mirojoan's Blog

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あれも嘘、これも嘘とな?うっかり拡散されてしまった15のフェイク画像

2016年09月19日 | 世界びっくりニュース
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 ネット上では一度出回ってしまった画像や映像は、取り返しがつかないほど拡散され、更には尾びれ背びれ胃袋4つくらい混入され、新たなるストーリーまでついちゃって、1度ならず2度3度と、周期的に取り上げられてしまうのが通例となっている。

 もうネタ元がどこなのかなんてさっぱりわからなくなっちゃって検証するにもできない場合すらある。ここではそんな15枚の画像をそのストーリーと共にみていこう。

15.グリズリーを攻撃するシャチ

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 カナダ・バンクーバー島の住人が作ったエイプリルフール用のジョーク画像である。当初画像には「これはバンクーバー島でのみ見られる光景である。シャチは交尾相手を探す為に川上を目指すのだ」と書かれていた。


14.フライドチキンオレオ

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 多くの人が大好きなフライドチキンとオレオ、それが一緒になったというのが嘘だったと知った時の人々の落胆は凄まじかったそうだ。

 この嘘を信じた人が多かった理由は、元々オレオが数多くの不可思議な味を発売しているからだろう。海外のオレオには様々な珍しい味や色のものが存在する。

 この画像は元々moorestyle10というユーザーによってインスタグラムに投稿された画像であり、残念ながら今の所フライドチキンオレオ発売の予定はない。


13.雷が砂に落ちて作り上げた彫刻

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 この画像が偽物である事は確かなのだが、「実際に雷が砂の上に落ちたらどうなるか」を説明しよう。雷が砂に落ちると、フルグライト(和名:閃電岩)と言われる物質が生成され、それはこの画像と非常に似ているのだ。

 しかし、ここで注意しておきたいのはフルグライトという物質は砂の中に生成されるのであって、砂の上に生成されることはない。

 ちなみにこの画像はFlickrにてSandcastle mattという人物が投稿したものであり、流木に砂がかけられて出来た物体である事が確認されている。


12.グリッチ家具

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 「グッドバイブレーション」家具として出回った画像だ。グッドバイブレーションという家具はフェルッチオ・ラヴィアーニという人物により作られ、特殊な技法が用いられる事で有名だ。

 この画像が多くの人々によって信じられてしまった理由としては、彼が実際にこういった奇妙な家具を作る事で有名だからである。


11.黒いライオン

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 アルビノや白変種もいる、黒変種もいるのだから、黒いライオンが発生する確率は稀ではある。だから信じてしまうものが多かったそうだがこれはフェイクである。

 この画像は単純にフォトショップでライオンの皮膚や毛並みを黒色に変えただけであり、元々はアルビノ(白色)のライオンの画像だったという。devianart.comでPAulie-SVKというユーザーが作り上げたものだ。


10.ムーン・メロン(青いスイカ)

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 四角いスイカやハート形のスイカなど、様々な手の込んだ果物を作り上げてしまう日本人なら作ってもおかしくないだろうということで、日本発のスイカとして世界中に出回った画像である。当然のことながらコラである。

 

9.サラ・ペイリン(元アラスカ州知事)のビキニ姿

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 元アラスカ州知事サラ・ペイリンはいじりのターゲットとして様々なコラ画像が出回った。この画像もその一つで、ビキニ姿になっているがコラである。

 元々の画像は全く別の人物であり、サラ・ペイリンの頭部を元々の画像に貼り付けただけだ。この画像はジョン・マケインが米国副大統領候補として名をあげた次の日に投稿されたものだが、誰がこの画像を作り上げたのかは未だに判明していない。


8.タクツァンの修道院

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 左の画像は「ナイン・カン・タクツァン修道院」として出回ったものだが、そんな修道院は実在しない。フォトショップで加工されたものである。

 Graffiti Labというプロジェクトの一環であり、Reality Cuesという団体によって作られたものである。元の写真は中国湖南省武陵源という場所を映したものである。


7.スーパームーン

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 この美しい画像も残念ながら偽物である。記録されている最大のスーパームーンでもここまで大きくなった事は一度も無いのだ。この画像は国立公園保全協会の公式ツイッターでリツイートされてしまう程精巧に作られた偽物なのだ。

 元となった写真はセコイア国立公園の絶景を写したもので、そこに月の画像が合成された。


6.宇宙での皆既日食

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 未だに多くの人々によって広められてしまっている画像だ。国際宇宙ステーションから映された皆既日食だとして拡散していったが、その後ツイッターでイラストであることが判明した。最初にこの画像をツイッターに投稿したのはA4size-skaというユーザーである。コメントによると、これはもともとは、創作の作品としてpixivに投稿された事がきっかけで、その後に他人がtwitterへ勝手に月蝕と偽って投稿し拡散したイラストだったそうで、作者も被害をこうむった例だといえるだろう。


5.飛行機から自撮り

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 まずこれに騙される人がいることが不思議だと言えるだろう。これほど高い場所なら気圧の差で呼吸が出来ないはずなのに、何故彼は自撮りが出来るのだろうか?

