ラクマも宜しくお願い致しますm(__)m
![0_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/5/b/5b6e77c2.jpg)
最近の事例では米食品医薬品局(FDA)が、マーガリンや調理油などに含まれるトランス脂肪酸の成分の安全性に問題があるとの判断を下し、段階的に禁止するという発表があった。トランス脂肪酸は血中の悪玉コレステロールを増加させ、心臓疾患のリスクを高めるという。
日本ではまだ積極的な規制はなされていないが、国の基準によって飲食を禁止されているものは様々である。ここでは全米、もしくは一部の州で食べることが禁止されている、あるいはかつて禁止されていたことのある16食品を見ていくことにしよう。
1. フグ![1_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/4/7/47561cff.jpg)
アメリカでは免許なしの販売、養殖、提供が禁止されている。ちなみにヨーロッパEUでは販売と消費が禁止されている。
フグの膨らむ様子
フグの皮膚と内臓の一部はテトロドトキシンという猛毒を含んでおり、これらは人を麻痺させ窒息させる。しかし日本では、板前が細心の注意を払って捌くため、昔から食され続けている。更に東京都では2012年、規制緩和され、フグ調理免許を持たない飲食店や魚介類販売店でも届け出を行えば、有毒な内臓を除去して皮をはがした「身欠きふぐ」などを仕入れて調理、加工、販売できるようになった。
![4_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/9/4/94d5bde6.jpg)
アメリカでは生のアキーを輸入することは禁止されている。この梨のような形のジャマイカの国民的果物は、毒を含んでおり、この毒により、人間の体がグルコースを余分に供給できなくしてしまうことがある。そのため血糖値が下がり続け、死に至ることがあるのだ。
![6_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/e/2/e27ae859.jpg)
![7_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/1/1/11eb984e.jpg)
アメリカでは20世紀初頭から禁止されていた。1997年に禁が解けたが、輸入するにはFDAの規定に従わなければいけない。これは、アブサンの原料となるニガヨモギを含むハーブの一種に、中毒性のある幻覚作用があると考えられていたためである。またアルコール度が非常に高いのも問題視されていた。
![9_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/4/8/483ae48a.jpg)
1997年にFDAの新規定によってアメリカに持ち込めるようになったが、その規定とは、ニガヨモギに含まれる有毒物質であるツジョンの含有率が1パーミリアド(1万分の1)以下であればOKであるというものである。
![10_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/3/e/3e6c0f1e.jpg)
アメリカの21の州が生の牛乳を売ることを禁止している。だがいくつかの州では店で売ってもよいとしており、また別の州では、農家での小ロットでの販売のみ許可しているところもある。
![11_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/5/a/5aacfa55.jpg)
19世紀に安全のために低温殺菌の技法が開発されるまでは、アメリカでは生乳は家庭の必需品だったが、消費者を雑菌による食中毒から守るために生乳の販売が禁止された。しかし生乳支持者たちは、最近の農家は消毒が徹底しており生乳は安全だと言っている。
![14_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/6/a/6abdacf9.jpg)
これは台湾のもので、米と豚の血を混ぜて串に刺したものだ。串に刺したホットドッグよりずっと健康的な食べ物な気がするが、清潔ではないという理由でアメリカでは禁止されている。
![15_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/c/0/c034583c.jpg)
![17_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/b/7/b7d98061.jpg)
2006年から2008年まで、イリノイ州シカゴでのみ禁止されていた。フォアグラを作るための給餌方法が残酷であるとの理由でレストランでのフォアグラの提供が禁止された。2年後、禁止は撤回されたが、2012年、今度はカリフォルニア州で、強制給餌を禁止する法律が発効した。
![18_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/8/d/8d51f104.jpg)
ハギスはアメリカで40年以上にわたって禁止されてきた。なぜなら羊の肺が入ってるからだ。羊の心臓と肝臓も入っていて、羊の胃に入れて作られる。
羊の内臓をミンチにして胃袋詰めにしたスコットランド伝統料理「ハギス」(動画あり)
![19_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/f/3/f3f4d65b.jpg)
野生のチョウザメのキャビアは、アメリカでは禁止されている。天然のキャビア、つまり野生のチョウザメの卵は、一時期とても人気が出たため数が減り、そのためアメリカ魚類野生生物局(FWS)が禁止した。
![21_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/9/2/9290cc8e.jpg)
