日 時 :2013年6月16日(日曜日) 曇りのち晴れ
場 所 :鳥海山(2236M)ちょうかいさん 別名:出羽富士でわふじ 秋田富士あきたふじ
秋田県にかほ市象潟町小滝 鉾立ほこだて駐車場
パーティ:単独行
コースとタイム(山行形態:登山口からのピストン・一部周回)
象潟口きさかたぐち(7:15)→御浜おはま小屋(8:55)→千蛇谷せんじゃだに コース入口(9:55)→頂上御室おむろ(11:10)→新山しんざん(11:30~11:50)→頂上御室(12:05)→外輪(12:20)→文殊岳もんじゅだけ(13:05)→外輪コース終点(13:30)→御浜小屋(14:20~14:30)→象潟口(15:20)
すっかり観光化された象潟口(登山口は標高1150M)
良く整備された石畳の坂道
雪渓の残る地点から青空が見えて来ました
御浜小屋から先はお花畑が続きます
お花畑の先に雲海が広がっていました(中央の山は鍋森なべもり 1652M)
雲海の先に見えた月山がっさん
扇子森せんすもり(1759㍍)へ続く登山道
雄大な雪渓の残る千蛇谷コース
頂上御室おむろ から山頂に続く急な岩場
若者で賑わう岩が積み重なった新山々頂風景
新山々頂より七高山しちこうさん(2230M)を望む
山頂御室より雪渓を横断し東側の外輪に立つ
下山コースの外輪の峰々
御浜小屋前より望むガスに包まれた残雪の鳥海湖
鉾立ほこだて に向かう下山コースより日本海を望む
朝は見えなかった展望台からの絶景(奥に見える新山と右手に見える白糸の滝)
◆当日出逢った印象的な花々◆
ミヤマキンポウゲ・ミツバオウレン・マイズルソウ・ハクサンイチゲ
ツバメオモト・チングルマ・シラネアオイ・コメバツガザクラ
ウラジロヨウラク・イワウメ・アカモノ(イワハゼ)
当日の鳥海山案内図
当日の様子
日本海に裾野を延し秋田と山形県境に跨る鳥海山は、その秀麗な山容から出羽富士あるいは秋田富士と呼ばれています。山頂には大物忌おおものいみ神社が祀られ、古来より信仰の山としてその名は高く、春から秋にかけ大勢の登山者で賑わっています。久々に鳥海山最大の登山基地 鉾立の駐車場にやって来ました、生憎の曇り空です。舗装された遊歩道を入ると直ぐ石畳の道となり、灌木帯の坂も続かず残雪の賽の河原です、神秘的な雲の流れに感動していると青空が見えて来ました。沢へと下り石畳の坂に雪渓を登リ返すと間もなく鳥居の有る御浜小屋(神社)です、ここから先は展望も開け開放的な稜線歩きが続きます。息を呑む様な綺麗な残雪の峰々、どこまでも続くお花畑 なんと素晴しい事でしょう。七五三掛しめかけ から千蛇谷雪渓への危険箇所を下りました、長々続いた千蛇谷雪渓から石段を登りきると頂上御室です。目印の岩に導かれ岩峰の連なる山頂に立ちました、360度の大パノラマは綺麗な雲海です。下山は頂上御室から雪渓を辿り外輪へ、外輪のアップダウンを繰り返し七五三掛からは往時を辿りました。何度も訪れている鳥海山も、31年前に影鳥海を見て以来の新山々頂でした。 (今年初のエゾハルゼミの泣き声にも癒された一日でした)
過去の記録:七高山(2012)
この日出逢った花々:エンレイソウ・タニウツギ・ウラジロナナカマド・マイズルソウ・タムシバ・ミヤマツボスミレ・ツバメオモト・ツクバネソウ・イワカガミ・オオバキスミレ・アカモノ(イワハゼ)・ウラジロヨウラク・ミツバオウレン・ハクサンチドリ・ゴゼンタチバナ・ミヤマキンバイ・シラネアオイ・ショウジョウバカマ・コシジオウレン(ミツババイカオウレン)・タカネナナカマド・ヒメカンスゲ・ハクサンイチゲ・チングルマ・コメバツガザクラ・ホソバイワベンケイ・キバナノコマノツメ・ベニバナイチゴ・ミネザクラ・コミヤマカタバミ・イワウメ・ノウゴウイチゴ・ミヤマキンポウゲ・オオカメノキ(ムシカリ)
往時(片道220㎞)
自宅発(4:00)→国道4→県道14→村田IC 東北自動車道→村田JCT 山形自動車道→月山IC→国道112→湯殿山IC 山形自動車道→酒田みなとIC→県道59→国道7→鳥海ブルーライン→鉾立駐車場着(7:00) 時間は途中トイレ休憩1回とコンビニ買出し含む