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![0_e7](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/0/5/05039ef7.jpg)
電気はつい最近になって人間がある程度有効活用できるようになった自然のエネルギーである。しかし電気は未だに自然界で予測不可能な現象を起こす場合があるのだ。
かつてこれらの自然現象はスピリチュアルな超常現象としてとらえられていたものもある。ここで自然界において起こりうる不可解な10個の電気にまつわる自然現象を見てみよう。
10.ドーンコーラス
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自然界で起こるドーンコーラス(ウィスラー)は、明け方の鳥のさえずりのような音で、電磁波によって引き起こされる自然現象である。主に大気圏で起こりうる現象で、アマチュアの無線マニアが持つような単純な機材で雷雲から雷が落ちた瞬間に録音する事が出来る。こういった音を追い求める人々を「ウィスルハンター」と呼び、田舎町の電線など、他の電磁波干渉を受けない場所で最高の品質で録音することに情熱を傾けている。
ピンク・フロイドなどはウィスラーを自らの音楽にも用いた事がある。ピンク・フロイドのアルバム「対」に収録されているインストルメンタルの曲「
クラスター・ワン」などはその一つである。
9.カタトゥンボの雷
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ベネズエラ、カタトゥンボの雷は別名「エバラスティング・ストーム(終わり無き嵐)」と呼ばれており、地球上で最も落雷の多い場所である。
カタトゥンボ川周辺で幾度となく繰り返される雷は、その激しさ故に現地の人々が多くの伝説や民話を作り上げた。この現象はカタトゥンボ川全域の沼地から滲み出る発火性のメタンとアンデス山脈によりもたらされる気候が合わさる事で発生するという。
雷雲は夕方から始まり、およそ10時間延々と続く。一夜に起こる雷の数は2万回だそうで、その結果地球上で最もオゾン層を回復させる自然現象を引き起こす場所であるとしてUNESCO世界遺産に登録されている。
雷自体は赤みがかったオレンジ色をしており、カリブ海からでも見る事が出来る程、はっきりとした強い雷だそうだ。不思議な事に2010年ごろ、2か月の間、この現象が全く起きない時期があったという。しかし今では回復しているそうで、現地の人々は安堵しているという。
8.火山雷
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火山が噴火する時に発生するのが火山雷である。火山がなぜそれほど多くの電力を作り上げるかは未だに謎で、科学者たちは氷や灰などの物質から生じる摩擦熱によるものではないかと仮説を立てている。発生する火山灰がその証拠だというが、この説をもってしても「何故火口付近に雷が落ちるのか」という謎は説明できていないという。
火山の熱によりその地域一帯の水は蒸発してしまうため、何故火山付近に雷が生成されるのかは仮説の域をでておらず、それ故にそこで作られる雷は不思議な魅力を秘めている。
7.コズミックレイ視覚現象
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コズミックレイは宇宙の遥か彼方から発せられるエネルギーで、何万、何億年という遠くの惑星から発せられる。コズミックレイの多くは地球の大気に触れた瞬間に消滅してしまうため、地球上の人間が視覚する事は出来ない。では宇宙飛行士は?
実際に宇宙飛行士にはこの光が見えており、彼らは宇宙空間であれば、目を瞑っていてもこういった光を受けるという。
アポロ11号のケースを引用していえば「点々・線状の・雲のような光が見える」そうで、こういった現象は3分毎に起こるそうだ。科学では未だに完全に解明されていない自然現象の一つである。コズミックレイは凄まじい速さで移動するエネルギーなので、宇宙飛行士の身体を突き抜けて行く。身体への害はないと言われているが、その真意は調査中であるそうだ。
6.トリボルミネセンス
![6_e2](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/d/f/df0ad4da.jpg)
トリボルミネセンスとは摩擦によって生じる光の一つで、主に結晶などを磨いたり、引き裂いたり、擦ったり、砕いたりした際に起こる現象である。これもまた科学的には不明な点の多い現象であるが、摩擦によって生じたエネルギーが結晶を貫通し、内部の分子を光らせるのではないかと言われている。
トリボルメセンスは現在では建築学に置いて、摩擦への耐久力を確かめる為の実験などに用いられており、将来的には宇宙飛行機、ダムや橋といった大型の建造物への転用も期待されている。
人類が初めてこの光を知覚した時には、スピリチュアルなとらえかたをしていたようで、初めてこの光を見たネイティブアメリカンのシャーマンたちは水晶を葬式などで使用し、結晶を振る事で場の雰囲気を高めていたようだ。
Triboluminescence of Quartz
こういった光は自宅でも見る事出来る。暗い部屋の中で氷砂糖をガラスコップの中に入れて砕いてみよう。直ぐに小さな光が見える筈だ。
5.ソノルミネッセンス
