ようこそ「LENTO」小路へ

旅にお出かけ、おいしいもの、そして日常。「LENTO」(ゆっくり、のんびり)に、いきましょう♪

サムライの屋敷をめぐる〜鹿児島の旅(5)

2024-02-25 | 旅行
鹿児島の旅で、忘れられないのが、
旧薩摩藩の「麓」めぐり♫

「日本遺産」
として認定されています。




「麓」とは、薩摩武士が生きた町、
江戸時代の武家屋敷群のこと。

薩摩藩・島津家の本城は、
鹿児島市内の鹿児島城(↓)ですが・・・




それ以外に、防御のため、
薩摩(鹿児島)領内のあちこちに
「外城(とじょう)」として「麓」を整備していました。


「麓」の造りは、こんな感じです。



中世以来の山城があり、川は堀代わり。
山城と川に守られた武家屋敷群は、
いわば「プチ城下町」でした。

麓全体で「城」になっているんですね~


「日本遺産」に認定されたマップが、こちら(↓)。



県内一帯に広がっているのが分かりますよね~!
このうち、丸で囲んだところを歩いています。


有名なのは「知覧(ちらん)麓」。



生け垣の美しい武家屋敷群は、人気の観光地。
ここは「入門」。
つまり、武家屋敷群として、わかりやす~いってことw

(知覧については、いずれまた)


一方で、「垂水(たるみず)麓」は「中級」!



ちょこっとしか歩けなかったのですが・・・
「お長屋」以外は、新しい住宅地で・・・
なるほど、わかりにくいわ~~


このように、入門、初級、中級、上級
「麓を楽しむための目安」が設けられていました。
観光客としては、レベルの低い方が楽しめますw



では、ざっくりと「麓」めぐりをご紹介です。

入門「入来(いりき)麓」
「お仮屋馬場の堀」が流れています。



この上に中世からの山城跡が残り、
今は小学校です。

見事な「かやぶき門」は
中世以来の様式を伝えるのだとか。






初級「加世田(かせだ)麓」

別府城跡の高台から「麓」を眺めてみました。




この「麓」には素敵な洋館も・・・♥
カフェ「ポツリ」は旧鰺坂医院(登録有形文化財)です。




初級「蒲生(かもう)麓」。



切石の石畳が敷き詰められています。
石畳と生け垣が美しい~~!

でも、1番の見どころである
「蒲生御仮屋門」はボツ写真でした・・・
かなしい・・・


何よりも・・・
1番、哀しかったのは「志布志(しぶし)麓」。



「続日本100名城」の
志布志城の登城を楽しみにしていましたが・・・

・・・・・・絶句😰 

この話は、いずれまた。


「麓」は小さなエリアなので
ちょこっと散策するには、ちょうど良く・・・
たいてい、人もいない・・・😓 

静かな時間を過ごせました♫

**************

おつきあいいただき、どうもありがとうございます。
こちらは今日も寒くなりそうです。
雪はカンベンして~~!

世界中に「優しい風が吹きますように」





コメント (10)    この記事についてブログを書く
« 旅先カフェ~鹿児島の旅(5) | トップ | 武士の町でスイーツ&ランチ... »

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (belleteinte)
2024-02-25 08:35:17
ぴあ野さん!

空いろさん
見てきました💨

あんこのジャム🫘?
クッキーサンド🍪?

うーん!
魅惑的ーーー✨✨

素敵な推し情報をありがとうございました♡

素敵な日曜日をお過ごしくださいね♪♪♪
返信する
Unknown (sk_oyazi)
2024-02-25 09:57:34
薩摩に入った忍び🥷が、
戻って来られないのが、
分かる気がします。
返信する
Unknown (dreamsan_2006)
2024-02-25 11:55:15
ぴあ野さん〜こんにちは☺️
旧薩摩藩の「麓」めぐり、素敵〜
なかなか行けない場所、見せていただきありがとうございました💕

今日も良い一日をお過ごしくださいね☺️🍀🍀
(chami)
返信する
Unknown (なおとも)
2024-02-25 12:28:29
ぴあ野さん こんにちは!

こんな風に様々な面から旅を楽しまれるのが、とても素敵で真似したいところです。私は名所名物グルメの三本立てで、学びが本当に無いと反省するばかりです。これからはもっと深い旅ができるようにと自分に言い聞かせています。なおとも
返信する
belleteinteさま (ぴあ野)
2024-02-25 16:00:02
鈴🔔さん、コメントをどうもありがとうございました。

「空いろ」いいでしょう!?
おいしいんですよ~
空也最中の餡だと思うと、美味しさ倍増、ありがたくてひれ伏しますw
機会がありましたら、ご笑味下さいね~

鈴🔔さんの日曜日、
充実されていると良いなぁ~
返信する
sk_oyaziさま (ぴあ野)
2024-02-25 16:02:19
sk_oyaziさん、さすがのコメントをどうもありがとうございます。
でも、この「麓」って、一国一城令と照らし合わせると
ズルじゃん、と思ってしまうのですけれどねw
江戸から遠いからできたことかも
返信する
dreamsan_2006さま (ぴあ野)
2024-02-25 16:05:25
chamiさん、うわぁ~、お忙しい中、コメントをどうもありがとうございます。

なんか、またマニアックなお話ですが・・・w
静かな風情あるエリアで、のんびり散策してきました。

chamiさん、楽しく過ごしていらっしゃいますか~?
おいしいものを召し上がっていますか~?
伺いたいことがたくさん!
どうぞお気を付けて楽しくお過ごして下さいね~♥
返信する
なおともさま (ぴあ野)
2024-02-25 16:10:02
なおともさん、お忙しい中、コメントをどうもありがとうございます。

ウチの場合、夫婦揃って城メグラーの歴史好きなだけで
おっしゃるような「学び」の意識はなく・・・
お言葉が、お恥ずかしいようです。
今回のようなマニアックな場所に行くのもお城のためですw
もちろん名所名物グルメもしっかりチェックしています♫
やっぱり美味との出会いは旅の醍醐味ですものね♥
ボチボチそのあたりも綴りたいと思いますので
どうぞおつきあいくださいませ。
返信する
Unknown (yasuhiko)
2024-02-25 16:19:54
なるほど、お城が一国の頂点、
山のような存在だとすると、
それを支える武家屋敷のある街は、
山の「麓」という事になるんですね。
知覧は有名ですが、鹿児島にこんな数多く
武家屋敷の街並みが残ってるとは
知りませんでした。中でも、蒲生麓の
石垣と生垣の景色には目を見張るほどで…。
こういう所、歩いてみたいですね。
返信する
yasuhikoさま (ぴあ野)
2024-02-25 16:36:20
yasuhikoさん、コメントをどうもありがとうございます。
おっしゃる通り、本城を山にたとえ、
とりまく武家屋敷群を「麓」と呼んでいるんでしょうね。
薩摩は関ヶ原の合戦以来、徳川を警戒していますから、
こんな形になったのだろうとのことです。
「麓」は「出水」をアクセスの関係で断念しましたが、
ここが素晴らしいのですって!
yasuhikoさん、撮影旅行にいかがでしょうか♫
返信する

コメントを投稿