☆もう完全に深夜勤からは撤退すると、昨日決めた。
5月末に入るはずだった久々の2回の深夜勤も、心優しい同僚に代わってもらった。
いやいやいや、あれはないわ。
とてもじゃないけど怖くて深夜勤なんてできないわ。
先日深夜勤務者から日勤のリーダーとして申し送りを受けた。
準夜勤から朝にかけての大惨事。
既に病棟責任者や主治医にも連絡がついていて、すぐに駆けつけていた。
問題究明をすればするほど、病院全体のセキュリティーや運営の方針や、安全管理にリスクマネジメント諸々の問題に関わっている。
ひどい状態だ。
首の皮一枚つながって、最悪の事態にはなっていなかったけれど、そんなの運が良かっただけだ。
こんなことになるのは最初からわかっていた、と、その日の出勤者は噂していた。
そしてずっと上に訴えていても聞き入られなかった。
とうとうこうなった。問題爆発した。
その日、それでも問題を見て見ぬ振りしそうになったので、真顔でツッコミを入れた。
とりあえず一晩持ち堪えてくれれば、明日なんとかするから、ということになったのだが。
まあ、信じちゃいなかった。
案の定問題に蓋をして、
「看護師が我慢すれば済むこと」
と何も事態を動かさず、対策もなく、「運まかせ」の結論になった。
その情報を耳にした時、もう上司は無視した。
問題が起きた時、
「いや、その時の夜勤看護師一人の責任にはならないから」
とか言ってたけど、絶対信じない!絶っっっっっ対嘘だっっっっっ!!!
それで上司にツッコミを入れずに、根回しして夜勤引退を宣言した。
深夜勤も他の人に取ってもらった。
もし誰もいなかったら、なんとか2回はこなして6月から辞めようと思ったけど、なんとかなった。
もう次の6月の希望が出たら、
「今後深夜勤はしません」と書こう。毎月書き続けよう。
たとえ病欠が出ても代わりにはならない。
あんな適当な管理下で、安全な業務なんかできるわけがない。
こっちも人生かかってるので。
逆に考えると、効果的な引退宣言になる。
何か言われたら、今回の事件を蒸し返して反論できるし。
他の人も夜勤は怖かろうと思うけど、夜勤をやめるかどうかはその人の責任なので、口出しはできない。
本当なら辞職も考えたけど、以前冷静に資産形成の年表を作っておいたので、冷静になることができた。
かなりの損失になるし、やはり勿体無い。
やめたかった深夜勤を、絶大な効果のある言い訳を持ってやめられる機会だ。
深夜勤をやめるだけで、リスク回避はできる。
その分収入は減るが、健康と履歴書に傷はつかない。
今回の問題は全職場に噂が広がると思うので、万が一深夜勤をやらないことを責められても説明しやすい。
「あんなことがあっても問題を解決してくれなかった、また起こるかもしれないと思うと絶対深夜勤はできない。」
そう言いやすい。
それでも棚上げで何か言われたら、さっさと嘱託になれば良い。
今のうちに貯金も続けておいて、やめる時にはさっさと辞めよう。
「これから人が少なくなったら、時々は深夜勤が入るかなあ……」
というモヤモヤが払拭できた。もうしないやらない絶対に。
自分の健康を考えて、貯金を積み重ねて、仕事は徹底してビジネスライクにやろう。
「お金がもらえるボランティアと運動不足解消」
くらいに考えよう。
事件当日に夜勤にあたった同僚が、心を病んだりしないか心配だ。下手したら辞めちゃうかもしれない。
どうか気にしないでくれますように。