朝ドラを観ながら、始まったばかりの一日を、どう過ごすか考えている。
「よし、こうしよう。今から動物園に行こう。暫く行っとらんやん。」
「どこの動物園に?」
「そうさなあ・・・」
鼻くそをほじりながら、思いついたのは、
到津の森公園である。
福岡もしくは大牟田、
動物園ならもっと近くにあるのに、何故に100kmも離れた北九州までって?
決まっているではないか。
暇人だからだ。
暇人にとって、あらゆる合理性は無意味なのだ。
では、さっそく入園しよう。
ジリジリと太陽が照りつける。
瞬く間に、汗びっしょりである。
暇つぶしに動物園を選んだ事を、入場2分で後悔する。
シセンレッサーパンダ
ズンズンと近寄ってくるレッサーパンダ。
暑くても何でも、この可愛さである。
最早これは反則である。
プレーリードッグ
アライグマ
ワオキツネザル
クロキツネザル
ホオジロカンムリヅル
バードケージにて
おなじみのフラミンゴ
アフリカクロトキ
おっと、アカツクシガモやん。
干潟では、中々見かけない希少種。
仮にいたとしても、遙か彼方にしかいない。
なのにここでは、1m前を悠然と歩いてたりする。
アマサギ
オシドリ
バン
ウズラ
アオバト
ワライカワセミのオス。
鳴声が、人の笑い声にそっくりと言う。
こちらはメス。
しばらく前で待っていたが、どうやら今日は、笑える気分じゃ無いらしい。
そうだよな。暑いもんな。
拳を丸めて毛繕い。
こんな仕草を見ると、でかい図体をしていても、やっぱり猫である。
マンドリル
熱帯育ちでも、今年の暑さは応えるらしい。
ミーアキャット
皆、同じ一点を警戒している。
ただねえ。
胡坐は止めようぜ。緊迫感が伝わらないから。
はい、こっちむいて、、、チーズ。
ちゃっかり背後から、キリンが記念撮影参加である。