朝から、いつもの山である。
観察を続けてきたこの蘭も、
満開となっている。
蘭にくっつく蜘蛛。
蜘蛛と言えば、登山道を歩くと、5m毎に蜘蛛の巣にからまれるようになってきた。
そのつど、「うあっ、ぺ、ぺ!」と呻かねばならぬ。
顔に纏わり付く小虫も多くなった。
涼しくなるまで、この山は撤退かな。
何てことを考えて歩いてたら、
この少し先で、何とスズメバチと遭遇。
スズメバチは、やたらと闘志満々である。
話が通じる相手ではなさそうだ。
山登りは中止だ。
慎重に後ずさりして、何とか難を逃れた・・・が、
この後、更なる災難が。
最後のロープ場を降りていたら、濡れた木の根で足を滑らせ、脇腹を思いっきり強打。
ロープを掴んだまま、暫し悶絶する私である。
グムムム
蜘蛛の巣は多いし、スズメバチには脅されるし、脇腹擦りむくし、
大惨事である。
もう、この山には登らん!
・・・秋までは。