青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

瀧山

2014-10-18 18:32:22 | 山歩き

日  時 :2014年10月15日(水曜日) 晴れ

場  所 :瀧山(1362.2M)りゅうざん 山形県山形市土坂つちざか三百坊さんびゃくぼう

瀧  山 :平安時代に慈覚大師じかくだいしが開山した山岳信仰の山で、山形市内から東南に聳える蔵王山の前衛峰。噴火の火口が現在の蔵王温泉で火口の縁の北側外輪山が瀧山であり、昔は瀧の山たきのやまと呼ばれ、山中に四十八もの滝があり山頂に瀧神を祀った雨乞いの山でもある。

パーティ:7名(一般参加 4名 ガイド協会会員 3名)

コースとタイム(山行形態:登山口からの周回)

      川崎かわさきIC入口(7:30発)自家用車→三百坊駐車場(8:15~8:30)→垢離ごりかけ場(8:50)→霊山れいざん神社(9:15)→前滝まえたき(9:40)→ヘラハギ山分岐(10:55)→瀧山(11:05~11:35 ランチタイム)→うがい場(13:00)→三百坊駐車場(13:25~13:35)→自家用車移動 川崎IC入口(14:20着)

 

駐車場を後に林道三百坊線(瀧山登山道)から入山開始

西蔵王放牧場の柵に沿って続く登山道

静寂な森の中に建つ慈覚大師じかくだいし開祖の霊山神社(寄り道)

奇麗な紅葉に思わずシャッターを切ります

瀧山川源流の前滝コース(難路)入口、ここから先は急な登りへと変わる

滑り易い危険なところに設置されたロープ(ちなみにこの前滝コースは下山禁止)

木の根や岩にしっかり捕まり慎重に登ります

見頃の紅葉を背後に急な登りは続きます

木の根や岩のホールドがしっかりしたコース整備に感心しながら急登を楽しみます

岩稜の上から背後に望む 山形市の街並みと白鷹山しらたかやま994㍍(正面)

岩稜上から望む見頃を迎えたブナ紅葉

急登から解放され 緩やかな上り坂尾根へと変わる

稜線上のヘラハギ山分岐から望む三宝荒神山さんぽうこうじんさん1703㍍と地蔵山じぞうやま1736㍍

目の前に見えて来た瀧山

斎藤 茂吉の歌碑前より山形市街地を眼下に望む(瀧山山頂北側)

山名ポールと真新しい二等三角点標石に瀧山神社が祀られた瀧山山頂

下山はフカフカの落ち葉を踏締め 気持ち良い尾根歩き(姥神[乳母神]コース)

登山道に珍しいアンカーが設置された岩場の急斜面

色とりどりの紅葉に目を奪われます

林道三百坊への分岐点から 下りて来た姥神[乳母神]コース方面を振り返る

うがい場(杉林内)を抜け 西蔵王放牧場内舗装道路へと下りて来ました

放牧場内に数多いオオヤマザクラが奇麗に紅葉しています 西蔵王で有名な→大山桜

 

瀧山案内図(赤破線が辿ったルート)

 

当日の様子

青空のもと西蔵王放牧場の駐車場へとやって来ました。軽いストレッチの後、今回のコースについて主催側より説明を受け入山開始です。朝日を浴び放牧場を右に見て進み、薄暗い杉林からコナラ林へ、途中静寂に包まれた霊山神社へと立寄ります。これからの安全を祈願し、沢に沿った道をトラバースぎみに進むと 間もなく最大の難所 前滝コースです。急峻で急登の連続も手や足をかける場所が確保され、危険な所にはロープが張られ、良く整備された楽しいコース(熟練者向き)になっていました。岩稜の上に立てば展望が開け、眼下にせまる山形市市街地、辺り一面に広がる紅葉は圧巻で、急峻な上りもあっという間に終わり主稜線上です。ヘラハギ山分岐からは蔵王の山々が見え、いったん下り上り返した先が瀧山山頂です。山頂はそこそこに広く、二等三角点と瀧山神社が祀られ、蔵王温泉の街並みが眼下に見えていました。ランチタイムの後 下山は姥神コースを辿ります、急坂で滑り易いコースも足元に注意しながらゆっくりと下ります。途中 コース由来の姥神地蔵を拝み、木々の間から緑が見えると間もなく放牧場です。12年振りの前滝コースは充分な登り応えに大満足の山歩きとなりました。

 

 

 



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