猛暑が続いている。
自慢じゃないが(自慢にならん!)暑さにはからっきし弱い。
朝からソファーにだらしなく寝そべり、脇腹をポリポリと掻いて、
「うー、暑い。こんままじゃ溶けるかもしれん。」
「勝手に溶けてろ!」
「どっか逃げ出すぞ。」
「どこにね。」

ここである。
くじゅうである。
タデ原湿原である。
早速、湿原を散策だ。

カワラマツバ

オカトラノオ

ミソハギ
湿原を渡る風が実に心地良い。
・・・と言うか、

心地良いを通り越し、時折、帽子を飛ばされそうな風が吹いているが。
そのせいか、湿原名物のホオアカは、草むらに隠れ、中々姿を見せてくれない。
この日撮れた唯一のホオアカである。

ウラギンヒョウモン

モンキチョウ

ハンカイソウ

野焼きのせいだろう。
一部木道が焦げている。
本体が無事であったのは、まことに僥倖と言わねばならぬ。

カキラン

アオタチカモメヅル

タチカモメヅル

ノハナショウブ

チダケサシ

クサレダマ(草連玉)
この花の名誉のために和名も添えておく。

モウセンゴケ
肝心の花は、見事にピンボケである。

ナツツバキ

湿原のテラスで昼ご飯である。
「パンが似合わん!」と言うご意見には、耳を貸さない。
腹拵えが済んだら、自然林を散策だ。

ヒガラ
酷いピンボケだが、臆面もなく掲載する。

アオゲラ
こちらは遠すぎて、あり得ないトリミングで掲載だ。
男池へ移動。

ショウキラン

ワタナベソウ

ヤマトウバナ

「綺麗なカメムシおるよ。」
「ほえー、なんちゅうとやろか。」
どうやら、アオクチブトカメムシというらしい。

ツチアケビ
この一輪だけが残っていた。

オニノヤガラ

湧水の冷気の影響で、こちらは更に快適である。


ツクシガシワ

ツクバネソウ

タマガワホトトギス
オマケ

帰り道で見かけたオオキツネノカミソリ。