広島では 最近珍しく ３月に 高層住宅火災が有りました。
広島駅からの近くで 東区の３３階建てマンション 「ザ・広島タワー」 で火災が
３月２３日の午前１１時頃。 ２２階の一室のベランダから出火し、アクリル製の棚などを
焼いたそうですが、火災報知設備の作動後、管理人が１０回以上館内放送で
「階段で 避難して～」 と指示。
このマンションでは火災報知設備が作動した時点でエレベーターが停止する仕組みになっていて
住人１５０人は非常階段で 地上に非難した。
広島中心部では建設が続く高層マンション。 はしご車が届かない高さまでの１０階以上の
マンションは どんどん出来ていて、広島駅南口の再開発で来年６月には５２階建て。
１２月には４６階建てマンションが完成予定。
中区千田町の広大本部跡地では２０１８年に５４階建てのマンションが出来る。
白島では 県営住宅は１０回以上の建物で 実際はしご車が届かない階での火災は
何度も有りました。
高さ３１メートル（１１階建て相当）以上の高層住宅ではカーテンやかーぺっとは防炎物品を
使うように義務付けられており、消防局では高層マンションに引っ越す人は徹底して欲しいそうです。
火災になると、炎は上に向って類焼する為 階下に避難に向かって欲しいそうです。
しかし、住人が 全て健康で、健脚とは 限らないでしょう。
避難したくても 部屋から動けない人も 住まわれているはずです。
今までは 小火（ボヤ）ですんでいますが、消火活動に難しい放水も はしご車のはしごも届かない
高いマンションなどで火災が発生したら、消化のすべは無く どんどん大きな火災に発展するでしょう。
住人が 寝たきりになる場合も有ります。
動けない介護者も 住まわれて居る場合も有ります。
「タワーリングインフェルノ」 と言う映画が有りました。
主演のスティーブマックイーンは 既に亡くなっておりますが、
映画では 高層ビル火災で 消火活動の難しさを 熱演しておりました。
動けない人を探すレスキューなど、どこに人が居るか分からないビルでの人探しは大変でした。
あの映画の場合は 大容量の水のタンクがあって 最後は 水タンクを爆破して、大量に流れ出る水で
火災を消したと言う、ちょっと考えられない量の水だっただけに、
映画でよかったと思いましたが、どんどん増える高層マンションの火災はどう対処するか
多くの人がおられる高層マンションタワー 消化が妨げられて 大火事にならないはずは 無いのです。
今までは ラッキーな 小規模火災で消化がすんで 死人も出ませんでしたが・・・・
多くの問題を提議してくれた このたびの火災でした。
