9月12日
秋とは名ばかりの、うだる暑さのこの日。
私達はこんな所にいる。
相変わらずの、樫原湿原である。
一応、ある目的があってやって来たのだが・・・
取り敢えず、木道をグルリと歩こう。
ワレモコウ
ノアズキ
ミゾソバ
いつの間にか湿原は、サワギキョウとオミナエシが主役に。
暑い暑いと言いながらも、湿原は少しずつ衣替えを済ませているようだ。
サワギキョウ
ノダケ
ツルリンドウ
サイヨウシャジン
ナンバンギセル
ホザキノミミカキグサ
ムラサキミミカキグサ
大きさはせいぜい3mm程度。
そんな被写体が、木道から4m程離れたところにある。
一度ファインダーから目を離してしまうと、、、あーら不思議。
さっきまで捉えていた花が、もうどこにあるか分らない。
私には激ムズの花なのだ。
イヌタヌキモ
ミズトンボ
ヒメミクリ
羽を広げるサギソウ。
残っていたのは、この一輪のみ。
ツリフネソウ
ママコナ
ノハナショウブ
ヒメアカネ
ハッチョウトンボに代表されるトンボ類は、湿原から姿を消しつつあるようだ。
ミスジチョウ
カラスアゲハ
モンキアゲハ
キアゲハ
ホシホウジャク
蜂に擬態する蛾だそうだ。
ツマグロヒョウモン
さて、今回の目的と言えば、実はブルービーである。
一昨年はオトコエシ。
去年はオミナエシの近くで、偶然撮る事が出来たのだが・・・
オミナエシにやって来るのは、蝶や他の蜂ばかり。
待てど暮らせど、幸せの青い蜂は現われてくれず、
ただただ、強烈な日差しにジリジリと焼かれるだけである。
「もう諦めた。ローストチキンになる前に次行くぞ!」
続く