今開催の中山は異常に時計が掛かる。その点は大いに予想に考慮する必要があるレベルだと思う。
オールカマー前週に開催される3歳同コースのセントライト記念を比較してみると
2020セントライト2:15.0
2019セントライト2:11.5(重)
参考までに開幕週開催の紫苑Sの比較でも
2020紫苑2:02.1
2019紫苑1:58.3
比較すれば一目瞭然だが、中距離だと昨年より3〜4秒程度時計を要している。
2020オールカマー2:15.0?(稍重程度)
2019オールカマー2:12.0(Sペース)
ということでペースや馬場の補正を加えると2:15.0程度になるのではと読みます。
開催が進んでフラットな馬場になってきていると思いますが、内を進んだ方がやや有利と見ています。
まとめます
◎1クレッシェンドラヴ
◯7ステイフーリッシュ
▲3ミッキースワロー
☆5ジェネラーレウーノ
穴2サンアップルトン
△4,8
クレッシェンドラヴはローカルG3のイメージですが、地力強化+減点ポイントの少なさを加味するとこのメンバー、この馬場なら浮上させたいとの見方。
ステイフーリッシュは2200パーフェクト馬券内。京都外や中山外のように長く踏めるコースが合っている。キレ負けするので時計が掛かる馬場はプラス。ただ相手なりで勝つイメージは湧かないので対抗まで。
ミッキースワローは地力、キレ味、コース相性では本命級候補だが、この馬は良馬場向き。当日も小雨予報で稍重が残るタフな馬場は減点さざるを得ないので単穴。いつものキレが終い甘くなる。
展開注目馬はジェネラーレウーノ。屈腱炎明けの20ヶ月休みは楽じゃないが、まともならこの馬場、この相手、この展開なら本命級。乗り込み量、タイムは十分だが、休養前がコース追い中心だったことを考えると、基本坂路の調教しかせざるを得ないのは気掛かり。
穴はサンアップルトン。日経賞は差し追い込み勢有利な展開では合ったが、上位馬がその後のジーワンで軒並み好走。レベルの高い1戦であったと伺える。流れが向けば差し届く公算は十分。
地力一番手カレンブーケドールは押さえの押さえまで。斤量54で乗れるのは反則級だが、この馬も調整面が気掛かり。ドバイ空輸送後の状態が今ひとつのようで立て直しに苦労。パンパン良馬場の東京向きで条件も違う(ただしまともなら地力でこなせる範疇だろうけど)。
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