サンマリノＧＰ

世界最古の共和国、サンマリノが舞台。
でもトラックはイタリア・ミサノワールドサーキットですが。

ここはＷ・レイニーがハイサイドで転倒→下半身不随となってしまったトラック。
その当時とは進行方向も逆で改修もされてますが。
故大ちゃんがミサノに住んでいたことからサーキットまでの道に「大治郎ロード」と名前が付けられていてライダー達が大ちゃんを偲ぶ。


１２５ｃｃクラス
ＰＰはＢ・スミス
スタート後１～２コーナーの切り替えしでＳ・ガデアが転倒！ライダーがコースの真ん中に残されて危険な状況だったがみんなうまく避けてクリアーしていきました。
レースはいつものとおりガッチャガチャの展開。
Ｎ・テロール、Ｓ・コルシ、Ａ・イアンノーネ、Ｊ・シモンがトップグループを形勢。
中盤からテロールとコルシが徐々に遅れ２台での争いに。
そこへ、前回優勝のＰ・エスパルガロがファステストを出しながらトップグループを猛追。３台での優勝争い。
シモンが前の２人になんとか付いていってる感じの走り。

最終ラップの最終コーナー
地元イタリアでの優勝を狙ったイアンノーネがエスパルガロのインのマシンをねじ込む！

エスパルガロのイン側でこらえきれず転倒・・・
当然２台とも
エスパルガロはイン側に寄ってブロックしていたのにさらにインに飛び込んでこの結果。
イアンノーネに食って掛かりますがイアンノーネも転ぶつもりで突っ込んだのではないので良言い返す。ヘルメットの小突きあいしてました。

レースは最後尾でガマン（？）のレースをしていたシモンが優勝、２位テロール、３位スミス


日本勢は予選からマシントラブルなどの不運続きで中上貴晶が２０位、小山知良は７周目にマシントラブルでリタイヤ・・・


２５０ｃｃ
ＰＰはこのレースがＧＰ通算１００戦目のメモリアルとなる青山博一！
スタートからＨ・バルベラ、Ｍ・パッシーニ、Ｍ・シモンチェリが先頭集団を形勢。
青山を追走するが差がなかなか詰まらない。
まだ序盤にシモンチェリがリアから転倒！リタイヤ
トップはバルベラとパッシーニの争いに。
その後ろでＡ・バウティスタ、Ｍ・デ・メッリオ、青山の３位争いも。
レース巧者の青山はバウティスタを前に出し先頭がバトルしてラップタイムが落ちている間に差を詰めていくがデ・メッリオが割って入ってきて３位集団もバトルになってしまう。チームアスパーＶＳ青山！

レースはそのまま展開し
２台での先頭争いをわずか０．０４秒で制したバルベラが開幕のカタール以来の優勝！

２位は地元イタリアのパッシーニ。イタリアでの開催レース２連勝はならず・・・

３位はバウテティスタ


最終ラップ最終コーナーでバウティスタを刺した青山だったがクロスラインで立ち上がったバウティスタにゴール直前でかわされ０．００６秒差の４位。
レースを見ていると明らかにマシン的に不利なホンダ・・・
エンジンのピックアップが全然違う。なんとかならないのホンダさん？
まぁ～今からではもう遅いのでしょうし、チームの資金も・・・
なんせスコット・レーシングですから（汗
シモンチェリがアウトしたのでバウティスタの前でゴールしてほしかった。
１２５ｃｃも２５０ｃｃも最終ラップの最終コーナーの場面でＴＶの前で絶叫してました。

富沢祥也は１７番グリットから１２位！


ＭｏｔｏＧＰ
ＰＰは生まれ育った地がサーキットから１０ｋｍくらいしか離れていない地元中の地元のＶ・ロッシ！
レースはスタートから波乱・・・
１～２コーナーで唯一のサンマリノ人ライダーＡ・デアンジェリスが無理にＣ・エドワーズのインに！そのままエドワーズに追突しておまけにＮ・ヘイデンまで巻き込んで３台で転倒

ドゥカティもイタリアＧＰなので大応援団＆会社役員が大挙して押し寄せていてヘイデンも予選から調子もよくおまけにドゥカティとの契約延長も決まって気分良くレースに臨んでいただけにお怒りです！

前戦から調子も上がっていただけになかなか怒りが収まりません

いつもニコニコしているヘイデン。こんなに怒っているのは初めてみました。
予選からトップ３に次ぐリズムで走行していただけに残念。
この転倒にはホルヘも巻き込まれそうになったが何とか立て直していた。
っか完全にリアタイヤに当たっていた！

レースはＴ・エリアスが先頭集団に喰らい付くもズルズル後退。
優勝は独走で全セクショントップタイムのおまけ付バレがロッシランドで完全優勝


２位はホルヘ


３位にダニ


３台とも単独走行なので見ていてこのクラスが一番つまんなかった（汗
４位争いのＡ・ドビツィオーソとＬ・カピロッシのバトルが面白かったけど。