もこ、お散歩いこか。
今日は早かね（もこ）
いつもはBS【とと姉ちゃん】が終わってから出かける散歩だが、日曜は朝ドラがないため、6時過ぎには散歩に出かけた。
まだ東の空に月が残っていた。
近い！
ヒゲにくっついとらんか。 よその犬のオシッコからもう少し離れるんだ、もこ。
早朝の風が心地よい。
前から気にはなっていたんだが、
ちゃんと両立しているんだろうか。
心配である。
さらに、
近所の者同士がこの店の事が話題になった時、
「あー、あの米屋さんを併設している不動産屋さんの事ね！」と言うのが正しいのか、
「あー、あの不動産屋さんを併設している米屋さんの事ね！」と言うのが適当なのか、
選択するのが大変厄介である事を店主は分かってくれているのだろうか。
空室がある。
表はサイディングボードでかろうじて体裁を整えているが、
裏側と屋根は思いっきりスレート葺きである。明かに元々は倉庫の類と思われる。
スレート葺きの工場で長年仕事をしてきた身だ。夏の灼熱地獄は嫌と言うほど経験してきた。
そんな過酷な環境下で生活する事を選択する単身女子など果たして見つかるのであろうか。
物件の賃貸の用途を間違えてしまってはいないだろうか。
心配である。
テイクアウト専門の焼き鳥屋さんがある。
早朝と言うのに幟が林立しているが、立派に閉店中なのだ。
それはいい。
誰が『骨付きカルビ―』の幟旗など欲しがるものか。仮に盗難されたとしてもたかが知れている。
問題は、そこではない。
この開けっぴろげさだ。
５坪ほどの店内だ。ちょいと覗けば人っ子一人いない事は誰だってわかる。
いくらなんでも他人を信用し過ぎではなかろうか。
大変心配である。
よく見ると２階の窓も思いっきり開けっぱなしのようだ。
雨風も心配だし、
今まで、誰も注意しなかったんだろうか。
かと思うと、銀行の店先では季節の花を楽しませてくれたり、
このお宅は一年中色とりどりの花を玄関先に咲かせて、いつもここを通るのを楽しみにしている。
路地のネコさんに出会えたり、
半径1ｋｍの界隈の散歩を楽しんでいる。
このあと、もこを自宅に戻し山歩きである。
それにしても焼き鳥屋さんの事は心配である。
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