先ほど、本屋にて立ち読み・・・またおさぼり
そこで
「RIDING SPORTS」なる二輪レーシング系雑誌を読みました。
なぜかというと、オイラのヒーローである原田哲也氏のロングインタビューが掲載されていたから!手にとってからわかったのですけど。
内容は現在発売中なので気になる方は手にとって見てみてください。
原田哲也・・・全日本GP250クラス参戦時にライバルのホンダワークス、岡田忠之とのバチバチのバトル!お互いパドックやピットでも話しはおろか目すら合わさないような強烈なライバル意識。92年の第6戦鈴鹿の史上初の同着優勝はあまりに印象的!全日本チャンプ獲得後、翌93年にヤマハワークスよりWGPフル参戦、開幕のオーストラリアGP(イースタンクリーク)のレース。スズキのジョン・コシンスキーとのデットヒート、最終ラップの最終コーナーからコシンスキーのスリップに入りゴール直線で前にでて開幕優勝。正直あの時はほんと鳥肌もんで見ていた。そしてカピロッシとチャンピオン争いを繰り広げる。
シーズンの最終戦もすごかった!優勝して逆転チャンピオンなんてすごすぎると思った。
翌シーズンからレイニーのチームに。96年にYZR250をメーカーに開発させるほどの実力。このバイクは通称原田スペシャルと名付けられ、まさしく彼のために作られたようなマシンだった。これまでのビアッジとのバトルもすごかった。ストレートスピードで劣るマシンで必死にコーナーで喰らいついていく。見ていておもしろかった。「ビアッジに負けてるんじゃない、アプリリアに負けてるんだ」てセリフはあまりにも有名。けれどこのマシンの開発の遅れでメーカー、チームとの溝が出来てしまいシーズン途中に契約解除!その後アプリリアと契約!ビアッジ、カピロッシなどとチャンピオン争いを繰り広げる。98年チームメイトカピロッシと125ccクラスチャンピオンを獲得しステップアップしてきたロッシともバトルも面白かった。この年もカピロッシと最終戦までチャンピオン争いがもつれたが壮絶な結末・・・まさか出来事でした。
500ccクラスにステップアップするものの戦闘力の劣るマシンで苦戦、それでもポールポジションや表彰台を2回獲得。マシンが4stにスイッチする過度期にアプリリアが500ccクラスから撤退。250ccクラスにスイッチしてもまたまた今度は故加藤大治郎とのチャンピオン争い!そして02年ホンダからNSRで500ccクラスに再び参戦。しかし4stマシン相手に苦戦をしいられる。そして10年間のWGP生活に終わりを告げた。翌03年はBSタイヤの開発もかねて4stマシンのRCVに乗るという選択肢もあったのだけれど本人は引退を選択。
引退後はなかなかメディアに現れる機会も少なく、モナコの自宅と千葉の自宅を行ったり来たりしていたそうだ。
昨年、茂木のDE耐に岡田忠之、坂田和人(この人もオイラのヒーロー!)井筒仁康とそうそうたる面子で参戦。他にモータースポーツのカメラマン3人と一緒に。
楽しそうにレースをしている姿を雑誌の写真で見ました。
何を隠そうオイラは高校時代にこの人と坂田和人に憧れ野球部を辞め、ミニバイクレースをはじめた!卒業後もバイクをいじっていたくてオートバイ屋にも勤めた。そういった意味ではオイラの人生を変えた人になるのだろう。
このときはがんばれば、全日本(国際A級)まではいけるだろうと簡単に思っていたが、当然そんな甘い世界ではなく表彰台に一回乗ったくらい。
まぁ~楽しいことが大好きなオイラが色々趣味を増やした結果、乗る時間が無くなったせいが主たる原因ではあるが・・・
あまり二輪のモータースポーツについてこれまで書いてこなかったが、昨年大ファンだった「阿部典史」が交通事故で他界した後、二輪への興味がすこしさめた。MotoGPなんかは結果だけネットでみていたが。最近は坂田和人や原田哲也のような存在感のある日本人ライダーが少なくなってきているような気がしてならない。
今も昔も多分、イタリアでもっとも有名な日本人に名前の上がる2人だろう。サッカーの三浦カズは知らなくてもライダーの坂田カズ~トはみんな知っているくらいだったから。
中田ヒデよりも有名なのでは?
アラーダとイタリア人からも親しまれたライダー(イタリア後はHを発音しないので)
モータースポーツは日本では理解されにくいスポーツですがヨーロッパではサッカーや自転車と同等の人気スポーツです!(自転車は日本ではさらにマイナースポーツですが)
その事を原田氏も感じていて(当然ですが)なにか出来ることを探しているようです。
今、日本人がなかなかMotoGPで活躍できないでいますがやはりトップカテゴリーが市販車改造クラスでは厳しいのか?いくらフレームの補強をして強度を上げても、スリックタイヤを履かせても、エンジンをチューンしても所詮は市販車。レースを走るために製作された物とでは雲泥の差があるのでは?現に250ccクラスでは日本人が活躍しています。だって茂木のレーコードタイムでMotoGPとJSB1000で5秒くらいあるんですもの・・・
やはりレーサークラスでステップアップしていかないと通用しないのかぁ?
いやぁ~長い文章になってしまった。お付き合いありがとうございました。
原田哲也、坂田和人はオイラの永遠のヒーローです!