イタリアのサルディニアの伝統的なチーズで、チーズバエの幼虫をペコリーノチーズに入れ、発酵を促すものだ。幼虫が孵化してチーズを食べるので、チーズが柔らかくというわけだ。このチーズを食べる人は、まずチーズの中にいる幼虫を掘り出してから食べなければいけない。ほかの多くの未殺菌チーズとともに、カース・マルツはアメリカでは禁止されている。
![22_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/8/e/8e4f4cec.jpg)
![24_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/c/3/c348b8c6.jpg)
アメリカでは一度禁止になった果物。タイ人なら誰でも大好きなマンゴスチンは、アジア産のミバエを一緒に輸入してしまうのではないかという怖れから禁止された。2007年に解禁となったが、輸入マンゴスティンはミバエを駆除するために放射線照射を受けなければいけない。
![25_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/e/e/ee57ff5f.jpg)
![27_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/8/9/898c91ad.jpg)
サフロールが入っているという理由で1960年代に食品や添加物として使うのを禁止された。サッサフラス油はサッサフラスという木の乾かした根からとって、紅茶やルートビアに使われるのが普通だった。だが、サフロールが発がん性物質であるという証拠が見つかってからは、FDAは使用を禁止し、それは今日まで続いている。
![28_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/9/0/906dc3cd.jpg)
欧州で保護されている鳥。アメリカへの密輸は罪となる。フランスでは人々がこの鳥を食べ続けた結果、1960年以来、鳥の数が極めて減ってしまった。今ではフランスでこの鳥を売るのは違法である。だが、ミッテラン大統領は、1995年の大晦日の「今年の最後の晩餐」でこの鳥の食事を楽しんだ。
![29_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/f/f/ffdf6682.jpg)
![30_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/9/f/9fc26490.jpg)
ミシシッピ州以外の州では、営利目的の販売は禁止されている。ほとんどの州で、個人的な目的以外での捕獲も禁じられている。
今までレッドフィッシュがあまりにもレストランで供されたため、レッドフィッシュは絶滅の危機にさらされている。ニュー・オルレアンのシェフ、ポール・プラドンメが1980年に「黒焦げレッドフィッシュ」というレシピを公開し、それにより、レッドフィッシュ人気に火がついてしまったためだ。1986年に商務省はレッドフィッシュ漁業を終わらせ、魚の個体数が増えるまで販売を制限した。
![33_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/8/3/83579ec6.jpg)
![34_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/3/8/3841b8f1.jpg)
サメからヒレだけをとり、その後のサメを海に戻すことはアメリカでは禁じられている。ヒレはサメの体の総重量のたった5%でしかない。中国ではフカヒレの消費は合法でありフカヒレスープが有名だが、かなり高い。アメリカで密漁されているフカヒレはアジアの都市に輸出される。
![36_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/d/9/d932ce4a.jpg)
認可を受けた産地だけがオオクチを売ることができる。FDAはオオクチ漁をすることを公式に認められた船に承諾番号を発行している。
![37_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/1/a/1a35c5d7.jpg)
合法的に獲られたオオクチは消費することができるが、漁獲過剰により、種の存続の危険が認められたため、持続可能な海を謳う「海産物監視委員会」は、「獲るべきではない」リストにこの魚をリストアップした。
フランスではとくにインド洋の自国の領土の沖合でこのオオクチをとるのに厳しい制限がある。出自が明らかでないオオクチはアメリカだけでなく他に24もの国で禁止されている。
![40_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/7/7/773d3236.jpg)
馬肉を食べるのはアメリカのほとんどの州で合法である。しかしながらアメリカでは、人間の食用のために馬を殺すことは禁止されている。
![155](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/7/a/7afb4279.jpg)
アメリカのレストランで馬肉を使ったメニューを見つけることはまずない。だがアジアや南米、欧州では普通に食されている。過去、アメリカの屠畜場で処理された馬肉がアメリカ以外の国向けに出回ったことはあった。しかし、2010年6月に、1971年に成立した野生の馬とロバに関する法律の延長が決まり、これにより以降も食肉目的で馬やロバを殺すことは禁じられている。
健康上の理由、あるいは文化的背景、絶滅保護など、様々な理由で様々な食品が禁止されたり、解禁されていったわけだね。
☆意外なものがあかんのや!