 元々何もない空を映した画像であり、その後に飛行機と人間が追加されただけのシンプルなコラ画像なのだ。


4.富士山上空のレンズ雲

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 これも見たことがある人は多いだろう。レンズ雲自体は存在し、北カリフォルニアのシャスタ山ではよく見られる光景である。この富士山の画像も、一番下のレンズ雲は本物である。しかしその上にある雲は全て偽物であり、フォトショップで後々付け加えられたものである。


3.スペースシャトルが雲を突き抜ける

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 最初に問うべき問題は「誰がこの写真を撮ったのか」という事である。仮に誰かがスペースシャトルと同じ高度で飛んでいたとしても、何故スペースシャトルの間近で撮影を行うような危険な事をするのだろうか?

 そして二つ目に、仮にこれが本物であるとすれば、シャトルから噴射される燃料の光と共に、シャトルを中心として円を描くように雲が開けて無ければいけないのである。察しの通り、この画像は何もない雲の中に、発射前のスペースシャトルを置いただけの加工画像である。


2.キッシング・アイランド(口づけする島)

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 これはアイスランドの「キッシング・アイランド」という島を撮影したものだという。しかしアイスランドに暮らしている人は分かるかも知れないが、そんな島は実在しない。この画像の半分と似た島は存在するが、その島の形状をフォトショップで変えてしまっているのである。


1.アラスカのアマガエル

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 アラスカンアマガエルと名付けられたこの画像は海外掲示板、redditのユーザーによって投稿された物だ。彼が説明するには、このアマガエルはアラスカでしか見られず、冬になると心臓を止め、夏に解凍されるまで冬眠するというのである。

 むろんそんな生物は存在せず、この画像もまた作られたものなのだが、この嘘を信じる人は思いの他多かったようだ。

via:15 Shocking Viral Photos That Turned Out To Be Fake

☆全部嘘かいや!

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鳥が動くアニメーションとか!オーストラリアの次世代紙幣5ドル札が凄かった!

2016年09月16日 | 世界びっくりニュース
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 2016年9月1日より流通が始まったオーストラリアの5ドル紙幣だが、オーストラリアでは今後7年間で全ての紙幣をハイテク化する「次世代紙幣プログラム」を実施しておりこれはその第一弾である。

 表が女王エリザベスII世の肖像、裏面がキャンベラ国会議事堂という構図は変わらないものの特筆すべき点は偽造を不可能とする最先端の技術が採用されていることだ。

 また、紙幣を傾けると、オーストラリア東部に生息する鳥、キリハシミツスイがフワフワと羽ばたくアニメーションを見ることができる。

Next generation of Australian banknotes: New $5 (60 second video)


 5オーストラリアドルは日本円に換算すると現在391円。一部透過加工が施されており鳥のアニメーションを見ることができるとか、おみやげにもらいたいレベルだ。原価いくらだよこれ。

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 裏面も角度を変えると浮き出るホログラム風
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 更には視覚障がい者の為のエンボス加工された触覚点字機能は、その数でいくらの紙幣かがわかるようになっている。

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 オーストラリア準備銀行は、世界でトップクラスの紙幣の開発に取り組んでいる。9月1日より流通が始まった新紙幣だが、自動販売機や小売店ではまだ対応ができておらず、使用できないというケースが相次いでいるらしい。

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via:imgurheraldsunなど

☆おしゃれやがな!

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君は名探偵コナンになれるか?思考の盲点を突く10の推理問題を解いてみよう!

2016年09月14日 | 世界びっくりニュース
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 今から上げる10の謎を解くには細心の注意を払って問題を読み、思考の盲点にまで考えを至らせねばならない。だが、答えを導くために必要な情報はすべてそこにある。

 さあ、これらの問題をすべて解くことができるだろうか?
 名探偵コナンになったつもりで、これらの推理問題を解いてみよう。

 回答はすべての設問の後に記述してある。

10. 宝石店の盗難の謎

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 ある宝石店に覆面をかぶり、ショットガンを携えた1人の男が押し入り、ダイヤモンドを盗んだとの通報が警察にあった。

 警察の捜査によって、現場からそう遠くはない場所にあった植物が生えた区画から盗難品が発見。さらにG・ V・ヒギンズとエドウィン・マクベインという2人の容疑者も特定した。だが、取り調べをすることもなく、犯人はヒギンズであることがわかった。いったいなぜだろうか?


9. コナン・アーサーの死

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 10月のある重苦しい晩、コナン・D・アーサーの死体が7階建アパートの付近で発見された。死因が窓からの転落であることは明らかだった。

 1人の刑事が呼ばれ、捜査のためにアパートの中に入った。最初に調べたのは、死体発見現場に面したアパートの2階だ。すると彼は窓を開けて、コインをトスし、床に落とした。そして、コインをそのままにして、3階へと進む。そこでも2階とまったく同じように窓を開けてコイントスをした。

 残りの全階でも同じことを繰り返した。各階を回ると1階へ戻り、男性は自殺でなく殺されたのだと告げた。一体、なぜわかったのだろうか?


8. フィリス・ドロシーの死

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 数時間前に死んだフィリス・ドロシーの家に警察が到着した。彼女は頭部をこめかみの部分から撃ち抜かれていた。その手にはリボルバーが握られていた。また、机の上にはカセットテープ式のレコーダーがある。刑事がこれを再生すると、おそらくフィリスと思われる女性の声でこう話していた。「人生はままならない。もう無理よ」と。そして銃声が鳴り、テープはそこで終わった。

 刑事はにやりと笑った。自殺ではないとわかったからだ。なぜわかったのだろうか?


