時の栞

何を見て、何を思い、どう表現したのか。
私の欠片であるコトバで綴った、私自身の栞です。

「はやぶさ 遥かなる帰還」を観に行く

2012-02-20 14:53:43 | ナニゲな日々

土曜日に見てきたのに、

食べモノの記事だけアップしてました

 

土曜のお昼前、

宇宙大好きのダーリンが、

「映画見に行かなきゃ!」と勢い込んで言うので、

おそらくはそうだろうと思いながらも、

「はやぶさ?」と聞くと、

「まあね」との返事。

 

じゃ、Vitで行こっか。

と予約しようと思ったけど、

パスワードを間違えて2回送信したら、

時間をおいて入力しろとメッセージ。

あーもう、めんどくさっ!

まどろっこしいから、

洗濯機に乾燥までやってもらうことにして、

TOHOシネマズ八千代緑が丘へ。

 チケットを購入し、

キャラメルフレーバーのポップコーンLを抱えて6番スクリーンへ。

座席は半分程度埋まっていた気がします。

始まってどのくらいたったかなあ?

 

 うぅ。。

重い、

重いです、まぶたが。

 

 

かなり寝てたかも

 

えーと、打ち上げて、

それから…

あれ?

あんま、記憶が無い。

 

とにかく目が覚めたら、

「はやぶさ」が行方不明になってました。

ここからは映画に集中です。

 

事実を淡々と綴りながらも、

何気ない会話や、嗜好を交え

プロジェクトマネージャーの人となりを受け手の描く映画感の中に

浮かび上がらせるという手法は好ましかったです。

 

で、

これは人間ドラマだと言えばそうなのかもしれないですが、

メカニカルな描写が思ってたより少なかったです。

もっとへええな技術的、機械的な映画だと思ってました。

 

夏川結衣さん演じるシングルマザーの新聞記者と、

はやぶさに部品で関わった町工場のおじさんが親子、

という、ほんまでっか?な関係から描かれる、

ゆるやかな人間関係のエピソードが結構ある割に、

1ビット通信という言葉が特に説明もなしに使われたりしてて、

いったいどこにターゲットを置いてるの?という感じ。

 

全編を観たわけではないので、

そんなこと言うのはどうだろうか?と思う部分もあるでしょうが、

あくまでも観た映像の中のことを言えば、

プロジェクトチームのメンバーそれぞれの力量の描き方には

少なからず物足りなさを感じました。

実際はもっと多くのメンバーが全力を尽くしてたんじゃないか、

そう思いたい、というのではなく、

そのように思わせてしまう仕上がりだったことに対し、

物足りなさを感じるということです。

 

なんというか…。

 

渡辺謙さんが引き締めている現場の空気を

脚本や映像が生かしきれていないというような、

なんだか生煮えのような感じが残りました。

 

ですが、

もちろん、はやぶさが帰還したことへの感動は揺るぎなく、

決して諦めなかったことが帰還につながった事実は、

今の日本と日本人にとって大切なメッセージであることは

紛れもありません。



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