いまだ興奮の冷めやらぬジャパンカップ。「3強3頭揃い踏み」の素晴らしいレースでした。
この3頭の能力が高いのは誰しもが認めているところだと思いますが、調整面諸々難しいものがあったように思います。
どんなレースになるだろうというワクワクは止まりませんでしたが、さすがに3頭で独占ということはないのでは?と睨んでいました。
しかし終わってみればこの結果。3強集結のドラマのようなシナリオは、終わってみてもやはりドラマチックでした。
アーモンドアイ。私は疑っていました。能力に陰りが見えているのでは?馬場が荒れかけた今の東京2400は厳しいのでは?と。
しかし恥ずべき思考でした。現役最強馬は現役最強馬たる最高のパフォーマンスでJRA史上最多の芝GⅠ9勝目をあげ、自らの引退に華を添えました。
コントレイル。私は疑っていました。調教での異変、菊花賞の激戦の疲れがあるのではないか?と。
デアリングタクト。私は疑っていました。3歳牝馬のレベルを。古馬・牡馬に混じって足りないのではないか?と。
強さゆえに疑ってしまう、馬券野郎の性が悲しく映りますが、やはり三冠馬の実力は並大抵のものじゃないと勉強させられました。
久しぶりに心の底から興奮したレース。うがった馬券野郎の馬券は外れましたが「3強3頭揃い踏み」これで良かったと思います。
「競馬=賭博」と穢れてしまった心が洗われ、純粋な競馬ファンとしての心が私の中に潜んでいるのを呼び覚ましてくれました。
ありがとう2020ジャパンカップ。ありがとうアーモンドアイ。来年は三冠馬2頭に素晴らしいレースを魅せてもらいたいです。