![0_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/5/b/5b6e77c2.jpg)
最近の事例では米食品医薬品局(FDA)が、マーガリンや調理油などに含まれるトランス脂肪酸の成分の安全性に問題があるとの判断を下し、段階的に禁止するという発表があった。トランス脂肪酸は血中の悪玉コレステロールを増加させ、心臓疾患のリスクを高めるという。
日本ではまだ積極的な規制はなされていないが、国の基準によって飲食を禁止されているものは様々である。ここでは全米、もしくは一部の州で食べることが禁止されている、あるいはかつて禁止されていたことのある16食品を見ていくことにしよう。
1. フグ
![1_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/4/7/47561cff.jpg)
アメリカでは免許なしの販売、養殖、提供が禁止されている。ちなみにヨーロッパEUでは販売と消費が禁止されている。
フグの膨らむ様子
フグの皮膚と内臓の一部はテトロドトキシンという猛毒を含んでおり、これらは人を麻痺させ窒息させる。しかし日本では、板前が細心の注意を払って捌くため、昔から食され続けている。更に東京都では2012年、規制緩和され、フグ調理免許を持たない飲食店や魚介類販売店でも届け出を行えば、有毒な内臓を除去して皮をはがした「身欠きふぐ」などを仕入れて調理、加工、販売できるようになった。
2.アキー (果物)
![4_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/9/4/94d5bde6.jpg)
アメリカでは生のアキーを輸入することは禁止されている。この梨のような形のジャマイカの国民的果物は、毒を含んでおり、この毒により、人間の体がグルコースを余分に供給できなくしてしまうことがある。そのため血糖値が下がり続け、死に至ることがあるのだ。
![6_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/e/2/e27ae859.jpg)
3.アブサン(酒)
![7_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/1/1/11eb984e.jpg)
アメリカでは20世紀初頭から禁止されていた。1997年に禁が解けたが、輸入するにはFDAの規定に従わなければいけない。これは、アブサンの原料となるニガヨモギを含むハーブの一種に、中毒性のある幻覚作用があると考えられていたためである。またアルコール度が非常に高いのも問題視されていた。
![9_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/4/8/483ae48a.jpg)
1997年にFDAの新規定によってアメリカに持ち込めるようになったが、その規定とは、ニガヨモギに含まれる有毒物質であるツジョンの含有率が1パーミリアド(1万分の1)以下であればOKであるというものである。
4.低温殺菌されていない牛乳
![10_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/3/e/3e6c0f1e.jpg)
アメリカの21の州が生の牛乳を売ることを禁止している。だがいくつかの州では店で売ってもよいとしており、また別の州では、農家での小ロットでの販売のみ許可しているところもある。
![11_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/5/a/5aacfa55.jpg)
19世紀に安全のために低温殺菌の技法が開発されるまでは、アメリカでは生乳は家庭の必需品だったが、消費者を雑菌による食中毒から守るために生乳の販売が禁止された。しかし生乳支持者たちは、最近の農家は消毒が徹底しており生乳は安全だと言っている。
5.豬血糕(豚の血餅)
![14_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/6/a/6abdacf9.jpg)
これは台湾のもので、米と豚の血を混ぜて串に刺したものだ。串に刺したホットドッグよりずっと健康的な食べ物な気がするが、清潔ではないという理由でアメリカでは禁止されている。
![15_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/c/0/c034583c.jpg)
6.フォアグラ
![17_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/b/7/b7d98061.jpg)
2006年から2008年まで、イリノイ州シカゴでのみ禁止されていた。フォアグラを作るための給餌方法が残酷であるとの理由でレストランでのフォアグラの提供が禁止された。2年後、禁止は撤回されたが、2012年、今度はカリフォルニア州で、強制給餌を禁止する法律が発効した。
7.ハギス
![18_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/8/d/8d51f104.jpg)
ハギスはアメリカで40年以上にわたって禁止されてきた。なぜなら羊の肺が入ってるからだ。羊の心臓と肝臓も入っていて、羊の胃に入れて作られる。
![](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/2/8/2899db8e.jpg)
8.天然のキャビア
![19_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/f/3/f3f4d65b.jpg)
野生のチョウザメのキャビアは、アメリカでは禁止されている。天然のキャビア、つまり野生のチョウザメの卵は、一時期とても人気が出たため数が減り、そのためアメリカ魚類野生生物局(FWS)が禁止した。
9.カース・マルツ(チーズ)
