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鎌倉さんぽ~頼朝のお墨付き!?

2022-02-14 | おでかけ
おはようございます。
本日は、前記事「鎌倉さんぽ~小坪坂合戦」の続きです。
どうぞ、おつきあいくださいませ。



昨日の「鎌倉殿の13人」、予想通り、小坪が出てきて、
大興奮でした♫

で、予告でギョギョギョ~~~~っ!

江口のりこさんが映ったじゃん!


江口のりこさんは、源頼朝の愛妾・亀役です。
もう、そんな話に!?と、驚きました。



(光明寺団地から小坪方面を眺める。)


ここからは歴史のお話・・・

源頼朝の旗揚げから2年後、
寿永元(1182)年のこと・・・

妻・政子が、第2子、後の2代将軍・源頼家を懐妊中に
頼朝は、愛妾を囲い、せっせと通い始めていました・・・
これを知った政子は怒り狂い、その家を打ち壊したと・・・

(ドラマでは、火をつけさせると聞いたような)

これを聞いた頼朝は、政子の指示に従った家臣を罰します。
この家臣が、牧の方の兄!
牧の方は、舅・北条時政の後妻(宮沢りえさんの役)です。

当然、牧の方は時政に泣きつき、
面目丸つぶれの時政は、伊豆へ帰ってしまうと言う大騒動に・・・

ただし、息子の義時は、鎌倉に残っていたところ、
忠義の者として頼朝の信頼度が上がったとか。
何の考えもなく、残っていただけだそうなのに・・・w


(2021年12月、披露山公園から撮影。中央に江ノ島が浮かび、その下の白い
マンション群がリビエラ逗子マリーナ)


政子の所業は、気性の激しさを示すエピソードとして有名ですが、
これは「うわなり打ち」のこと。

「前妻(コナミ)が後妻(ウワナリ)に対し、制裁を与える乱暴行為」(147頁)で、
平安時代から江戸時代まで、日本中で行われていた、慣習なのだとか。

一夫多妻時代ならではの制度かもしれませんね~

いずれにしても、この事件は政子像を決定づけた上、
今回は、小池栄子さんが演じられるので、
ド迫力間違いなしでございましょうw

ましてや、お相手が江口のりこさんですから・・・
楽しみ、楽しみww




・・・ということで、小坪!

逗子 小坪『大百科』」によると、
亀の前が済んでいたのは、
現在の「リビエラ逗子マリーナ」↑のあたりらしいとのこと。

逗子マリーナと言えば、
バブルを知るアタクシなんぞにはキュンキュンです。
ユーミンのライブを筆頭に、CMやらドラマやらの舞台・・・

今も独特なリゾート感に、ウキウキします♫

「小坪『大百科』」にあるように
1000年近くも昔から、
「別荘地として頼朝のお墨付きだった」ということですねw



なお・・・小坪は漁港としても知られています。


湘南の食べ物屋さんで、必ず見かける「シラス丼」。

釜揚げシラスや生シラスが、のっています。
どちらも新鮮さが命!漁場を控える、湘南ならででしょう。
わたしも、見つけたら即買いしています!

この日も、しっかり買って、おいしくいただきました♫

本日も、おつきあいいただき、どうもありがとうございました。


📚参考📚
◆『鎌倉殿の13人<北条義時とその時代>』
(「NHK大河ドラマ 歴史ハンドブック」)NHK出版
   本文中の引用も、ここからしました。
◆竹宮惠子『吾妻鏡(上)』(「マンガ日本の古典14」)中央公論新社

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