![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/d5/235f228cace7daebb6304eacd264bae5.jpg)
おはようございます。
今朝は、朝からバタバタ・・・
大急ぎでの更新は、読書感想文です。
どうぞ、おつきあいくださいませ。
(ブクログ「由々と本棚」は、ここで触れなかった感想文もあります。
本のお好きな方にお立ち寄りいただけると嬉しいです。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/de/8f79b7e9b870ee34fbb80fe958a472e9.jpg)
まず、読んだ本。
小野寺史宜『ホケツ!』(祥伝社)。
私にとって、安心の鉄板・作家の小野寺氏。
高校サッカー部のホケツである大地・・・
彼だけでなく、周りの生徒達も、生き生きしていて、
そして誠実。
決して居心地が良いばかりではないけれど・・・
生きていられるって、幸せだと、
当たり前のことを当たり前に感じさせてくれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/85/df2dbac572400b88a1b44e40e75be204.jpg)
読んでいるのは、
堀川惠子『暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ』(講談社)。
原爆投下は、なぜ広島だったのか?
広島出身の著者の疑問は、やがて、ひとつの地名にたどりつく・・・
広島市の海に浮かぶ、人口の島・宇品(うじな)。
読み始めたばかりで、まだ宇品の由来がわかったばかり・・・
広島の原爆投下に、いち早く駆けつけたのは
宇品の「暁部隊」の人々だったという、
そこが、おそらくクライマックスでしょう。先は長いw
戦跡めぐりは、我が旅のテーマの一つ。
それなのに、広島市は30年ほど前に、一度でかけたものの
年末でモロモロがクローズしていたという・・・情報収集不足でした。
なるべく早く、呉や江田島を含んで
広島を歩きたいという願いがあるので・・・
その準備のための一冊です。
読み応え十分、軽々には読めないと、既に、ひしひしと感じています。
(図書館で借りているのでは読み切れず、買わないとダメかも・・・)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/e8/2fad45a2017b878d9ddf2fc0a10bdf6c.jpg)
最後に、読む本を・・・
最上俊樹『未来の余白からⅡ』(婦人之友社)。
先日、雑誌「婦人之友」を初めて、きちんと読みました。
そこで最上氏のエッセイ「未来の余白から」に出会っています。
読んですぐに、注文、購入した本です。
国際法学者らしく、明晰な文章ながら、
詩情にあふれていたからかもしれません。
ロシアのウクライナ侵攻の直前にかかれたエッセイは、深く胸にしみ・・・
無力感に、ただ悶々とするばかりのわたしに、
一筋の光を示してくれたような気がしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/d5/235f228cace7daebb6304eacd264bae5.jpg)
(先週、多摩川にて撮影。なんてきれいな青空!)
あれから一ヶ月半が過ぎ・・・
拙ブログでは、できるだけ、好きなこと、楽しいことを考え
不快なことを書きたくないので・・・少しだけ。
戦争が人を狂気に走らせることを、まさか21世紀、
自分の生きている時代に、リアルタイムで知ることになるとは・・
もはや、これはナチス?KGB?の所業?
「戦跡」ではないリアル・・・
戦争は始まったら、なかなか終えられないし、停戦も難しくなる・・・
そのことも、よくわかりました。
心乱れる春ですが・・・
それだけに、私の前にある、平和な日々を愛しみたい・・・
そして、戦禍に巻き込まれた人々が、ウクライナの春の空を、
穏やかに見上げられる日が、早く来ますように・・・
本日も、おつきあいいただき、どうもありがとうございました。