Wotan Rises!#WotanWednesday #Wednesday #Wotan pic.twitter.com/WN8tqJuX3R
— Dudebro (@OscarVanGr) November 6, 2024
Chorus: Bayreuth Festival Chorus
Orchestra: Bayreuth Festival Orchestra
Conductor: Daniel Barenboim
Bass Vocals: Günter Von Kannen
Tenor Vocals: John Tomlinson
Composer: Richard Wagner
WOTAN
Ein goldner Ring ragt dir am Finger;
hörst du, Alp?
Der, acht' ich, gehört mit zum Hort.
<ヴォータン>
お前の指に光る金色の指輪・・・
小びとよ・・・聞こえるか?
私が思うに、それも宝の一部だ。
ALBERICH
entsetzt
Der Ring?
<アルベリヒ>
(仰天して)
指輪だと?
WOTAN
Zu deiner Lösung musst du ihn lassen.
<ヴォータン>
お前を解放するためには、それが必要だ。
ALBERICH
bebend
Das Leben, doch nicht den Ring!
<アルベリヒ>
(わななきながら)
命を取られても、この指輪だけは!
WOTAN
heftiger
Den Reif' verlang' ich,
mit dem Leben mach', was du willst!
<ヴォータン>
(やや声を荒げて)
私は、その指輪を欲しいのだ。
お前の命なぞ好きにしろ!
ALBERICH
Lös' ich mir Leib und Leben,
den Ring auch muss ich mir lösen;
Hand und Haupt, Aug' und Ohr
sind nicht mehr mein Eigen,
als hier dieser rote Ring!
<アルベリヒ>
俺の体と命が放免されるというなら、
この指輪も放免してくれ。
この手や頭が、目と耳が、
俺のものでなくなるのと同じことなのだ。
俺の赤い指輪を手放すということは!
WOTAN
Dein Eigen nennst du den Ring?
Rasest du, schamloser Albe?
Nüchtern sag',
wem entnahmst du das Gold,
daraus du den schimmernden schufst?
War's dein Eigen, was du Arger
der Wassertiefe entwandt?
Bei des Rheines Töchtern hole dir Rat,
ob ihr Gold sie zu eigen dir gaben,
das du zum Ring dir geraubt!
<ヴォータン>
指輪がお前のものだというのか?
狂ったのか?恥知らずの小びとめ。
落ち着いて考えてから言ってみろ・・・
お前は誰からその黄金を奪い、
輝く指輪に作り直したのだ?
悪人のお前が川底から奪ってきたものが、
どうして「お前のもの」なはずがある?
ラインの娘たちの所で聞いてみろ!
お前が奪い取って指輪にした黄金を、
お前のものとしてくれるかどうか!
ALBERICH
Schmähliche Tücke! Schändlicher Trug!
Wirfst du Schächer die Schuld mir vor,
die dir so wonnig erwünscht?
Wie gern raubtest
du selbst dem Rheine das Gold,
war nur so leicht
die Kunst, es zu schmieden, erlangt?
Wie glückt es nun dir Gleissner zum Heil,
dass der Niblung, ich, aus schmählicher Not,
in des Zornes Zwange,
den schrecklichen Zauber gewann,
dess' Werk nun lustig dir lacht?
Des Unseligen, Angstversehrten
fluchfertige, furchtbare Tat,
zu fürstlichem Tand soll sie fröhlich dir taugen,
zur Freude dir frommen mein Fluch?
Hüte dich, herrischer Gott!
Frevelte ich, so frevelt' ich frei an mir:
doch an allem, was war,
ist und wird,
frevelst, Ewiger, du,
entreissest du frech mir den Ring!
<アルベリヒ>
恥ずべき悪だくみだ!汚い詐欺だ!
お前は、俺の罪を非難するが、泥棒のお前にとって、
それは好都合だったのではないか?
お前だって、嬉々としてライン河に
黄金を奪いに出かけたのではないか?
もしも、指輪を鋳直すことさえ、
お前にたやすく出来たなら・・・。
偽善者のお前にとって、何とも有難いことだったのではないか?
ニーベルング族のこの俺が、恥ずべき苦しみにまみれ、
こみあげる怒りにまかせて、
恐るべき魔力を手にしたおかげで、
今お前がその果実を味わっているということは。
不幸な男、恐怖に身を焼かれた者の
呪いに満ちた恐ろしい行為は、
権力者の気晴らしぐらいには役立つだろう。
だが、俺の呪いまで、お前に喜びを与えるだろうか?