7. 出張中のセールスマン

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 ジョー・ネスボは出張中のセールスマンで、仕事のためにホテルに滞在していた。その晩、夕食をとりながらの長引く商談を予定してたため、昼過ぎに一旦昼寝をすることにした。

 すると、ドアをノックする音で目が覚めた。見知らぬ男が入ってきた。「ああ、なんと大変失礼を。部屋を間違えてしまいました。どうかお許しください」と詫びながら男性はゆっくりと振り返り部屋を出た。ネスボは起き上がり、ドアに鍵をかけた。昼寝前にドアにカギをかけることを忘れていたようだ。そして、またベッドに横になる。が、突然飛び起きるとロビーに電話し、泥棒がうろついてくると告げた。なぜ、そう思ったのだろうか?


6. ランズデール兄弟

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 トム・ハイスミスは自宅のアパートで刺殺死体となって発見された。容疑者は5人。ジョセフ(Joseph)、レオナルド(Leonard)、マーク(Mark)、ハップ(Hap)、リチャード(Richard)のランズデール兄弟( Lansdale brothers )である。5人とも動機があり、殺害するチャンスがあった。だが、誰がやったのかははっきりしない。困っていた刑事に匿名の投書が送られてきた。これを読んだ刑事はすぐさま真犯人に思い至った。投書にはこう書かれていた。「?ランズデール。彼が犯人だ」

 いったいハイスミスを刺し殺したのは誰だろうか?


5. クリスティン・アガサ殺人事件

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 刑事はかなり不思議な殺人現場に到着した。クリスティン・アガサは死んでいる。殺されたことは明らかだ。凶器は大型のハサミ。だが、切られたのでも、刺されたのでもない。それどころか、部屋には一滴の血はおろか、争った形跡すらない。この大きく、鋭く尖ったハサミで、クリスティン・アガサはどう殺されていたのだろうか?

4. サマンサ・ハメットの死

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 太陽が燦々と照らす、よく晴れた日、サマンサ・ハメットは夫のダシールに殺された。現場は公共の場であり、殺人の目撃者は大勢いた。だが、誰もそれを止めようとはしなかったのだ。それどころか、ダシールの行為を咎める者すらいなかった。法的に彼は殺人犯ではなかったからだ。それゆえに逮捕も、告訴されることもなかった。事実、妻を殺した後、ダシールは普通に帰宅している。なぜ、こんなことが可能なのか?


3. コリン・デクスター裁判

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 コリン・デクスターは生涯3度目の逮捕となり、リンゼイ・ジェフリー判事の前に立っていた。過去2回の裁判で、デクスターがもう二度とこのようなことはしない誓ったため、その言葉を信じたジェフリー判事はかなり寛大な判決を下していた。さすがの判事も3度も法廷に立った彼を目にすると、まるで自分が馬鹿にされたかのように感じられ、デクスターに教訓を与えるべきだと思った。そして、こう告げた。「3日以内に手紙を書きなさい。もし、あなたが正直に書けば、10年の懲役刑を科しましょう。ですが、嘘を書いたなら、その日のうちに絞首刑に処します」

 ジェフリー判事はこの判断に満足だった。それがデクスターへの教訓になると思っていたからだ。自分の命を危険にさらしてまで嘘を吐くなずがない。事件の真相を書くだろうし、しかも重い刑罰を与えることもできる。一挙両得だと思った。

 3日後、すっきりとした顔のデクスターから手紙が提出された。それを読んだジェフリー判事の顔から血の気が引いていく。そして、「デクスター氏を釈放する」と判決を下した。デクスターは手錠を外され、法廷から出て行った。

 一体、手紙には何と書かれていたのだろうか?


2. キャンピングカーの衝突事故

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 高速で起きたひどい事故現場に警察が到着した。キャンピングカーが不意にセンターラインを越えてきたため、トラックと正面衝突したのだ。トラックの運転手とキャンピングカーに乗っていたレオナルド・エルモアとエルロイ・ジェームズは死亡。唯一の生存者はチャンドラ・レイモンドである。

 警察がレイモンドに事情聴取すると、運転していたのはエルモアで、彼とジェームズは後部でビールを飲みながらトランプで遊んでいたと答えた。レイモンドによると、ジェームズがシートから立ち上がってビールを取ろうとしたときに衝突して、後ろに吹っ飛ばされたという。そしてバックドアの取っ手に後頭部を打ち付けた。レイモンドは事故の際にきちんと座っていたので死なずに済んだようだ。検視官もジェームズの死因はドアに後頭部を強打したことであると確認した。

 検視報告書とレイモンドの調書を読んでいた刑事は、彼を殺人の罪で逮捕することにした。なぜか?


