
久しぶりの映画鑑賞は
母と一緒に「土を喰らう十二ヵ月 」でした。
山里で一人暮らしのツトム(沢田研二)。
季節の恵みを受けた、食卓は
少年時代に覚えた精進料理・・・
食べること、生きることを
問いかける映画です。
1978年(昭和53年) のエッセイとのことですが・・・
コロナ禍、世の中が激変し、
わたしも、この年齢になったからこそ、
響く映画でした。

とにかく・・・
111分間、おいしそうな食べ物が並び、
しかも昼を挟んでの上映に、
「飯テロ」のウワサ通り!
なにせ、水上勉のエッセイ
「土を喰う日々 ―わが精進十二ヵ月―」に
土井善晴 が料理を担当ですから・・・

あのジュリーがツトム・・・
いい具合に年齢を重ねられましたね~。
脇役も良いんです。
まず、松たか子さん!
編集者にして恋人を演じています。
干し柿を、口に丸々放り込もうが、
手づかみで熱々の竹の子を囓ろうが、
知的で上品、かわいいんです。
さすが、幸さま(松本幸四郎)の
御妹さんでございます♥

そして、圧巻の奈良岡朋子さん。
もう、里山のおばあちゃんにしか見えませんでした。
御髪が、ちょっとお洒落すぎますがw
作中、若かりし頃の写真が映り、お~~っと感動。

(タイトルは、染色家の山内武志さん。芹澤銈介 のお弟子さん。
柚木沙弥郎氏と同じ・・・道理で、私好み♥)
さて、ふたたびの冒頭画像は、
『土を喰らう十二ヵ月の台所』(二見書房)の書影です。
中江裕司監督と土井善晴氏が
映画の料理について語り合い、
レシピもついている本とのこと。
欲しいなぁ、と思うのですが・・・
あのレシピは、澄んだ空気の下、
新鮮な食材で作るからの美味でしょう・・・
我が家で、作ったところで、おいしいかなぁ?w
余談ながら・・・
本作は、シニア料金で観た、初めての映画です♪
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今日は、母と歯科医に行き、
父の墓参りにも出かけます。
ちょっと遠いので、今年は、これが最後の予定。
師走・初の週末は、忙しくなりそうです。
皆さまも、どうぞ、良い週末を!
おつきあいいただき、どうもありがとうございました。
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