昨日の午後から 時間がありましたので 今話題の映画 「孤狼の血」を 見に行きました。
広島市の中央にある映画館ですけども 1時前からの上映が始まりますので 簡単に「博多屋」の
ラーメンを食べて腹ごしらえ。
入り口でコーヒーを買い求め 時間が少しあったのでそのコーヒーを飲みながら周りの様子を
見ておりましたが、そんなに 多くの人が 詰めかけている感じでは なかったですね~
結構高齢のご夫婦良ような方が 多かったように お見受け致しました。
10分前からの入場のアナウンスがありましたので そのままシニア料金で勝ったチケットを手に
食べ物などを整理して 館内に入りました。
12日からの公開ですから 平日の水曜日は 一般の人も 映画を見に行きにくい日なのでしょうか?
内容は まあ~~まさに 「仁義なき戦い」の警察版でしたね。
破天荒と言うか 刑事役に「役所広司さん」が扮し 昭和の匂いが漂うエネルギッシュな映画になっております。
一匹狼のような 警察という枠を超えての捜査や 聞き込みは 以前はこれでも 通用したのでしょうかね~
今では絶対通用しない違法捜査の連続でした。
お話は 暴力団対策法成立前の1988年。 栗原市という架空の都市の警察署に赴任した新人刑事の日岡
(これは松坂桃李さんですね)悪い噂の絶えないベテラン 刑事の大上刑事 (役所広司さんですね)と、
捜査を進め やがて暴力団同士の抗争に 巻き込まれていくわけですが・・・
もちろんお話しですから 最後は大きなどんでん返しがあり 粗野で 下品な 言動の裏に 信念を
隠し持つ 大上刑事の 大暴れぶりも 見ものですが、警察内部で揺れ動く新人刑事の せつなが表れております。
松坂桃李さんの 演技も 良かったですよ~ 彼はちゃんと 色んなキャラクターを作品ごとに出しますが、
今回も指名に振り回される役を 上手にやり切られておられますのが 意外で 良かったです。
シリーズとなって いけば うれしいのですがね~
久々の映画でしたから 2時間以上もちゃんと座り続けることができるのか 心配ではありましたけども
どうにか腰を痛める前に 終わっております。
椅子が良かったのでしょうね~
ですが 映画館は 結構階段が多くて 上がったり下りたりをするので 足の悪い人は 簡単に出かけると
いう訳には いかないでしょうね~
私も足腰が弱ったら こんな階段の多い映画館は 来られないでしょうから どうしても見たい時は DVD が
出るまで 待たなくては いけなくなるのでしょうね。
そんなことを思いながら 久々の映画に満喫をして かえってまいりました。
「仁義なき戦い」の時には 帰る姿が ゆすった肩を怒らせ がに股で チンピラ風に 映画館から出て
行ったものでしたが、今回の「孤狼の血」は顎を下げて 憤る事も無く 静かに 映画館を出て行きました。
しかし 胸の熱さは あの「仁義なき戦い」と 同じでしたね。
永らく映画を見に出掛けてゆく事を していませんでしたから
また 胸打つ映画を 見に行きたいです。