ちょっと画像が悪いですが、青い74は日本人で初めて最高峰クラスでチャンピオン争いが出来るライダーと言われた、故加藤大治郎が01年に年間最多勝記録タイとなる11勝を上げ250ccクラスチャンピオンになった時のNSR250です。
今も思うのだが、大ちゃんが元気でレースを続けていたなら、880cc時代の今のMotoGPでは絶対チャンピオン争いをしていただろう・・・
その後ろは高橋裕紀が全日本チャンピオンになった時のRS250RWで、彼は全日本チャンピオンになってホンダのスカラシップを得てWGPにフル参戦を開始しました。
現在は、就職活動中ですが(汗
SBKのハガノリは残念だったが、
大ちゃん以来の日本人チャンピオンの王手がかかったこのレース!
まずは125cc
前戦、オーストラリアでチャンピオンが決定したこのクラス。
09チャンピオンのフリアン・シモンと現在ランキング2位のブラットリー・スミスが2台で後続を引き離してバトルを繰り広げる。
このバトルはチャンピオンのシモンが1枚上手だったような感じだった。
スミスも一時トップを走るが、シモンに抜き返され、最終ラップの最終コーナーでスミスが仕掛けるもラインを外して失敗・・・
そのまま優勝はシモン、2位にスミス
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左)転倒の相次いだ3位争いを制した、ポル・エスパルガロ
右)PPを獲得したが3位争いの中、エンジン焼きつきでリタイヤした93マルク・マルケスと、良い走りを見せていたが転倒してしまった7エフレン・バスケス
中上貴昌は、チームメイトのロレンソ・サネティとバトルを展開。僅少さで11位。26番グリッドの小山知良は、オープニングラップで21番手に浮上したが、マシントラブルでリタイヤ。
さて見所いっぱいの250ccクラス
決勝が行われた、10月25日は青山博一の28歳の誕生日。
青山は今季2度目のPP
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左)青山とマルコ・シモンチェリは中盤、コースの1~3コーナーまで毎コーナー順位を入替える、すばらしいバトルを展開!これは見てて興奮した!
このバトルの後ろについていて、序盤レースを引っ張ったジュール・クルーセルはペースが上がった中盤に転倒リタイヤ
右)3位争いのバトルとなった後続集団。アルバロ・バウティスタとマイク・ディ・メッリオのアスパーチームの2人はともに転倒リタイヤ・・・
アルバロ君、最近元気ないなぁ~
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マルコとのバトルに決着をつけた青山は、ファーステスト&サーキットベストを連発し逃げを打ってそのまま優勝!
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左)またまた2,3位同着となったこのレース・・・。しかし今回はレース中のベストラップがヘクトル・バルベラの方が上だったので2位。よくやった!青山とマルコの間に入ってくれたのでポイント差が広がった。
右)ウイニングラップ中にコースマーシャルから水を貰い、浴びていたマルコが3位。レース中の暑さを物語っていた。レース後、青山に「いいレースだったよ。楽しかった」
というような事を言ったのか?笑顔で握手しながら話してた。
ランキング2位のマルコに21ポイント差を付けて、大きくチャンピオンに近づいた!
そして誕生日にハットトリックを達成!おまけにサーキットレコードも。
今季4勝目。
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左)オープニングラップに接触して、18番手まで後退した9番グリッドのトーマス・ルティは上位陣と変わらないラップで巻き返し、今季最高位となる4位を獲得。
右)そのルティのチームが母体となるチームで来期MotoGPへステップアップする青山。チャンピオンを手みあげに「ホンダは最高峰クラスに日本人を毎年走らせている伝統」なんてケチを付けさせない走りをしてほしい。
復帰3戦目となった青山周平、19番グリッドから10位。16番グリッドの富沢祥也は、9番手まで浮上したが12ラップ目に転倒。最後まで走り切って16位。
周平のマシンに見慣れたマークが(笑
チャンピオンが決定したMotoGPクラス。
PPはバレンティーノ・ロッシ。
がレース直前にスコールが降り、一気にレインコンディションに。
各ライダーはウィーク初のウエットでの走行となるのでピットも大忙し。
国際映像でその模様が放送されていたが、オレってそういうの見るの好きだから楽しかったなぁ(笑
サイティングラップ直前にホルヘ・ロレンソのM1に火が入らない・・・急遽Tカーでピットアウトしコース確認のために、予定したいた2ラップ目にピットレーンが閉まったことから、最後尾スタート。
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左)いつものようにダニ・ペドロサがロケットスタートを決め、バレは慎重になったのか10番手くらいに沈んだ。
右)最後尾から追い上げてきた、ホルヘとバレのバトル2台で順位を上げながら4位と5位まで挽回。
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左)オープニングラップからトップに立ち後続より約1秒はやいタイムで独走し優勝した、ケーシー・ストーナー。
右)2番手をキープし雨で初表彰台のダニ。
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ホルヘを抜いて、4位に上がったバレは15ラップ目には3番手を走行していたアンドレア・ドビツィオーソの転倒により3位に浮上し表彰台獲得。チャンピオン決定の時は表彰台というジンクスを守りきった。
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ウイニングラップ中にチャンピオンTシャツと特別カラーのヘルメットを装備して帰還!
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チームメイトで最大のライバルだったホルヘも祝福。
こういうシーンを見てるとうれしくなる。
V9のバレ
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チームスタッフと。
バレはスタッフをとても大切にすると有名だ。
だから、スタッフもみな嬉しそうだな。
最終戦バレンシアでは博一のこのシーンが見たい!