川崎大師での楽しみが
こちら(→食べログ)のおそば屋さん。
(1ヶ月ほど前の話ですが、お許しを)
人気は、唐揚げせいろ蕎麦。
夫なんて、これが食べたくて、
お参りにくるようなものです・・・w
↓ご覧のように、大ぶりの唐揚げがゴロゴロ。
でも、夫によると、
唐揚げが6個から5個に減ったとか・・・
ご時世ですねぇ・・・😫
わたしは、
それだと、ボリュームがありすぎるので、
おろしそばをチョイス。
唐揚げを、ひとつ分けてもらいます♥
おいしい!
・・・けれど、
「<かえし>が、相変わらず、辛いなぁ」という、
夫の言葉に、同感、同感!
ここの「かえし」は、
醤油味の濃い関東の中でも、
際立っていると思います。
ここで、いつも思い出すのが
リンボウ先生こと林望さんのエッセイ。
ーーむかし、むかし、リンボウ先生の学生時代、
師匠である教授が、下町で深川鍋(どじょう鍋)を
ご馳走してくれたのだが・・・
辛い!(醤油味が濃い)
若いリンボウ先生は文句タラタラ・・・
すると、「キミに、これを食べる資格はない。
この味は、汗水たらして働く人のものだ」と
師匠から叱責された。
見れば、周りでは、
激しい肉体労働を終えた人たちが
鍋を囲み、仕事終わりの一杯を楽しんでいる・・・
汗をかいていない学生には濃くても、
汗をかいて働いた人たちには、
塩分補給のために、必要な味付けだった・・・
たぶん、1冊目の『イリギスはおいしい』での
エピソードでした。
(単行本の平凡社版書影、今は文春文庫から出ている。
書影はアマゾンから貼付けています)
この店の味付けも
リンボウ先生の鍋と同じことかな?
川崎大師のおわす、この街は、
京浜工業地帯を支える川崎港に近く・・・
昔から、港で激しい労働をする人が多かったはず。
常連さんの舌に合わせるのは、
あたりまえ♫
ここに寄る度に、
毎度、毎度、このエッセイを思い出しながら、
蕎麦をすすっております。
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おつきあいいただき、どうもありがとうございます。
昨日は七夕だったのに、
暑すぎて、すっかり忘れておりました。
こちらは、やっとお湿りの週末です。
どうぞ「優しい風が吹きますように」
から揚げが5個から4個に減りましたか?
お店も考えてやっていかないとやり切れないのでしょうね。
お蕎麦に掛かっている白ゴマがきっといい仕事をしそうですね。
胡麻の香りをクンクンと感じます~
そうなんですか?
お蕎麦の返しがお醤油辛いのですね。
関東はおうどんのお出汁はちょっと食べられないのですがお蕎麦はそういうものだと思っていましたが
ここは格別なのかな?
リンボウ先生の恩師がおっしゃる言葉が身に沁みますね。
納得です。
七夕、地上では雨でしたが 雲の上では一年ぶりの逢瀬、きっといい時間だったことと信じたいですね(⋈◍>◡<◍)。✧♡
コメントをどうもありがとうございます。
お蕎麦の「かえし」は、醤油味の濃いものですが、
ここのお店は、図抜けて「辛い」方だと思います。
お店によって、いろいろですよね・・・
今回は、つけ蕎麦でしたが、ぶっかけ系にすると、
我が家には、濃すぎて・・・
もちろん、許容範囲ですよw
で、思いだしたのが、このエッセイでした。
ふふふ、関東のうどん汁については、よく言われますよね。
関西や九州のうどんをいただいて、なるほどね、と
納得したのを覚えていますww
ちなみに、関東で醤油味が強いのも、江戸時代にさかのぼって、
リンボウ先生の件と同じような理由だったと読んだような記憶(これも曖昧w)。
織り姫様・彦星様、1年に1度の逢瀬、
どこかの地でかなっていたら良いですね♥
ふふ、他がイマイチだったら、大将の舌を疑いますが・・・
「かえし」だけなのでねw
まぁ、わたしが、勝手に街の成り立ちと合わせて考えただけなので、
真相は、謎ですがww