やっと春らしい暖かさが戻ってきました。まだ本調子という感じではありませんが、真冬からは脱出したという感じです。
最近「スプリングエフェメラル」という言葉をよく見かけるようになりました。
これは、福寿草やカタクリあるいは二輪草といった植物のように、春の一時期だけ葉を展開して花を咲かせる植物を総称しています。これらの植物は夏が来る前に、葉も枯れてしまい、その後は翌春まで地中で過ごすという習性を持っています。ですので、葉が展開しているほんの短い期間に、養分をしっかりと蓄えて、翌春の開花に備えなければなりません。
このような植物の栽培では、葉の表面から養分を与える「葉面散布」が効果的です。特に葉の裏面から肥料を与えることで効果を得ることが出来ます。とくに、効果的なのは「ブドウ糖」の直接散布です。ブドウ糖を薄めて葉面散布することで、短い期間での栄養補給に効果を発揮します。人間と同じですね。
福寿草やカタクリは翌年も花を付けるのが難しい植物と言われていますが、葉面散布を上手に利用することで、問題が解決することが出来ますよ。
今まで悩んでいた方はぜひお試しください。
明日は、近隣の山に花を見に行ってきます。
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