1. アンジェラ・レーハン殺人事件

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 パトリック・レーハンとアンジェラ・レーハンは結婚7年目の夫婦である。当時、パトリックは3ヶ月の長期出張に行っていた。ようやく出張先から家に帰る日になって、彼はアンジェラを驚かせようと、こっそり家に忍び込み、寝室にいるアンジェラを見つけた。驚いた顔を写真にとろうとカメラを構える。そして、撮影された写真が上記のものだ。

 アンジェラは彼を見て嬉しそうに抱きついた。そして、夕食を食べに出かけようと誘った。彼女はおめかしをして、気の利いたレストランに出かけ、楽しい夜を過ごして帰宅。そのとき、パトリックは何もかもが完璧に思え、幸せな気分で家に着いた。だが、翌朝、パトリックが目を覚まし、昨晩の妻が微笑む写真を見ると、銃を手にして妻を撃った。

 パトリックは一級殺人罪で起訴。検察官は動機なき、冷酷な犯行として死刑を求刑した。が、彼は第二級殺人罪であり、懲役刑がふさわしいと反論。その証拠として例の写真を提示した。なぜ、パトリックはこれを減軽の証拠として用いたのだろうか?

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さあ、答え合わせだ。

◆解答
10. 植物はサボテン。ヒギンズは切り傷だらけだった。

9. 刑事は全階で窓を開けなければならなかった。男性が飛び降りたのなら、窓の1つは開いていなければならない。ということは、被害者を突き落として、窓を閉じた犯人が別にいることになる。

8. 自殺だったなら、フィリスはどうやってテープを巻き戻したのだろうか?

7. 自分の部屋ならばノックなどしないだろう。

6. マーク。投書を声に出して読むといい。クエスチョンマーク・ランズデールとなる。

5. クリスティン・アガサは生命維持装置につながれていた。そのチューブをハサミで切った。

4. サマンサは死刑囚で、ダシールは死刑執行人だった。

3. 「私は絞首刑にされる」。彼が絞首刑になるとすれば、文面は真実であり、絞首刑は適用されない。しかし、彼を絞首刑にしないのならば、文面は嘘となる。したがって、嘘にも真実にもなりえない。

2. ジェームズは事故で死んでおらず、レイモンドがドアノブに彼の後頭部を打ち付けて殺した。仮にジェームズが衝撃で飛ばされたのだとしたら後方ではなく、前方に飛ばされたはずである。

1. アンジェラは浮気をしており、パトリックの帰宅時に不倫相手を部屋の中に隠していた。扇風機のコードをたどると、ヘッドボードとマットレスの隙間に男の顔、特に目が写っている。
via:10 Crime Riddles That Will Boggle Your Mind1

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人類が近い将来遭遇する可能性がある10の深刻な戦争

2016年09月12日 | 世界びっくりニュース
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 どうして戦争はなくならないの?その問いに答えるのは至難の業だ。人類の歴史は戦争と共にあるといっても過言ではない。文明がいかに進もうと、科学技術がいかに変化しようと、人類同士の戦いがなくなることはないのかもしれない。問題となるのはそれがいつ起きるかだけである。

 アメリカ系海外サイトにて、今後数年内に起こりうる可能性のある10の戦争がまとめられていた。それは地域的紛争や世界的なもの、大規模なものから小規模なものまで様々だ。共通点はそれが確実に私たちを戦慄の恐怖に陥れるということだ。

10. 中露シベリア戦争

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 現在、中国とロシアはウラル山脈の東でにらみ合いを続けている。両国ともに巨大な軍事力と核兵器を有し、両国ともに拡張政策を採っている。そして、両国ともにシベリアの領有権を主張している。

 人口は少ないが資源が豊富なシベリアは、かねてから中国が狙っていた土地だ。最近、中国はシベリアを買い占めようと画策したことで、ロシアの不興を買った。北京の見解によると、シベリアの少なくとも東部については歴史的な領有権を有しており、大勢の中国系民族がロシアの国境を越えて移住しているという。当然、クレムリンがこれを認めるわけがない。
 
 シベリアの領有を賭けた中露戦争には2つの帰結があるだろう。中国軍がロシアを蹴散らすか、ロシア軍が核戦争を勃発させるかだ。いずれにせよ、悲惨なまでの死者がでることはまちがいない。


9. バルト地域戦争

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 プーチン大統領がクリミア半島を編入したことで、ヨーロッパとロシアとの間には戦争の可能性が芽生えた。元NATO副司令官アレクサンダー・リチャード・シレフによれば、それはほぼ必然なのだという。

 同地域にある緊張の火種として、ロシアがNATO包囲に対して懸念していることをシレフは指摘する。早ければ2017年5月にも、モスクワはクリミアからロシアへ続く回廊地帯であるウクライナに進軍するだろう。その後はバルト諸国だ。エストニア、ラトビア、リトアニアはいずれもNATO加盟国であり、そうなればロシアと西側諸国との戦争に突入するかもしれない。

 なお、シレフによれば、NATO介入に対する牽制としてロシアが核の使用をチラつかせることもあるということだ。

8. 北朝鮮の春

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 今年夏、ロンドンに駐在していた北朝鮮高官が韓国に亡命した。これは金正恩体制のきしみを示唆する最新の事例でしかない。

  金正恩は中国をはじめとする最も強力な同盟国を遠ざけている。エリート層に贅沢な生活を約束することもできない。安価になったスマートフォンによって国民が外国の生活を目にする機会もできた。また一方で、同国は1994年の飢饉が可愛く見えてしまうような食糧不足にも備えなければならない。

