高尾山の裏側にあたる場所に日影沢という花の名所があります
9月に入ってずーと行きたいと思っていたのですが、連日の猛暑に
中々出かけられず、やっと出かけた時は既に
9月の下旬になっていました。
ここは春先の花が沢山咲くことでも有名で,数多くの観察会や
バスのツアーでもやってきます
高尾駅から1時間に1本しかないバスに乗って旧甲州街道沿いの
道を約30分も走ると日影沢の入り口につきます。
平日は殆どハイカーの姿もなく、
とても静かな花散策が出来ました。
バスを待っているときにかなり風が強く吹いていて嫌な予感がします。
緑のトンネルがずーと続きます ここにいるだけで嬉しくなりました
ツリフネソウ
今年はツリフネソウが沢山見つかってあちこちに大きな群落がありました
キツリフネ
多目的ホールウッデイハウス・森の図書館
この建物は日影沢の中心でキャンプ場もあり、写真の展示会や図書館としても
多く利用されていましたが
今年の4月、漏電のため全焼 してしまいました
土地は整備されていましたが簡易トイレが備え付けられているだけで
工事の方は全く進んでいませんでした。今度は平屋建てで出来るそうです
これも気になっていた一つです
イヌショウマ
この標識の一番右手を進んでいきます
フジカンゾウの種
沢山の種がありましが花が咲いているときは既に終わり全くありませんでした
マツカゼソウ
ジャコウソウ
ウスゲタマブキ キク科こうもり属
かなり離れた沢沿いに咲いていました
風に大きく揺れていて、私は「随分背の高いモミジガサだこと」と
思いこんで通り過ぎましたが、近くにいた男性の方が、
カメラを首からぶら下げていた私を見つけて話しかけて
きて教えてくれました。
高尾山系でも「2箇所しかない」と話していました
花の名前も全く聞いたことありませんでした。名前をメモしてきて
家に帰り早速ネットで調べてみると「キク科こうもり属」の花で
蕊は黄色になって出てくることが解りました。
肉眼では全く見えませんでしたが
写真にわずかに黄色い蕊が見えました
アズマヤマアザミ
シモバシラ
12月から1月にかけて草の根本に見事な氷の華が出来ます
日影沢の一番奥のほうまで、沢沿いの道をゆっくり花を見ながら
2時間近くかけて行きました。 帰りも同じ道を戻って来ましたが
行く時見つからなかった花も見つかりました。
次回も日影沢の花と続きます