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Tシャツとサンダルの候

篠栗九大の森他

一年ぶりに《篠栗九大の森を歩く会》に参加した。



篠栗九大の森を歩く会とは、

九州大学の演習林を歩き、その間に出会った植物、爬虫類、両生類、昆虫、そして鳥類その他、あらゆる生き物を分類し、記録していく会である。

但し、植物に関してはキリがないので、対象は『花か実があるもの』となっている。

当然この時期なら、花を咲かせる植物も、虫も蛙もトカゲも少なく、対象は野鳥中心となる。


さっそく・・・



ほらいた。


「マミチャジナイですね。旅鳥です。」


カメラのディスプレイを覗きながら、リーダーが図鑑を見て特定した。






カワウとマガモと・・・


「何ですかね。ちっこいのは。」

「うーん。」



ちっこいのが飛び立った。

羽の色から、どうやらコガモの雌だったようだ。



ヒシクイ




オオバン













あ、メジロいた!

明るい場所の設定のまま、慌ててパシャリ。

おかげで、思いっきり黒つぶれである。



ヤマガラ

これも同じくだ。



「江島さん。これは?」


呼ばれたのは私ではなく、家内の方。

年に一度参加の私と違い、ヤツはこの会には毎月参加している。

その甲斐あってか今は、キノコ担当になっているらしい。


「え?えーっと、ヒラタケ?・・・の一種?」

「はい、ではヒラタケで記録しましょう。」


キノコに限れば、かなりいい加減と言っていいようだ。



フユイチゴ




「ヤブムラサキの実です。綺麗ですねー。」

確かに。



キチョウ




サネカズラ




ラクウショウ

紅葉にギリ、間に合ったようだ。



最後に代表が、記録した動植物を読み上げ、次回の日程を決定し、解散である。



帰りは道すがら、幾つかの溜池に寄る予定だ。

何故か、帰り道でも何でもない義姉二人も一緒である。

九大の森を離れてすぐに、


「何か気分が悪くなってきた。」(家内)


訳を聞くと、九大の森でアケビの実を食べたとか。

ヤツは、アクのある食物全般に、アレルギーがある。


「なのに、何で食うとか!」(私)

「ほんとやん。」(義姉)

「トホホ」(家内)


アホである。



大添池

えーっと、ヘラサギとクロツラヘラサギは・・・

いないようだ。

去年辺りから、極端に飛来しなくなったのは何故だろう。



バン




コガモ♂


移動



大保池

鬼蓮はいつのまにやら、完全に姿を消していた。



ハシビロガモ




ホシハジロの群れに、ヒドリガモが一羽コッソリ隠れている。

似たようなカラーリング。

ホシハジロ達には、バレないとでも思っているのだろうか。


カイツブリ



まとまった雨がずっと降っていない。

お陰でどの池も、極端に水位が下がっている。

野鳥にとって、棲みづらいシーズンになりそうだ。

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