 その結果、北朝鮮史上かつてなかったような革命が起きる可能性がある。国民が通りを占拠し、軍は派閥に分裂。そして地獄の蓋が開く。共産党による独裁政治が暴力的に崩壊したもっとも最近の事例はルーマニアである。そこでは、10日足らずで1,100人以上が殺された。金正恩はそれ以上の血を目にするだろうか。


7. ヨーロッパ対イスラム国の市街地ゲリラ戦

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 空襲、経済的な混乱、軍の進軍。イスラム国は崩壊の瀬戸際にある。だが、彼らがこのままおとなしく消えるとは思えない。追い詰められたイスラムの聖戦士たちがヨーロッパへの直接攻撃を仕掛ける可能性もある。

 規模は小さくとも、市街地でのゲリラ戦はヨーロッパ大陸を荒廃させることだろう。ヨーロッパの各主要都市が墓場と化す。一般市民を標的とした銃撃や爆撃がひっきりなしに続き、そこかしこの通りで警察とイスラム兵が戦闘を行う。

 彼らの主要な標的はフランスとベルギー、次いでドイツとイギリスだろう。安全な都市などなく、政治家も役には立たない。この混乱はイスラム国最後の兵士がいなくなるまで続く可能性は高い。


6. ベネズエラ内乱

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 カラカスの街中は無法地帯だ。生活必需品を買うことは不可能。インフレ率は500パーセントを超え、1,600パーセントも荒唐無稽な話ではなくなってきた。抗議や暴動が多発し、これに対応すべき警察や政治家の汚職などが蔓延している。

 この無政府状態の帰結は内乱だ。

 マドゥロ政権は辞職を拒んでいるが、満足に物も食べられない怒り心頭のベネズエラ国民が武装蜂起する可能性は高い。警察や軍の大量亡命もあり得る。コロンビア民族解放軍のような隣国の左派組織が介入してくる恐れもある。

 全面戦争に突入するかもしれないとは言え、クーデターはベネズエラにとってもっともありそうなシナリオかもしれない。ラテンアメリカの歴史が何らかの参考になるのだとしたら、そうした流れは大規模な抑圧と流血につながる前触れであると言えよう。


5. 第二次中国文化大革命

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 毛沢東による文化大革命ではおよそ150万人が犠牲となっている。汚職の蔓延、人々の不満、裏切られたという思いが沸騰して大量虐殺の引き金を引いたのだ。2016年現在、こうした状況に再び陥りつつあるようだ。

 中国は農民による謀反の歴史で彩られている。毛沢東自身が800万人を処分して権力の座についた。その数十年ほど前には、義和団の乱で10万人以上が犠牲となった。さらにその数十年前は、太平天国の乱で推定2,000万~3,000万人(7,000万人という説もある)が処分された。

 歴史的な文脈で言えば、新たなる文化大革命が絶対に起きないとは言い切れない。現在ですら中国は毎日500人の抗議者を粛清している。年あたりでは10万もの暴動が起きている。指導部には汚職がはびこり、若者は反乱を口にする。今後、大規模な金融危機が起こり、生活を直撃するようなことがあれば、次の流血の口火となるだろう。


4. 第二次ボスニア紛争

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 1990年代、世界はボスニアの悲劇を目撃した。10万人の市民が民族浄化の名目で命を奪われた。1995年のデイトン合意によって紛争に終止符が打たれ、1国に2つの国が誕生。ボスニャク人とクロアチア人のためのボスニア・ヘルツェゴビナとセルビア人のためのスルプスカ共和国だ。

 しかし、新しく作られた国家も不安定だった。民族が住む区域によって分けられたことで、緊張はますます高まり、悲劇や復讐の火種が燻った。また、現在でも貧困に喘いでいる。失業率は60パーセントを超え、セルビア人とクロアチア人が分離独立を望む一方、ボスニャク人は統一を望んでいる。

 最近、スルプスカ共和国の政府はこの権力闘争の火に油を注いだ。ボスニアからの独立の是非を問う国民投票を実施することにしたのだ。おそらくは支持者が多数を占めるだろう。だが、これが内乱につながらないとも限らない。


3. サウジアラビアの革命

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 サウジアラビアのアラブの春は事実上座礁した。チュニジアとエジプトでは独裁政権が瓦解し、リビアで政権が打倒され、シリアは燃え上がった。しかし、サウジアラビアの王族はどうにか権力を手放さずに済んだ。
 
 が、そうでもないのかもしれない。アメリカのシンクタンクによると、サウジアラビアの現在の情勢はエジプト革命当時のそれとよく似ているのだとか。つまり、爆発寸前ということだ。

 原油価格の暴落によって、王室は破産寸前に追い込まれている。若者の失業に改善の兆しはない。高学歴の20代の人々も大いに怒りを募らせる。サウード家はムバラク政権と同様に私有化を推し進めて不興を買っている。少数派であるシーア派による暴動もある。さらにイスラム国のテロ。イエメンでの戦争もうまくいっていない。

