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茨城・霞ヶ浦、日帰り旅・・・
コロナ禍、感染対策をしっかりしてのお出かけです。
まずは、夫の希望で鹿島神宮へ。
鹿島神宮と言えば、鹿島アントラーズ!・・・
・・・くらいしか、恥ずかしながら存知ませんでした。
ところが・・・
思いがけず、地元のオジさまから、ご説明をいただき・・・
ひゃひゃひゃ~っ、と感心しまくってまいりました。
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オジさまレクチャー(その1)
「摂社 高房社」をお参りしてから、本殿へ!
本殿(↑画像・右)へお参りする前に、
必ず、高房社(画像・左)へお参りをするのが
鹿島神宮の習わしなのだとか。
そういえば、朝早くのことで、出勤?していらした神職の方々が
まずは、ここで拝礼なさっていました。
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オジさまレクチャー(その2)
本殿は参道から中央ではなく、ずれた位置にあり、北を向いている。
古来、ヤマト朝廷は東国の蝦夷(エミシ)平定に苦労したため、
今でも、そちらを案じておいでなのだとか・・・
朝廷の崇敬篤かった神宮ならではですが・・・
アタクシは、劇団☆新感線や市川染五郎(現・松本幸四郎)丈の舞台
「アテルイ」以来、蝦夷を旅したほどの蝦夷びいき・・・
このお話は、ちょっとフクザツでした。
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(本殿の見事な装飾とご神木の杉)
オジさまレクチャー(その3)
現在の本殿は、江戸幕府2代将軍・徳川秀忠の寄進になるものだが・・・
初代の本殿は父・家康が造営、今は奥の院になっている。
秀忠は、父を祀る日光・東照宮にならい、見事な本殿を新築したものの・・・
「じゃ、父上が造った元の本殿はどうする?
もったいないよね、でもオレも新築しちゃったんだしさ」(←秀忠・気分)
・・・ってことで、元の本殿は奥の院へ下げてしまったのだそうです。
偉大なる父をもつ、二代目のモヤモヤがうかがえる話でございます。
さて、オジさまには「これから奥の院へお参りに行くでしょ?
ぜひ、この話を聞いてから行きなさい」とおっしゃったのですが・・・
奥の院・参拝は、時間の都合で割愛させていただきました。
鹿島神宮の神さま、オジさま、ごめんなさいw
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オジさまレクチャー(その4)鳥居の下には大きな空間がある!
かつて、鹿島の杉木立は、もっと鬱蒼としており、
空など見えなかったのだとか。
それが今や・・・空、しっかり見えています!
・・・東日本大震災で大きな被害を受けたのだとか・・・
大鳥居も倒壊。
当時は県内・笠間の御影石だったそうですが、粉々に。
そこで、新しい鳥居は境内の杉を使った木造とし、
要石の地下には、3mもの空間を作り、地震の備えとしているのだとか。
3.11というと、ついつい東北に目が行きますが、
同じ関東でも、あの日、茨城や千葉県は被害が大きかったのですよね。
それをここまでに復興させた・・・
神武天皇以来のお社を崇敬する想いは、今の世も変わらないのでしょう。
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ご親切なオジさまのおかげで、いろいろなお話を伺え、
感謝でございます。
お名前も存じませんが、オジさま、どうもありがとうございました。
ここ最近、ずっと籠城していたので・・・
街の喧噪を離れ、静かな木立を歩きたくて・・・
車を降りた途端に、かなった次第です。
同じ関東は茨城県の霞ヶ浦への日帰り旅。
最初に車を降り立った鹿島神宮で、良い時間を過ごせ・・・
幸先の良いスタートでございます♫
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報道によると、この連休は、どこでも人出が多いとか。
我が家も、この日帰り旅は、感染対策を、しっかりしております。
マスク&手洗いは言わずもがな・・・それとソーシャルディスタンス!
気をつけながら楽しんでまいりました。
(マスクをしていない人が増えてきたような・・・
ゆるそうな人からは、絶対に離れます。こわいもん)
その後のお話は、またいずれ・・・
お付き合いいただければ、嬉しいです。