離したり、離れたりしないでください。
リードを強く引かない

猫は、道なき道も自由に歩きます。
リードはなるべく弛ませておき、動きをキツく制限しないようにしましょう。
しかしリードが地面を引きずると、猫の身体に絡んだり嫌がったりする場合があるので、浮かせておくのが良いです。
あくまでも、繋いでお散歩というのではなく、
猫に付きあっているという気持ちで。
リードを前方に引かない

これは絶対にしてはいけません。
ハーネスが脱げやすくなるからです。
■こんな時はどうする?■
猫は、道がなくても歩きますし、狭い場所、高い所にも登りたがる事があります。
万が一を考えると、飼い主さんの手が届かない(フォローできない)場所には行って欲しくないですよね。
もしも、そういう場所に向かってしまったら・・・
まずは、(ちょっとだけ)クッ!とリードを引き「ダメ!」と、叱り言葉を言います。
(今後のために「ダメ!」を覚えさせます)

それでも行こうとした場合、
一度抱き上げ、別方向に方向転換させます。
別方向を向かせると、向かっていた場所を忘れて、そのまま歩き出したりします。
何度、方向転換させても行こうとした場合は、もう抱き上げて(安全な場所まで)移動してしまった方が良いです。
猫のお散歩の場合、方向転換はリードで無理にやらずに、抱き上げて行う事がポイントです。
また、緊急の場合はリードではなく、
ハーネスと身体を直接おさえてください。

ちょっと待ったー!落ちるでしょうが!
苦手な物や動物が近づいてきたら・・・
コタは、ワンちゃんや車、自転車などが苦手です。
これら苦手な物や動物が近寄ってきたら、
早めに抱き上げてその場所を離れてください。
でないと、パニックを起こしてものすごい速さで走り逃げ、リードが手から抜けたりします。
逃げ場所が無い場合は、なるべく端っこに寄り、
飼い主の身体を盾にして地面に伏せさせてください。
抱っこした場合、暴れて引っ掻かれたりする事があります。

キャリーを持参の場合は、その中に一時退避させるのも良いです。
リードを無理に引っぱると、本当にハーネスが抜けるんですよ・・・(これで、何度泣きを見たことか
)
リードが絡んだら・・・
猫はゴロンゴロンしたりして、割と良くリードが絡みます。
絡むとパニックになる子も時々居ますので、なるべく絡まないようにするのが望ましいです。

写真のように、絡んだまま歩き出したら・・・。
リードを低くして地面にくっつけ、自分で歩きながら外させます。

コタはもう、すっかり慣れちゃってます(笑)



またまた長文を読んでくださった方々、ありがとうございました。
リードの扱いが、ワンちゃんとは意識的に異なるので、
お散歩する中では、一番気を使います。
次回は“キャリーと環境、虫除け対策編”です。
ご質問、不明な点、知りたい事がございましたら、コメント欄や右メニューのメッセージBOXなどから、お気軽にどうぞ。
分かる範囲でお答えし、また記事に反映させていきたいと思います。
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ワンちゃんのお散歩では、リードである程度の進行方向を示してあげたりします。
歩かない場合は、強く引いたりもします。
しかし、猫のお散歩はワンちゃんのそれとは違います。

「猫のお散歩に行く」というのではなく、
「猫のお散歩に付き合う」という感覚だと思ってください。
下記は、「反省猿」で有名な村崎太郎さんの言葉です。
“リードは身の自由を奪うためではなく、命を守るためのもの”
この言葉を聞いた時、大きく大きく頷きました。
コタのお散歩用リードは、フレキシ・コンフォート

軽い力で伸びますが、手元でロックも出来ます。
(先の金具の所についているのは、交通安全の願いも込めた猫守りです)

コタは、冬になると枯れ葉を追いかけて庭中駆け回ったり、用水路から1.6mジャンプして庭に戻ったりとアクティブなので、伸びるリードにしました。
走り回るような猫さんでなければ、短いリードで充分だと思います。
■してはいけない事■
猫のお散歩では、してはいけない事があります。


前回も書きましたが、猫の身体は柔らかく、ハーネスは抜けるものです。
リードを固定したままですと、力づくで脱いでしまいます。
万が一繋げる時は、決して目を離したり、離れたりしないでください。



猫は、道なき道も自由に歩きます。
リードはなるべく弛ませておき、動きをキツく制限しないようにしましょう。
しかしリードが地面を引きずると、猫の身体に絡んだり嫌がったりする場合があるので、浮かせておくのが良いです。
あくまでも、繋いでお散歩というのではなく、
猫に付きあっているという気持ちで。



これは絶対にしてはいけません。
ハーネスが脱げやすくなるからです。
■こんな時はどうする?■
猫は、道がなくても歩きますし、狭い場所、高い所にも登りたがる事があります。
万が一を考えると、飼い主さんの手が届かない(フォローできない)場所には行って欲しくないですよね。


まずは、(ちょっとだけ)クッ!とリードを引き「ダメ!」と、叱り言葉を言います。
(今後のために「ダメ!」を覚えさせます)

それでも行こうとした場合、
一度抱き上げ、別方向に方向転換させます。
別方向を向かせると、向かっていた場所を忘れて、そのまま歩き出したりします。
何度、方向転換させても行こうとした場合は、もう抱き上げて(安全な場所まで)移動してしまった方が良いです。
猫のお散歩の場合、方向転換はリードで無理にやらずに、抱き上げて行う事がポイントです。
また、緊急の場合はリードではなく、
ハーネスと身体を直接おさえてください。

ちょっと待ったー!落ちるでしょうが!


コタは、ワンちゃんや車、自転車などが苦手です。
これら苦手な物や動物が近寄ってきたら、
早めに抱き上げてその場所を離れてください。
でないと、パニックを起こしてものすごい速さで走り逃げ、リードが手から抜けたりします。
逃げ場所が無い場合は、なるべく端っこに寄り、
飼い主の身体を盾にして地面に伏せさせてください。
抱っこした場合、暴れて引っ掻かれたりする事があります。

キャリーを持参の場合は、その中に一時退避させるのも良いです。
リードを無理に引っぱると、本当にハーネスが抜けるんですよ・・・(これで、何度泣きを見たことか



猫はゴロンゴロンしたりして、割と良くリードが絡みます。
絡むとパニックになる子も時々居ますので、なるべく絡まないようにするのが望ましいです。

写真のように、絡んだまま歩き出したら・・・。
リードを低くして地面にくっつけ、自分で歩きながら外させます。

コタはもう、すっかり慣れちゃってます(笑)



またまた長文を読んでくださった方々、ありがとうございました。
リードの扱いが、ワンちゃんとは意識的に異なるので、
お散歩する中では、一番気を使います。
次回は“キャリーと環境、虫除け対策編”です。
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