 市民が不満を募らせた結果、革命が起きたとしても不思議はない。そうなれば、エジプト、リビア、シリアが再現されるだろうか。それを知るのは時間のみだ。


2. インド・パキスタンの核戦争

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 2008年冬、世界は終わりかけた。
 
 国家が支援するテロ問題を巡るパキスタンとインドの対立がエスカレートして、核戦争寸前まで突き進んだのだ。結局は世界各国の外交努力によって事態の沈静化が図られた。だが、両国の緊張は相変わらずで、こうした事態にいつまた再び発展するともわからない。

 インド・パキスタンの核戦争はデリー、ムンバイ、カラチ、イスラマバードを火の海にするだろう。数千万人単位の人間が焼かれることになる。これによる核の冬はアジアの作物に波及し、大規模な飢饉が発生。それによる死者の推計は20億人にも上る。

 その引き金になりそうなものとして、カシミール問題、パキスタン政府の破綻、パキスタンが裏で手を引くインドへのテロ攻撃などが考えられる。つまり、潜在的な火種が大量にあるということだ。


1. 南シナ海と第三次世界大戦

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 インド・パキスタンが散らす火花以上に恐ろしいのは、中国とアメリカの対立だ。さらにフィリピン、韓国、日本などの国家が関連するのだからなおさらだ。南シナ海。ここは第三次世界大戦すら引き起こしかねない火種が眠る地域だ。

 ここ数年、中国は同地域に積極的に進出している。これはアメリカの同盟国でもある小国を無視する形で行なわれている。アメリカ政府は警告を発しているが、これ対する中国からの回答は脅しだ。両国ともに引くつもりはない。

 これが戦争にまでエスカレートしたとすれば、全世界が巻き込まれ、無数の命が失われることになる。第二次世界大戦すらしのぐ人類史上最悪の悲劇が訪れるだろう。


via:10 Horrifying Future Wars We Will Live To See

☆Facebookでシリアの人と友達になったけど、戦争は悲惨やぞ!

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人類の闇。昔から現在に引き継がれてきた身も凍る15の精神的拷問

2016年09月09日 | 世界びっくりニュース
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 肉体的拷問よりも過酷な精神的拷問。中世やそれ以前の時代、数多くの精神的拷問が行われていた。そうした手法の多くは現代にも引き継がれており、政府の秘密機関などで今も利用されている。

 精神的拷問によって肉体が傷つくことはないが、その爪痕は心の奥深くに残る。もっとも有名なものは取り調べなどで行われる睡眠妨害や感覚の遮断だろう。また、肉体に危害が加わることはほとんどないとはいえ、精神的拷問と肉体的拷問は密接に関連している。肉体的拷問による苦痛や恐怖それ自体が精神的なダメージを引き起こすからだ。

 以下では人類が作りあげた狂気の精神的拷問を紹介する。いずれも心を衰弱させ、恐怖を植え付けるには効果的な手法であることが証明されている。

15. 強請り(強迫)

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 強請りは精神的拷問の1つだと考えられている。メリアム・ウェブスター辞典によれば、強迫(blackmail)とは、言うことを聞かなければ秘密をばらすと脅す犯罪のことである。その目的は金銭であることもあれば、パートナーが自分のもとに留まるよう強制するといった人間関係であることもある。

 イングランドではある強請り事件がきっかけで2015年に法律が施行されている。恋人から別離を切り出されることを恐れた男性が、別れるなら自殺すると脅迫したのだ。また、彼は恋人のSNSを監視し、友人関係も束縛した。この男は強制と支配の罪で15ヶ月の懲役刑が科された。


14. 長時間におよぶ尋問

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 尋問では自白を取り付けるために精神的拷問が利用される。これは必ずしも法で認められているわけではないが、捜査当局の常套手段だ。

 尋問で使用される方法の合法性、あるいは残虐、非人道的とされる方法については、以前から様々な議論がある。赤十字国際委員会が発行した精神的拷問に関する文書によれば、尋問の際の拷問には、身体を物理的に攻撃するものや、実際に肉体的な苦痛を引き起こすもの以外の手法も含まれている。尋問で使用される精神的な手法としては、人の感覚や人格を乱すようなものもしばし挙げられる。

 警察の尋問では、長期間拘束し、質問や非難、あるいは脅しなどが行われることがある。警察は容疑者に自白を促し、罪を認めさせる様々な手法を用いている。


13. 睡眠剥奪

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 2014年、アメリカ上院諜報活動特別委員会が公開した報告書では、9/11同時多発テロ事件後にCIAが行っていた拘禁と尋問について取り上げられた。それによれば、睡眠剥奪がもっともよく利用された”強化尋問技法”の1つだったという。
 
 睡眠剥奪による拷問を行うには、最大180時間隔離する必要がある。この間、対象者は立ちっぱなし、あるいは無理な姿勢をとらされる。睡眠を剥奪された人間は幻覚などに苦しむようになる。

 これは消耗性の精神的拷問で、生物機能の深部に打撃を与える。人間の精神および肉体的健康は、適度な長さの睡眠に依存する。睡眠不足が極端なまでに進行すれば、肉体に対する拷問以上のダメージと苦痛が引き起こされる。

 睡眠剥奪による初期症状は、疲労、苛立ち、集中力の欠如だ。これがさらに進むと、読解力や会話能力の低下、判断力の低下、体温の低下、食欲の増加といった症状に苦しめられるようになる。


