フィリピンで初のプエルトガレラ旅はは奮発して「サンセット アット アニヌアン ビーチ リゾート」に宿泊することにした。ホテルまで彼らが一緒にトライスキルで向かってくれる。ムエレ港からからトライスキル３人乗りで20分ほどするとホテルに到着した。トライスキルで向かうにはかなり遠く、同行のイギリス人の友人は身体が大きく、二人で座席に座るとかなりきつかった（笑）。到着したこのホテルは騒然とするホワイトビーチの西側の岬の先で、ホワイトビーチからは直接砂浜沿いから入れないビーチで非常に静かだ。部屋数は35、3階建ての白を基調とした建物でスタッフも非常に対応が良い。
ホワイトビーチの喧噪もグループなどで行けば楽しいが、宿泊客の少ないこのホテルは非常に静かに過ごせる。家族連れだと静かすぎて寂し過ぎ、カップルに最適かも。しかし私は一人で泊まった。中庭にはバーとプールが有り、夜ほんのり灯った柔らかいライトと 波の音を聞きながら過ごせる。その晩はオーストラリア人と思われる男女旅行客が夜中までプールに浸かって酒を飲んでいた。
お勧めは早朝早く起きて波の音で目を覚まし、部屋のテラスでコーヒーを飲みながら静かな音楽を聴き、波の音とうっすらと霧が出たどこまでも続く海を眺めながら過ごす時間は非常に贅沢だ。朝食は中庭の真っ白なテントとテーブルで頂く。是非時間を大切にする方々にお泊りを進める。正直一人旅でよかった。静かに過ごせた。
さてホテルのチャックインが終わり荷物を置くと、彼らが連れて行きたい場所が有ると言って、その場所に向うことになった。フィッシャーマンズコーブだ。
ここには彼らの友人のイタリア人が経営するホテルレストランがあるのだ。再びトライスキルに3人で乗車して向かう。今度は20分移動する。
我々は「グランドフィッシャーマンズコーブリゾート」に到着した。ここはジュゼッペ・ポルトランさんと言うイタリア人オーナーが経営されていて、非常に素晴らしいレストランだ。私が訪れたのはまだ日の有る時間帯で海に張り出した明るい陽が差し込むオープンのレストランスペースが素晴らしい。後の別の旅で夜に食事に訪れた時イタリア料理と不雰囲気は素晴らしいが夜の為海が見えずがっかりした。
宿泊してこのオープンダイニングで朝食を取れば、どんなに素晴らしいだろうと思う。
もし宿泊されないのなら是非夕刻薄暮の内に食事を開始し、ゆっくり夕日の暮れ沈む海を見ながらお食事をされることをお勧めする。
また中庭のこじんまりしたプールやダイビングポイントまで伸びる木製の長い長いデッキも素晴らしい施設だ。宿の中は見ていないが訪問時には20人近いイタリア・フランスの旅行客で一杯だった。是非次回は宿泊をしたいと思っている。「グランドフィッシャーマンズコーブリゾート」を後にして友人の提案でサバンビーチに良いレストランがあるから向かう事になり、再びトライスキルの乗客となった。
つづく