単勝は小粒でもピリリと辛い

「競馬は単勝だ!」をモットーに “勝つ馬” 探しの日々

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新潟記念 全頭評価

2019-09-01 13:42:34 | 競馬予想
◎ブラックスピネル
◯センテリュオ
▲サトノキングダム
☆アクート
△ダイワフランツカヴァルワルキューレダッシング
×ユーキャンレイエンダ
…ジナンボーカデナクリンチショウナンゴールド
消クラウンケントオー

昨日のブログよりブラックスピネルの単騎逃げでペースはスロー。前半5F60秒超の通過。直線に向いたところで馬場の3分〜5分どころで脚を伸ばしてくる。ここはまだ伸びるゾーンで、スローペースなら先行有利と判断した。

またブラックスピネルは逃げた時の成績が2-1-0-1と連対率75%。着外の1戦は今年の新潟大賞典なのだが、これはこのクラスにしてはハイレベル戦。勝ち馬がその後も鳴尾小倉記念と連勝メールドグラース、2着が七夕賞勝ちのミッキースワロー、4着が目黒記念勝ちのルックトゥワイス。同馬の5着も好走の部類とみて間違いない。

対抗に推したのがセンテリュオ。上がり32秒台の下地がある上に、戦ってきた相手もアクート、メールドグラースなどレベルが高い。脚質は自在で外枠から自由な選択が出来る点も良い。

単穴はサトノキングダム。この馬は前残り要員。上がり競馬にも対応出来るし、相手なりに走れる点も良い。馬場が痛んできた分、最内枠をややマイナス材料として評価を下げた。中枠なら対抗でも良かった。

連下筆頭にアクート。前走佐渡Sが同コースということもあるが、新潟記念の適応ラップに近い。ゴージャスランチも次走勝ち上がったし、その前に負けた相手がセンテリュオ、マイネルファンロンとレベルの高い戦いをしてきている。

新潟記念 アプローチ

2019-09-01 00:35:50 | 競馬展望
想定タイム 1.58.4
ペース流れれば1.57.5は出る馬場

ペースメーカー
ブラックスピネル
誰も注文付けずスロー

近5年ペース 前半3F-5F 後半5F-3F 勝ち時計
18年 35.2-59.2 58.3-34.6 1:57.5
17年 35.2-59.0 58.9-34.6 1:57.9
16年 35.0-58.5 59.0-35.1 1:57.5
15年 35.5-58.8 59.4-35.1 1:58.2 稍重
14年 35.9-59.0 59.3-35.2 1:58.3

前後半差が少ないのが特徴。ということは脚質の有利不利が少なそうだが、Sペース気味の18年がオール追い込み決着で、Hペース気味の15年は前残りのように簡単じゃないのが新潟記念。

これは開催が進み馬場の内側が痛んでくる影響が大きい。単純に内側が悪いと差しだし、内でもまだ頑張れるなら先行馬に残り目もあるということ。

そこで今の馬場だが、外回りだとジョッキーが馬場の4分あたりから外を選んでいるように、内が悪いと解釈して良いかと。

時計は土曜も稍重→良という開催だったように、正直どのくらい出るか分からないが、出そうと思えば昨年くらいは出るのではないでしょうか。

しかしここで問題なのがペース。近5年の入りは前半59秒前後なのだが、今回のメンバーは徹底先行型が不在でそこまで流れるか?という点。行くのはおそらくブラックスピネルになりそうだが、この馬の逃げはかなり緩い。

ブラックスピネル芝2000
逃げ時ペース 前半3F-5F 後半5F-3F 勝ち時計
鳴尾 36.2-60.4 59.2-35.3 1:59.6
新大 36.2-60.8 57.8-33.7 1:58.6
白富 35.9-60.9 58.4-34.1 1:59.3

前半は60秒を超えてきて、後半の方が極端に速いラップになりがち。近5年のラップのようにはならず、3Fから中盤区間が緩む。その緩みの分、想定タイムをやや低めに出してみた。

流石にここまで緩むと、内側の馬場が悪いと言っても先行有利と見ていい。逃げた馬も直線では馬場の4分所あたりを走るので。

このレースにおおよそ当てはまるラップ的な特徴は、上がり5F→2Fまで加速ラップで最後1Fでラップを落とすということ。

まとめます
・極端な後傾ラップ かつ 上がり5F→2F加速ラップ対応馬
・先行馬は上がり33秒台前半必須
・追い込み届くには上がり32秒台必須