12. ガスライティング

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 ガスライティングとは、犠牲者に自分の記憶、認識、正気を疑わせるよう仕向ける行為だ。加害者が以前に行った嫌がらせを否定したり、犠牲者を当惑させるような奇妙な出来事を起こして見せたり、様々なやり方がある。
 
 この用語は1938年の演劇『ガス燈』にちなんだもので、臨床や学術研究論文でも使用されている。

 ガスライティングは社会病質者やナルシストが意識的あるいは無意識的に好んで使う。社会病質者はしばしば社会規範や法律に違反し、他人を利用するが、一見魅力的で自信に溢れている。こうした人物は自分の不正を否定し、そのあまりに被害者が自らの認識を疑うことすらある。

 別のよくあるケースは配偶者に対するガスライティングだ。例えば、加害者側のパートナーが自分の暴力行為について頭から否定するといったことがよくある。


11. 独房監禁

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 独房監禁は数世紀にわたって利用されてきた精神的拷問の手法だ。現在でも行なわれており、囚人を狂気に陥れる。

 人が完全に隔離された状態で、何もすることもなく数日、数週間、数ヶ月と過ごすと心からの恐怖を味わうようになる。人との関わりが絶たれるとかつて精神的に安定していた人物であっても鬱や不安症を患うようになる。

 独房監禁された囚人は孤独と戦うために独り言を口にし始める。同じ目に遭っている囚人がほかにいたとしても、お互いに会話できるような場所にはいない。これにより精神的な苦痛はおろか、肉体的な苦痛まで生じるようになる。

 今日では独房監禁は人権問題であるとみなされることが多い。また、独房監禁の適用には人種差別的な色合いも見て取れる。それを示唆する証拠がありながらも、アメリカにおいて独房監禁に関する統計を残す義務は存在しない。


10. ホワイトトーチャー

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 ホワイトトーチャーとは、感覚の遮断を用いた精神的拷問で、光、音、臭い、触覚、味といった刺激を一切遮断してしまう。イランなどの中東諸国で政治犯を対象によく使用される。また、CIAでもテロの容疑者から自白や情報を引き出すために使われるようだ。

 視覚や聴覚を遮断するために目隠し、フード、耳栓などをよく使用する。また、より複雑な器具を使って、嗅覚、触覚、味覚、さらには温度や重力に対する感覚まで奪うこともある。

 特に光や音を奪うことで、人間の心理状態に劇的な影響を与えることができる。犠牲者は幻覚を見たり、嗅覚が鋭敏になったり、さらには部屋の中に何か邪悪な存在がいると錯覚するようにもなる。


9. ノータッチトーチャー

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 ノータッチトーチャーはかつてアメリカで使用されていたと噂されるものだ。今日、政府はこうした拷問が行われているという主張を否定している。

 拷問に使われる技術は国家機密に分類されており、これを耐え抜いたアメリカ市民からのリーク情報があるだけだ。どうやら、復讐、罰則、取り調べ、行動の矯正に使用されていたらしい。しかし、この類の拷問は信頼性に乏しく、しばしば虚偽の自白を引き出すことになる。

 ノータッチトーチャーの手法としては、躁鬱状態、記憶の改ざん、電気ショック、不安や恐怖、強制的に病気にする、性的に不快なポルノグラフィー、個人的あるいはスピリチュアルな中傷、心理的脅迫などを利用するものがある。人を限界に至らせるまでに数日から数ヶ月かかることもある。


8. 永久的かつ重度の外見損壊をほのめかす脅し

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 人の外見を永久的かつ重度に傷つけるとほのめかす行為も精神的拷問だ。実際に外見を損壊させる必要は必ずしもなく、脅迫だけで精神的には相当堪える。また、精神状態を変化させる物質あるいは感覚や人格を阻害する手法の使用をほのめかすこともある。

 定期的に肉体的拷問をチラつかせることで、慢性的あるいは長期的な精神的なダメージを与えることができる。この類の拷問では、その暴力行為の程度を徐々にかさ上げしつつも、怪我はまったく負わないために、犠牲者が外傷の影響を軽視するようになる。

 また、こうした性質ゆえに、例えば訴訟などにおいて、このタイプの拷問を味わったことのない人がその苦痛を理解することは難しい。


7. 羞恥刑

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 公で辱める行為は精神的拷問独特のものと言えよう。例えば、知らぬ間に裸の写真を撮られて、それを公の不特定多数に配布するようなことがあれば、羞恥刑の一種である。

 これは学校でのネットを介したいじめの一形態としてよく見られる。中高生は誰かに見られるとは少しも思わずに、不用意に自分のヌード写真を人に送りつけることがある。するとそれをもらった人物がクラス全員にばらしてしまうのだ。また、こうしたことはコミュニティでもしばしば発生し、多くのケースで被害者が恥ずかしさや悲しみに耐えられずその地域を去ることになる。