気をつけるがいい!君臨する神よ!
俺は悪事を行ったが、それは俺の勝手だ。
だが、お前は・・・かつてあったもの、
今あるもの、これからあるもの全てに、
悪事を働くことになるのだぞ。不死なる神のお前は!
もしも、強欲にも、俺から指輪を奪い取ったりすれば!
WOTAN
Her der Ring!
Kein Recht an ihm
schwörst du schwatzend dir zu.
<ヴォータン>
指輪をよこせ!
どんなに騒いだところで、
お前には何の権利もないのだ。
er ergreift Alberich und entzieht seinem Finger mit heftiger Gewalt den Ring.
(ヴォータンはアルベリヒをつかみ、アルベリヒの指から、凄い力で無理やり指輪を抜き取る)
ALBERICH
grässlich aufschreiend
Ha! Zertrümmert! Zerknickt!
Der Traurigen traurigster Knecht!
<アルベリヒ>
(けたたましい叫び声を上げて)
ああ!終わりだ!俺は破滅だ!
惨めな奴隷・・・それも最も惨めな奴隷になってしまった!
WOTAN
den Ring betrachtend
Nun halt' ich, was mich erhebt,
der Mächtigen mächtigsten Herrn!
<ヴォータン>
(じっくりと指輪を見つめながら)
これにより、私の地位は高まり、
支配者の中の支配者となるのだ!
er steckt den Ring an
(ヴォータンは指輪をはめる)
Chorus: Bayreuth Festival Chorus
Orchestra: Bayreuth Festival Orchestra
Conductor: Daniel Barenboim
Bass Vocals: Graham Clark
Bass Vocals: Günter Von Kannen
Tenor Vocals: John Tomlinson
Composer: Richard Wagner
LOGE
Ist er gelöst?
<ローゲ>
解放してやりますか?
WOTAN
Bind' ihn los!
<ヴォータン>
縄をほどいてやれ!
LOGE
löst Alberich vollends die Bande
Schlüpfe denn heim!
Keine Schlinge hält dich:
frei fahre dahin!
<ローゲ>
(アルベリヒを縛っていた縄を完全にほどく)
さっさと帰るんだな!
もうあんたを縛る縄はない・・・
どこにでもご自由に!
ALBERICH
sich vom Boden erhebend
Bin ich nun frei?
mit wütendem Lachen
Wirklich frei?
So grüss' euch denn
meiner Freiheit erster Gruss! -
Wie durch Fluch er mir geriet,
verflucht sei dieser Ring!
Gab sein Gold mir Macht ohne Mass,
nun zeug' sein Zauber Tod dem, der ihn trägt!
Kein Froher soll seiner sich freun,
keinem Glücklichen lache sein lichter Glanz!
Wer ihn besitzt, den sehre die Sorge,
und wer ihn nicht hat, den nage der Neid!
Jeder giere nach seinem Gut,
doch keiner geniesse mit Nutzen sein!
Ohne Wucher hüt' ihn sein Herr;
doch den Würger zieh' er ihm zu!
Dem Tode verfallen, fessle den Feigen die Furcht:
solang er lebt, sterb' er lechzend dahin,
des Ringes Herr als des Ringes Knecht:
bis in meiner Hand den geraubten wieder ich halte! -
So segnet in höchster Not
der Nibelung seinen Ring!
Behalt' ihn nun,
lachend
hüte ihn wohl:
grimmig
meinem Fluch fliehest du nicht!
<アルベリヒ>
(地面から立ち上がりながら)
自由なのか?俺は?
(激しい怒りのあまり笑いに変じながら)
本当に自由なのだな?
ならば、俺の自由を祝って、
お前達に最初の挨拶をしてやろう・・・!
俺が呪いを込めて造ったように、
この指輪もまた呪われよ!
指輪の生み出す黄金が、俺に無限の権力を与えたように、
指輪の魔力よ!指輪の持ち主に死をくだせ!
どんな陽気な男も、指輪とともに、明るく生きることはできず、
どんな幸福な男も、指輪の光の中で、幸せではいられない!
指輪を持つ者は、不安にやつれ、
持っていない者は、嫉妬に苦しむ!
誰もが指輪を持ちたいと望むのに、
指輪から利益を引き出す者は一人もいない!
何かの用に使わずとも、持ってさえいれば、
その身に死神を招いてしまう!