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1930年代に発見された、ソノルミネッセンスという現象は超音波により液体中の気泡が圧潰する事で発生する発光現象である。科学者はこの現象を水軍用のソナー開発の段階で発見していたようである。
当時、音波が海水を通る際、青白い光が幾つも見える事を不思議に思った科学者たちがいたようだが、戦争の混乱で研究は進められなかったという。
その後の研究で、発生方法は判明したが、その詳しい過程は未だに判明していない。仮説では気泡内に存在する分子が一時的にイオン状態へと変わり、その瞬間に音波が気泡を圧潰する事で発生するのではないかと言われている。
テッポウエビなどはこういった光を自由に操る事に出来る種の一つである。彼らは音波を用いて獲物を気絶させるとともに、ソノルミネッセンスを用いて一時的に約5000度の熱量を持つ気泡を作り上げるのだ。
4.スプライト
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スプライトは巨大な赤い球体を引き起こす発光現象である。主に高度80キロメートルの地点で発生し、一度発生すると、その範囲は50キロメートルにも及ぶという。
これまでは雷の一種と思われていたが、近年になりどちらかというとプラズマに近い物だと言う事が判明した。発光は蛍光灯やクラゲなどと似ており、特に強い発光現象を引き起こすスプライトでなければ肉眼で目視する事は出来ない。
地上から撮影するのは非常に困難だが、上空からは撮影することができる。基本的に機体などに影響を及ぼす事はないが、極めて巨大なスプライトによってNASAの気球が打たれたあと、機械の誤作動を起こして支援物資を落としてしまった事案は有名となった。
3.球電
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球電はつい最近になって真面目に取り上げられるようになった自然現象である。1960年代になるまで超常現象としてとらえられており、過去数百年にわたり多くの目撃情報が存在している。
多くの目撃情報は雷雨が発生している際に起こっており、異音を発生しながら、時には空気中で爆発する事は共通している。
球電の最も不可解な点はその動きにある。まるで意志をもって動いているかのように見え、開いた窓や扉から侵入し、廊下を漂い、椅子や人間といった障害物を避けながら移動していく。こういった動きのせいもあり、多くの人々がUFOや超常現象の類であると思い込んでいたのだ。
2012年12月、オーストラリアの科学者の一人がこの謎を解明したと発表した。
彼らによると電荷を持った粒子が落雷と共に発生し、それらが球体を形成した際に球体の外側をコーティングするという。そして、その時発生する電磁場が空気中のガスから電子を引き寄せ、光子を放射する事で球電を作るのだそうだ。
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中国の研究では、球電は気体化した塵などによって発生するものだという仮説がある。蘭州大学の学生達は奇跡的にこの現象をカメラで撮影する事に成功している。
この際の球電を分光器で見てみると、球電はケイ素、鉄、カルシウムなど、土壌から見つかる物質で形成されている事が判明した。彼らの仮説によれば、土壌に存在する二酸化ケイ素が高熱により気体化し、その瞬間に生物から発生される炭素と混合する事で、ケイ素のみが空気中に発生するという。ケイ素はその後酸素と混合する事で球電を作り上げるのだそうだ。
2.セントエルモの火
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航海中の船のマスト付近に発生する青紫の光は時折青い炎を見せる。コロンブス航海時代から目撃されているこの現象は「セントエルモの火」と呼ばれている。
かつてセントエルモの火(セントエルモはイタリアの聖者の名である)は縁起物ととらえられており、もし見ることができれば願いが叶い、幸運になると言われていた。
現在、セントエルモの火はプラズマの一種だと考えられており、ネオンなどと同じ発光現象だと言われている。電荷の違う海と大気のイオンはガスを発生させ、それにより発光現象を引き起こすのだそうだ。
1.オーロラ
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オーロラは今やだれもが知る自然現象の一つだ。。夜を彩るその光は多くの人々を魅了し、北極光をオーロラ・ボレアリス、南極光をオーロラ・オストラリスと呼び、それぞれローマ神話の女神であり知性の光・創造性の光を象徴するアウロラから名前を付けられている。一般的に知られているオーロラの色は緑だが、他にも赤、ピンク、黄色、ブルー等といった多種多様な色を見る事も出来る。
オーロラは電荷を持った太陽光が地球の大気に存在するガスと衝突する事で発生する。オーロラの色は衝突するガスによって決まっており、通常こういった現象は極圏以外では発生しない。これは極圏以外では、地球の電磁場によって太陽光がガスに衝突する前に反射してしまうからである。
こういった光はいくつもの伝説や民話を作りあげた。特に強く語り継がれているのは「オーロラは死者の光・魂であり、それ故に先祖を尊敬しなければならない」という物である。赤いオーロラは一部では「戦の予兆」と言われており、一説ではフランス革命の直前に発生したとも言われている。
via:listverse
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