佐賀の干潟の帰り、背徳の(なんでやねん!)プリンを買った翌日は、久住である。
この時期は、何かと忙しいのだ。
今回もF夫妻と、くじゅう花公園で待ち合わせ。
そこから向かった先は、
一番水登山口である。
2週間前にもここに来たばかり。
ただし、今回の目的は山登りではない。
お目当ては勿論、朽網わかれの山桜だ。
遊歩道には、マムシグサがニョキニョキと。
そろそろ桜が見える頃だが・・・
「おー、咲いとる。良い感じやん!」
「わー、ホントだ。」
「オヤツにしようか。今回は佐賀で買ってきた・・・」
前日購った人妻プリンをテーブルに並べる。
爽やかな青空と桜をバックに並ぶ、背徳のプリン。
「こっちも、面白いの持ってきてるよ。」(Fさん)
一緒に並べられたのは、かいぞくかりんとう&ザビエルである。
人妻に海賊に宣教師。
テーブルはカオス状態である。
プリンを開けてみた。
蓋を包む紙の裏は、
『私を選んで下さって、ありがとうございます。 真由美』
取りようによっては、非合法の香りがする礼状になっていた。
では、いただきます。
「お、美味い!」
「このかりんとうも癖になるね。」
投稿2回にわたり、人妻プリンを引っ張ってしまった。
いい加減に止める。
オヤツが済んだら、花見再開だ。
陽光に透き通る銅葉。
山桜は、この銅葉に味がある。
帰りは牧場経由で。
桜を楽しむのは、今年はこれで最後かな。
野焼きが済んで黒々とした草原には、キスミレが一斉に芽吹いている。
フデリンドウも。
そして、
エヒメアヤメだ。
ここからは、それぞれ別行動。
F夫妻はくじゅう花公園へ。
私らは山鹿へと向かう。
続く