女山の神籠石を見た事がない。
女山がある瀬高町まで、距離にして20km程度のようだ。
前立腺検査で痛めつけられた、股間の回復具合を見るのには、ちょうどいい距離である。
ちょっくら自転車漕いで行くか。
キコキコキコ
矢部川を越えると、低い丘陵が見えて来る。
正面に見えるのが、標高203mの女山である。
『ぞやま』と言う。
おっと、ここかららしいな。
この林道を自転車で登るのかよ。
登り坂、嫌だー!
ヒィーーーー💦
太腿がパンパンになったころ、頂上に伸びる木段が見えてきた。
フー、
ここからは歩きらしな。
ちょいと待ってろよ。
低い山だが、ちょっとした山登り気分を味わえる。
出た!
神籠石の列石群だ。
高良山のそれと比べ、やや小ぶりの様に感じるが、
高良山では破壊されつくして無くなってしまっている、列石の上に盛られた土塁が、ここにはちゃんと残っている。
山茶花
猪に荒らされた山道を、神籠石に沿って登って行く。
どうやらあそこが女山頂上の様だな。
到着。
史跡公園内をしばし散策する。
山内古墳群
神籠石エリヤ内にある、円墳二基からなる古墳群である。
女山には神籠石を巡るトレッキングコースがあり、ここを下って行くと水門跡がいくつかあるようだ。
だが、今回はここで引き返す事にした。
何故って、
腹が減ったからに決まってるではないか。
次回のお楽しみに取っておこう。
来る時はヒーコラ言いながら登った坂道も、帰りはほんの数分である。
下り坂最高なのだ。
ドピューン!
今回のロードは約40km。
股間他、何の問題なし。
次回はもうちょい、距離を延ばせそうだ。