ドイツ、ザクセンリンク。
予選は完全なウエットコンディション。
そんな中、自身初のザクセンでのＰＰにＶ・ロッシ！２位にＬ・ロレンソ、３位にＣ・ストーナとフロントロー。
４強のもう一人、Ｄ・ペドロサは新型エンジン投入だったが３列目８位に沈んだ。
雨でアクシデント続出の予選は４位に今季ベストリザルトのＮ・ヘイデン。
ストーナスペシャルと言われたＧＰ９を苦労のして仕上げて来ている感じ。
決勝はスタートからストーナーが飛び出し後続が追う展開。
そんな中３列目からペドロサが得意のロケットスタートでジャンプアップ！
ロレンソがちょっと遅れる。
６周目の１３コーナーでロッシがストーナーをパスしてトップに立つとストーナは８周目の１３コーナーでもロレンソに抜かれる。唯一フロントにエクストラハードコンパウンドのタイヤを選択したのが裏目に出たのかペースが上がらない。
そして先頭はヤマハワークス同士の一騎打ち！
第６戦のカタルーニャＧＰの再現のようなレース。
２５周目の１コーナーでロレンソがトップへ！その後ろ同じ場所でペドロサがストーナーをパスして３位浮上。
この周回、ホンダワークスのＡ・ドビツィオーゾがピットに戻りそのままリタイヤ・・・
一時、ロレンソの前の４位を走行していたがフロントタイヤに問題を抱え後退。我慢のレースをしていたが電気系のトラブルでリタイヤとなった。
レースは終盤２８周目の１コーナーでロッシがロレンソをパスして再びトップへ。
０．０９９秒の僅差のままゴール。
アゴスチーニの持つ通算１５９度目の表彰台獲得に並んだ。
２位ロレンソ。３位のペドロサは２戦連続表彰台獲得。４位にストーナー。
Ａ・デ・アンジェリスが今季最高の５位獲得
チームメイトのＴ・エリアスがＭ・メランドリとのバトルを制し６位
グレーシニチームマネージャーは来季Ｍ・シモンチェリ獲得の発表から２人が良い走りをするのでシモンチェリのチームメイトに頭を悩ませそう（笑
高橋裕紀からシートを奪ったＧ・タルマクシは最後尾１５位で初ポイント獲得。
250ccクラス
来季MotoGPへステップアップが決まっているシモンチェリがＰＰ。２位にＨ・バルベラ、３位にＡ・バウティスタ、４位にポイントリーダーの青山博一とフロントローにランキング上位４人が並んだ。
レースはスタート後２周で雨の為、赤旗中断！
周回数を１９周にして再スタート。
ＰＰのシモンチェリが昨年と同じようにポールtoフィニッシュ。
２位はスタートを旨く決め２列目から飛び出したＡ・デボンが今季初表彰台を獲得
３位はファイナルラップの１コーナーで青山をパスしてバウティスタが逆転で表彰台。
中断前のスタートはバッチリ決めたのに再スタートの時は集団に沈み徐々にポジションＵＰして３位キープの走りをしていた青山が４位
画面からも彼がスタート前にナーバスになっているのが伝わってくる感じです。
開発が続いているアプリリアに対して開発の終了したホンダの車両。かなり不利な条件ではありますが故大ちゃん以来のチャンピオンの期待がかかります。
125ccクラス
前戦アッセンでの最終ラップでＮ・テロールがコースアウトしコースに復帰した際にアドバンテージを得たとしてゴールタイム２０秒加算のペナルティで５位となりＢ・スミスが３位でチームアスパルの表彰台独占の公式結果になった。
レースはＰＰのＪ・シモンが自身初のポールtoフィニッシュ！
２位にＳ・ガデア
接戦の３位争いを制したのはＪ・オリベ。
１３番グリットの小山知良は１０位で中国メーカーにベストリザルトをプレゼント。
プレシーズンから開発していて新型エンジンの信頼性が徐々に高まり今季初完走
次戦ドニントンでシングルフィニッシュを目指す。
中上貴晶は自己最高の７番グリットからのスタートだったが集団に沈みペースが上がらないまま１８周目にピットインしてリタイヤ・・・
アクセス
