コントレイル
ホープフルは完勝。馬なりでコーナーを回り早め先頭。気合をつけたのはラスト1Fくらいで最後も流す余裕。ミドルペース先行で上がり最速。
死角があるとすれば中山コースか。東スポ杯で見せたパフォーマンスから考えると、ホープフルは正直少し物足りなかった感。トリッキーな中山は一流馬でも取りこぼしやすいので、足元を救われるならその辺か。
レクセランス
こちらも3戦3勝の無敗馬だが、ローテ的に人気は一息。すみれS組は近10年で0-0-0-11でパッとしないが、皐月賞で掲示板に載った2頭はすみれSでの時計(馬場補正込み)が良かった。
レクセランスのすみれSの時計も悪くは無いが、皐月賞だと掲示板クラスの評価に。
コルテジア
好走した重賞はメンバーレベルが低く、展開と馬場の恩恵も大いに受けてのもの。ここでは足りない。
テンピン
1戦1勝の無敗馬。新馬戦メンバーから勝ち上がりが出てない。足りないでしょう。
サトノフラッグ
気持ちが出来てなかったという新馬戦を除いてはパーフェクト。弥生賞も持ったままでコーナーを回り、追い出すときっちり伸びた。ワーケア、オーソリティを物差しにしてもコントレイルと同等程度の力があると見て良さそう。オイシン絶賛も納得。
ディープボンド
特別2戦は低レベル戦。足りない。
サリオス
この馬は強い。新馬、サウジと瞬発力を発揮して勝ったかと思いきや、朝日杯ではハイペース前付けからの粘り込み。後続に脚を使わせてバテさせている分、着差も広がっている。このように求められる適性が異なるレースでもきっちり結果を残せるのは地力が高い証拠。
ただあまりにマイルが強すぎるのはマイラーな可能性が高い。これまでより2Fも伸びる距離延長、大型馬の休み明けと、三強の中では一番不安要素がありそうに映る。
ウインカーネリアン
弥生賞は道悪差し競馬で度外視と見ても、前走破ったサクラトゥジュールを物差しに考えると、良くてサクセッション=スプリング3着クラスか。ここは足りない。
ブラックホール
弥生賞は勝ち馬の進路に乗ってきたが、勝ち馬より後方の位置取りで0.1秒の上がり負け。得意なペース馬場だったと思うし、それを考えると力差は明白か。
アメリカンシード
若葉Sはキメラヴェリテのペースに惑わされた感。位置取りの工夫によってはキメラヴェリテは捕まえることが出来たと思う。アドマイヤビルゴは一枚上のエンジンがあるとしても、レクセランスやキメラヴェリテあたりとは同程度の能力。
クリスタルブラック
最大の惑星。前走も新馬内容から魅力を感じてたのだが、前走当時では新馬戦のメンバーレベルが掴めず扱いに困った1頭。実際あの新馬戦は2,3着馬こそまだ出走してないのだが、4,6着馬は既に勝ち上がっており、そこそこのメンバーだったと言える。スローペースの中、後方から12.3-11.5-11.5というレースラップで差し切ったのを評価すべきだった。
京成杯も4着のビターエンダーが次走共同通信杯で好走しているように、メンバーレベルは水準級。外差しの馬場が味方したにせよ、序盤掛かってる分を考えると持っている能力は相当。荒い競馬スタイルがどう影響するか、そこを見極めたい。
マイラプソディ
共同通信杯はSペースの前残りと見た目以上にタフな馬場が堪えたという見方も出来るが、それにしても味がなかった印象が強い。むしろそれがこの馬の現状なのかもしれない。これまでは戦ってきたメンバーも軽かったし、年明けからの成長力が今ひとつなのかもしれません。
ダーリントンホール
葉牡丹賞はオープン〜低重賞級はありそうなメンバー。それを思えば共同通信杯勝ちも頷ける。
キメラヴェリテ
初芝の若葉Sで大駆け。底を見せてない不気味さはある。高速馬場なのでどの程度の評価を与えるかは悩みどころだが、時計自体は優秀。個人的にはレクセランスくらいは走ると思う。掲示板レベル。
ラインベック
コーナーでもたつき、直線垂れるかなと思いきや盛り返してくる。かなりのしぶとさを持ち合わせており、道悪が残るようなら面白い一頭。あるいはキメラヴェリテ大逃げの番手とか、妙な展開になると不気味。
ガロアクリーク
好走時はスローペースで瞬発力優位型にうつる。ホープフルは何かあったのだろう、4角で手応えがなくジョッキーも下がりますよというアクション。それ以外は水仙賞もオープン〜低重賞級のレベルにあり、意外と侮れないかもしれない。
ヴェルトライゼンデ
父ドリジャ譲りのピッチ走法で道悪は合いそう。コーナーは追っつけて回ってくるし、少しズブい面もあるので距離延長はプラス。
しかしホープフルもコントレイルには完敗だったし、今回はその時の着差の中に割り込んで来そうな馬が何頭かいそうな。つまりは・・・
ビターエンダー
京成杯はクリスタルブラックに完敗も終いはジリジリと来ている。次の共同通信杯でも長く良い脚を使っているように、広いコース向きか。
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