秋のプロローグとも言うべき、彼岸花が咲揃いました。上の画像は、500万本の群生が見られる「巾着田」と、埼玉県秩父の棚田とSLコラボ。いずれも私が好んで撮る彼岸花の名所ですが、コロナの影響で、2年続けてこの500万本はすべて刈り取られました。
今年こそはと勇んでいましたのに、大型台風やら、秋の長雨やらで、半月以上も天気予報には☀マークがなく、どうにも足を踏み出せずにいたところ、友人からのお誘いで、近場の庭園にて撮影した今年の彼岸花です。雨上がりに、ほんのり秋の薄日も差し、初秋の赤色を楽しみました。
やっぱり映り込みも狙います(笑)
ところで、彼岸花にはいくつかの名称がありますが、花と葉が別の時期に咲き、相まみえることがないため、互いを思い、相思花などとも言われるとか。私が一番好きな名は、曼珠裟華。昔、山口百恵さんが歌唱された「曼珠裟華」が好きだったからですが、たまに漢字を忘れるので、口で言う時は「まんじゅしゃか」、文字で書くときは「ひがんばな」と使い分けます(笑)
本番の赤色・紅葉まで、この花が色を繋いでくれる秋です。