天草ネタで3回も引っ張るのはいかがなものか、とも思うが、
なんてったって天草だ。
海の幸に触れぬ訳にも行くまい。
初日の昼は「道の駅宇土マリーナ」で海鮮かき揚丼を頂く。
このくそ暑いのに、外でランチを頂く羽目になったのは、ひとえにこいつのせいである。
だって、車に残す訳にはいかないだろう。
新鮮なエビやイカをかき揚にしたものだ。味噌汁はあさり汁である。
シャリ
衣もカラリと揚っているし、エビもイカもプリプリである。
ボリュームも満点だ。
この日はこの民宿に泊まった。
『ペットと泊まれる』が条件だから、こちらに選択肢はない。
玄関や廊下、そして肝心の客室は御世辞にも綺麗とは言えぬ。というよりボロい。
それに、
もともとラブホテルだったのだろう。
部屋にその痕跡が残っていて、もう少しどうにかならぬか!と文句を言いたくなるレベルと書いておく。
まあ、しかし
料理がよけりゃそんな事はどうでもいいのも事実だ。
大きな期待を持ってテーブルに着いた。
団扇エビ
グルメ番組のバカレポーターなら、一つ覚えの「あまーい!」が飛んできそうだ。
人間、肉や魚を食って、真っ先に甘みを感じるはずはないといつも思う。
普通に「旨い」と言えばいいのに。
ウニ
あまーい。
きびなご
新鮮。
他にも鯛やヒラメなど白身の魚はプリップリの食感で旨味も乗って文句なし。
敢て言うなら、
カンパチ、イカ、鯖は若干、あれ?
であった。
煮つけ
イマイチ、いや、うーん
煮すぎ!
冷酒をいただく。
地元に敬意を表し「天草四郎」という酒を選ぶ。
・・・残念。
あさりの味噌汁
これは旨し。
大満足とまではいかぬが、ほぼほぼ満足という微妙な晩餐であった。
ただし、何度もいうがここは天草である。
この料金でこの内容?スゲエ!!
って話をいくつも聞いていた。
どこかでそれを期待していた自分がいたが 、そうはうまくいかなかったようだ。
帰りに買った650円のワタリガニもついでに紹介しておこう。
これだ。
爪の片方が取れている。市場に出せないカニなんだそうだ。だから安い。
別に爪の部分を食べる訳でもないし、全く問題ない。
先に茹でられた先輩ガニを視界にとらえ、自分の運命を悟ったか、爪を振り回し抵抗する。
ザブン、
バシャバシャ
断末魔の足掻きを見せるも、哀れワタリガニも一巻の終わり。
悪いな。
大事に、そして美味しく頂くよ。
うまし!!
もう一つついでに、
一匹100円で買った連子鯛も。
家内作、煮つけ
言いたかないけど、民宿の煮つけより遙かにこっちが旨い。
見た目もピンク色だし。
ふっくらと煮上がってるし。
でも、逆にもう一度、余計に天草へリベンジで行きたくなった。
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