![21_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/9/2/9290cc8e.jpg)
イタリアのサルディニアの伝統的なチーズで、チーズバエの幼虫をペコリーノチーズに入れ、発酵を促すものだ。幼虫が孵化してチーズを食べるので、チーズが柔らかくというわけだ。このチーズを食べる人は、まずチーズの中にいる幼虫を掘り出してから食べなければいけない。ほかの多くの未殺菌チーズとともに、カース・マルツはアメリカでは禁止されている。
![22_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/8/e/8e4f4cec.jpg)
10.マンゴスチン
![24_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/c/3/c348b8c6.jpg)
アメリカでは一度禁止になった果物。タイ人なら誰でも大好きなマンゴスチンは、アジア産のミバエを一緒に輸入してしまうのではないかという怖れから禁止された。2007年に解禁となったが、輸入マンゴスティンはミバエを駆除するために放射線照射を受けなければいけない。
![25_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/e/e/ee57ff5f.jpg)
11.サッサフラスオイル
![27_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/8/9/898c91ad.jpg)
サフロールが入っているという理由で1960年代に食品や添加物として使うのを禁止された。サッサフラス油はサッサフラスという木の乾かした根からとって、紅茶やルートビアに使われるのが普通だった。だが、サフロールが発がん性物質であるという証拠が見つかってからは、FDAは使用を禁止し、それは今日まで続いている。
12.ズアオホオジロ(鳥)
![28_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/9/0/906dc3cd.jpg)
欧州で保護されている鳥。アメリカへの密輸は罪となる。フランスでは人々がこの鳥を食べ続けた結果、1960年以来、鳥の数が極めて減ってしまった。今ではフランスでこの鳥を売るのは違法である。だが、ミッテラン大統領は、1995年の大晦日の「今年の最後の晩餐」でこの鳥の食事を楽しんだ。
![29_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/f/f/ffdf6682.jpg)
13.レッドフィッシュ(淡水魚)
![30_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/9/f/9fc26490.jpg)
ミシシッピ州以外の州では、営利目的の販売は禁止されている。ほとんどの州で、個人的な目的以外での捕獲も禁じられている。
今までレッドフィッシュがあまりにもレストランで供されたため、レッドフィッシュは絶滅の危機にさらされている。ニュー・オルレアンのシェフ、ポール・プラドンメが1980年に「黒焦げレッドフィッシュ」というレシピを公開し、それにより、レッドフィッシュ人気に火がついてしまったためだ。1986年に商務省はレッドフィッシュ漁業を終わらせ、魚の個体数が増えるまで販売を制限した。
![33_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/8/3/83579ec6.jpg)
14.フカヒレ
![34_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/3/8/3841b8f1.jpg)
サメからヒレだけをとり、その後のサメを海に戻すことはアメリカでは禁じられている。ヒレはサメの体の総重量のたった5%でしかない。中国ではフカヒレの消費は合法でありフカヒレスープが有名だが、かなり高い。アメリカで密漁されているフカヒレはアジアの都市に輸出される。
15.オオクチ
![36_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/d/9/d932ce4a.jpg)
認可を受けた産地だけがオオクチを売ることができる。FDAはオオクチ漁をすることを公式に認められた船に承諾番号を発行している。
![37_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/1/a/1a35c5d7.jpg)
合法的に獲られたオオクチは消費することができるが、漁獲過剰により、種の存続の危険が認められたため、持続可能な海を謳う「海産物監視委員会」は、「獲るべきではない」リストにこの魚をリストアップした。
フランスではとくにインド洋の自国の領土の沖合でこのオオクチをとるのに厳しい制限がある。出自が明らかでないオオクチはアメリカだけでなく他に24もの国で禁止されている。
16.馬肉
![40_e](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/7/7/773d3236.jpg)
馬肉を食べるのはアメリカのほとんどの州で合法である。しかしながらアメリカでは、人間の食用のために馬を殺すことは禁止されている。
![155](http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/7/a/7afb4279.jpg)
アメリカのレストランで馬肉を使ったメニューを見つけることはまずない。だがアジアや南米、欧州では普通に食されている。過去、アメリカの屠畜場で処理された馬肉がアメリカ以外の国向けに出回ったことはあった。しかし、2010年6月に、1971年に成立した野生の馬とロバに関する法律の延長が決まり、これにより以降も食肉目的で馬やロバを殺すことは禁じられている。
健康上の理由、あるいは文化的背景、絶滅保護など、様々な理由で様々な食品が禁止されたり、解禁されていったわけだね。
☆意外なものがあかんのや!