気ままな絵日記

我が家の庭のお花を紹介

カタクリの自生地を見てきました。

2007年04月14日 20時19分57秒 | ガーデニング


 幸いなことに当地には数多くのカタクリの群生地があります。今日は天気もよかったので、2ヶ所を見に行ってきました。どちらも驚くほどの場所であり、写真で紹介してある場所などは本当に住宅街の裏山という風情です。時期的にはちょっと遅くて、多くの株の花が終わり、種をつけている状態でした。でもまだまだ開花している花があり、十分に楽しめました。

 それから、たくさんの発芽した苗が出ているのも確認できて、これからも増えてくれることが期待できる場所でした。

 山野草の自生地は行ってみて分かることなのですが、本当に栽培をしていく上で参考になることが多いですね。今日のカタクリも人間が上っていくには結構きつい傾斜地になっていて、今日現在では朝からよく日が当たっています。しかし、上を見上げると、大きな落葉樹がちょうど芽吹いてきているところでした。きっとあと2週間もすると、落葉樹の葉の影になってしまうのでしょうね。

 水はけよく、春の日が当たり、夏は木陰になるところというイメージが本当によく分かります。不思議なもので、今日訪れた自生地でも、一部分に杉の林になっているところがあるのですが、その杉の林の淵まではカタクリが見られるのですが、林の中にはカタクリは見ることが出来ませんでした。植物が育つ環境というのはこれほど微妙な環境の変化が影響を及ぼすことがよく分かりました。

 植物栽培愛好家としてはやっぱり、自生地を見て歩くことも重要だと実感した一日でした。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