無敗の牝馬三冠馬が誕生間近のところまで来ています。このような大偉業にはツキも大切。出走していたら人気になりそうだったレイパパレ、クラヴェルが抽選落ちとなったのも、大偉業への追い風なのでしょうか。時は令和、ノーザン全盛のこの時代に、ノルマンディーから無敗の牝馬三冠馬が誕生しそうとは、前平成の時代には誰が想像したでしょうか。
アプローチ
近年の決まり手
19年3中外→3.5内→4大外
18年4大外→1内(逃)→4.5大外
17年3内→2大外→1外
16年3外→2中外→1外大外
15年2外→3大外→1外
3コーナーは馬群の中でも4角は外目に振ってスムーズな進出がベター。小回りコースということもあって外からじわじわ踏んでいきたいコース(レース)。
前日・土曜日の傾向
外差し(内を開けるケースも目立つ)
↓
当日・日曜日の傾向
重からの回復馬場→どこが伸びる???
ベスポジ(レース傾向×馬場傾向)
2〜4列目外
次点
1列目外=捲り
結論
◎デアリングタクト
◯マジックキャッスル
▲ムジカ
△マルターズディオサ
△パラスアテナ
この世代の大関格はレシステンア。その馬が不在となると、それ以下はかなり格が落ちる。オークス2着のウインマリリンにしてもスローの内をロスなく立ち回ったアドバンテージは大きいし、後手後手に回ったデアリングタクトとの差は着差以上にあることは明白。ここはやっぱり頭一つ、いや二つ抜けている。
対抗はマジックキャッスル。この馬もオークスでは進路を幾度となく切り換えることを強いられた。末脚は堅実なので近くの前目にいるであろうデアリングタクトに付いていけば着拾いは容易いのではないだろうか。ベスポジに該当。
単穴はムジカ。ローズSはやや脚を余し気味。持ったままで進路を探す余裕があったので小回りでも合いそう。この馬は馬群にいて、空いたスペースをワンチャンスで突っ込むようなイメージをしている。
以下は実績組からマルターズディオサ。春のジーワン2戦は状態が最悪で度外視。阪神JFやチューリップ賞では1列目外=捲りから競り合いでしぶとさを見せているのも良し。
パラスアテナはベスポジ2列目外のイメージ。そのような競馬でラジニケ、紫苑Sとまずまず走れているので。
人気のリアアメリアは左回りでパフォーマンスを上げ傾向。またスローペースでの好走が目立ち、追走スピードが上がりそうな小回りではタメが効かず不発も。前走はスローペース先行で上手く折り合えたので必要以上の評価は禁物。
ウインマリリンは持ち前の器用さとしぶとさで内をロスなく立ち回ってこその馬。外枠と内が死んでる馬場はマイナスで、中間の頓挫も嫌味。
はっきり言ってデアリングタクト以外には積極的に狙いたい馬が見当たりません。2着以下のメンバーは展開次第でゴロゴロ変わるレベルだと思っています。難しさだけが残ってそこに妙味を感じないので勝負は控えめ。一応紛れも考えてデアリングタクト飛びパターンの馬券も押さえてはおきます。
三連単◎◯▲→◎◯▲→印 他
頑張れ!
デアリングタクト!!!