フィリピンの上院は中国の鉄道車両メーカーからMRT用にの購入契約を担当した運輸当局者を提訴すべきだと怒っている。
この時の契約で納入されたものは実際には使えないもので、上院はMRT首都圏3号線で使用する48両の車両を中国から購入した当時の運輸当局者を提訴すべきだと。5億ペソ以上の税金がこの3年のMRTプロジェクトに既に無駄になっていて、
フィリピンに納入された48両の車両の内信号機システムが組み込まれていたのは29両だけで運輸省は今もこれらの車両の試験を行っていてまともに使えていない。さらに各車両の重量は49トン以上あり契約で定められた重量制限の46.3トンを大幅に超えていて、ダメな事は常識でわかること。
今日も来ない、運休、で多くの人がホームで待たされている。まだホームにたどり着ければいい方かも。
論客ポー議員もこの事実だけでも契約を破棄する充分理由になると怒り心頭。
そもそも2014年当時のアキノ政権がMRTの運行改善の為に中国の「大連汽車車輛」から48両の車両を購入し、その時契約を承認したのはアバヤ運輸相。上院は契約に関わった当局者の責任を追及するらしい。
この国に確認の習慣は無い。つかそれ以前の問題だけど。
ドテルテさんも麻薬撲滅の一点豪華主義だけど、他の大事な事も同時に行ってほしい。
しかしフィリピンでは同時に複数は出来ないのだった。