サバンビーチに向かう頃はすっかり夜になり、お腹もほどよくすいてきた。ここには泳げる砂浜は無くメインはダイビング。ビーチを楽しむならホワイトビーチになる。
港沿いにホテルやレストラン、バーやお土産屋がびっしり立ち並んでいる。そして我々のその夜のお目当ては「ヘミングウェイ ビストロット Hemingway's Bistrot」で私は初めてだが彼らは常連では無いが良く顔を出すらしい。ここのオーナーはドイツ人で肉料理とドイツビールが飲める。もちろんサンミグもあるので飲みながらもOK、コース料理もあるのでソシアルに食事も出来てロケーションはもちろん海の真ん前。世界中のダイバーが訪れる店で店内には世界中の国旗が飾られているが、店内にはバイエルンミュンヘンのファンクラブの表記もあり、バリバリメインはドイツだ。ここはホテルとダイビングも行っていてヘミングウェイの名のついた店名に興味が有り友人に尋ねた。「老人と海」か「キューバ」に関連が?色々謎だが私の英語力の無さかイギリス人のろれつの廻らない返答で良く分からなかった。
友人たちとビールとドイツ料理屋やスイス料理を頂いた。やや遅めの時間だったがほぼ満員で半分はヨーロッパ人観光客。その時は20人ほどのスイス人の団体がいてワインやビールで大盛り上がりしていた。楽しい食事の後折角来たので夜のサバンを少し歩くことになった。
サバンは2つの顔が有る。世界中から集まったダイバー達(ちらほら日本人のダイバーを見かける)と別の目的で訪問してきた韓国人たちだ。ゆわゆるGOGOやDISCOが有り韓国人のお兄ちゃんたちが信じられない大声でカラオケを歌っているのが通りの外まで聞こえてくる。その後GOGOの女の子と消えるのだろう。
時間も遅いしホテルまではかなり距離があるので早々に引き上げた。食事中明日の予定の打ち合わせが有り、イギリス人の友人がわざわざマニラからここプエルトガレラにコンドを購入するほどハマっているのはヨットだ。ヨットの操縦の練習中で先々自分のヨットを手に入れたいとの事。明日ヨットの先生でヨットオーナーのオーストラリア人のヨットに乗るのから一緒に乗ろうと誘われた。
もちろんOKの返事をしてその日を終えた。ホテルに帰るとホテルの海に面した中庭のバーで、カクテルなんか飲んじゃったりした。
つづく