 原始的な部族社会では、羞恥刑の矛先は本人だけでなく、その家族にまで及ぶ。血縁関係にあるという理由だけで、被害者になってしまうのだ。


6. 中国式水責め

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 この精神的拷問は水滴を拘束された人間の頭部に延々と垂らし続ける。水滴は肉体に直接触れているが、それ自体は肉体を傷つけることがないために精神的拷問に分類される。それでも執拗なまでに垂れ続ける水滴は、意識を朦朧とさせ、多大なまでの精神的苦痛となる。

 この拷問は15、16世紀イタリアのヒッポリトゥス・デ・マルシリース(Hippolytus de Marsiliis)が編み出したものだ(その名称は、ハンガリー生まれの手品師ハリー・フーディーニが考案した中国式水責め房に由来すると思われる)。岩に垂れ続ける水滴が、やがては穴を開けるところを見た彼は、これを人体でも試してみたのだ。

 かつての中国式水責めでは、犠牲者を裸にして見物人に嘲笑させたりといったこともあったと言われている。


5. 音楽の拷問

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 楽しいはずの音楽は拷問にも使われることがある。音楽の拷問は、拘留中の人物に対して、大音量の音楽を絶え間なく聴かせるものだ。現在、欧州人権裁判所と国連が取り調べ中に大音量の音楽を流すことを禁止している。
  
 極端に音量の大きい音楽が作り出す振動は、人間の骨にまで響き、精神的な苦痛を与える。音楽の拷問は20世紀の全体主義政権下でよく使用されたものだが、様々な状況において中世から現在まで続く精神的拷問だ。

 大音量の音楽は今日の文化において他人に大きな迷惑をかけるものと認識されている。音楽を無理やり聴かされることで、睡眠まで妨げれてしまう。
 
 ちなみに、CIAでもっともよく使用されるのは、エミネムの「The Real Slim Shady」、ドープの「Take Your Best Shot」、クリスティーナ・アギレラの「Dirrty」、デヴィッド・グレイの「Babylon」だそうだ。


4 環境操作

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 環境操作は、ほとんど気がつかないような変化に対して段階的に適応させることで、抑留者に心理的な強制を強いる環境を作り出すことをいう。各段階は非常にささいな変化であるので、そこに強制を生み出す効果があったとは気がつくのは、せいぜいずっと後になってのことだ。集団の中で行うことも可能で、犠牲者はしばしば仲間だと思っていた人物に騙されることになる。

 環境操作は心労をを引き起こし、認知プロセス、価値観、考え、態度、規範、推論、意思決定といった能力に影響を与える。また、こうした行為には、情報や意見を突然拒絶し、話し合える話題を制限し、コミュニケーションを厳しく統制するといった行為も含まれる。

 自分の意思によらぬ環境の変化によって無力感に苛まれるようになる。当然、不安感も増大する。


3. ストレスポジション

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 ストレスポジションとは、体の筋肉に過大な負荷がかかるような姿勢のことで、服従ポジションとも言われる。例えば、つま先立ちを強いられたり、しゃがんで太ももが地面と水平になるよう強いられたりするような状況だ。最初は強い不快感を覚えるが、やがては激しい痛みに変わってくる。

 これはグアンタナモの収容キャンプでよく行われていた。そこでは座った者に座り直すことを許さなかったり、立っている者に起立の姿勢を強制するといったことがあった。

 また、吊るし刑もこの一種だ。肩に過度な負担がかかり耐え難い苦痛が生まれ、ときには脱臼、あるいは神経や靭帯が損傷を受けることもあった。


2. 薬物による拷問

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 罰則あるいは情報を引き出すために向精神薬などの薬物を用いることである。精神的苦痛、不安、精神的混乱、金縛り、見当障害などのストレスを与えることで、服従を強いるためのものだ。

 薬物による拷問は中東でよく使用された。依存性のある薬物を無理やり投与し、禁断症状が現れる頃を見計らって投与を中止。尋問を開始する。言うことを聞けば薬物を与えるが、服従しない場合は禁断症状によって苦しむことになる。

 ブラジルでは70年代に薬物による拷問が行われていた。その手法は、舌や陰嚢にアルコールを注入したり、てんかんを起こすような薬物を投与したりするものだ。また、電気ショックを与える際に筋弛緩剤を与えると、肉体的な怪我を最小に抑えることができるという。


1. 恐怖症の利用

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 これは犠牲者が自分の苦手とするものを知られてしまった場合に利用される。加害者はその人間が特に恐怖を覚えるような状況を作り出す。例えば、蛇が大嫌いな者を蛇だらけの部屋に閉じ込めたりといった具合だ。あるいは蜘蛛嫌いならタランチュラがうじゃうじゃいる部屋に閉じ込める。剛毛の生えたタランチュラが体の上を這い回る恐怖は如何ばかりだろうか?
 
 このトラウマになるような恐怖に向き合うより、しばしば人は心を閉ざし、放心状態に陥る。加害者は高所に対する恐怖や血に対する嫌悪感などありとあらゆるものを利用することができる。

 こちらもCIAのお気に入りで、グタンタナモの収容所、アフガニスタンやアメリカなどの施設でもよく使われていた。

via:15 Most Shocking Forms Of Psychological Torture Used On Humans

 みんなはこの15の精神的拷問の内どれが一番きついと思った?私はある種の恐怖症を持っているので、その恐怖症を利用されるとかなり大打撃となるな。睡眠剥奪とかもやばいかも。

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