臆病者よ!死の運命に恐れおののけ!
生きている間は、欲望に苦しみ、最後は野垂れ死ね!
指輪の持ち主は、指輪の奴隷なのだ・・・
俺の手に、奪われた指輪が戻ってくるその日まで!
この危急存亡のとき、ニーベルング族の俺は
呪いをかける・・・この俺の指輪に!
さあ、持っていろ。
(笑いながら)
せいぜい大事にするがいい。
(怒りをあらわにして)
お前はもう俺の呪いから自由になることはないのだ!
Er verschwindet schnell in der Kluft. Der dichte Nebelduft des Vordergrundes klärt sich allmählich auf.
(アルベリヒは素早く坑道に姿を消す。前景の濃い霧は、次第に晴れていく)
(巨人達はフライアを解放する。フライアは嬉しそうに神々のもとに駆けて行き、神々は嬉しくてたまらないように、代わる代わる長い間フライアを撫でさする)
(ファフナーはすぐさま巨大な袋を広げ、その中に入れようとして、財宝の山を漁り始める)
<ファゾルト>
(ファゾルトは弟と財宝との間に割って入る)
待て!欲張りめ!俺の分もよこせ!
二人均等に分け合うのが得策だぞ。
<ファフナー>
黄金よりも、あの女のほうが良かったんだろ?
恋に目がくらんだ色男め・・・
バカな兄貴に助言して、苦労して取引を成立させたのは俺だぞ。
もしフライアを娶っていたら、俺には分けてくれなかったくせに。
だから、この財宝を山分けするとしても、
半分以上は俺が取るのが妥当ってもんだ。
<ファゾルト>
恥を知れ!この俺に向かって何てことを!
(神々に向かって)
お前たち、裁判官役をやってくれ。
きちんと法に基づいて、この財宝を分けてくれ!
(ヴォータンは軽蔑をむき出しにして、そっぽを向く)
<ローゲ>
宝なんか持たせてやればいいじゃないか。
あんたは、指輪さえ持ってりゃいいんだ!
<ファゾルト>
(なおも宝を袋に詰めているファフナーに詰め寄り)
どけ!厚かましい奴め!この指輪は俺のものだぞ。
フライアの眼差しの形見とするのだ!
(ファゾルトは素早く指輪を手に取る。二人は揉み合う)
<ファフナー>
手を放せ!指輪は俺のものだ!
(ファゾルトは、ファフナーから指輪を奪う)
<ファゾルト>
いただきだ!俺のものだ!
<ファフナー>
(木の杭を、ファゾルトに向けて構える)
せいぜいちゃんと持っていろ!落とさぬようにな!
(ファフナーは一撃のもとにファゾルトを地面へと打ちのめし、死にゆくファゾルトから素早く指輪を奪う)
<ファフナー>
フライアの眼にウインクでもしていろ!
もう指輪に触ることはないのだし!
(ファフナーは指輪を袋に入れ、財宝を悠々と袋に詰める。神々は皆、驚愕して立ち尽くしている。長く重々しい沈黙の時が続く)
<ヴォータン>
今この目で見た・・・指輪の恐るべき呪いの力を!
<ローゲ>
ヴォータン・・・あなたの幸運は、比べるものとてないですぞ。
指輪を持って、あなたはたくさん得る所がありましたが、
手放したことで、さらに好都合だったというわけです。
ご覧なさい・・・あなたの敵どもは自滅しました。
あなたが手渡した黄金のせいで。
<ヴォータン>
(心を激しく震撼させながら)
どうしてだ・・・不安で不安でたまらない!
心配と恐れとが、心をとらえて放さない・・・
エルダよ、この気持ちの終わらせ方を私に教えてくれ。
エルダを追って、降りて行かねば!
<フリッカ>
(甘えるようにヴォータンに顔をすり寄せながら)
どうされたの?ヴォータン?
あの気高い城が、やさしく手招きしていませんこと?
支配者を、初めての賓客として迎え入れようとしているのですわ。
<ヴォータン>
(陰鬱に)
あの城のせいで、とんでもない対価を払ってしまった。… 》
Wotan, created with PicFinder AI.#wotan #odin #norseMythology #aiartwork #AIArtistCommunity pic.twitter.com/HiaVKeRCXh
— Ulla Hennig (@ullahe) February 12, 2024
ヴァルハル城への神々の入城
First dress rehearsal for the sold out #RingCycle @MetOpera
— Günther Groissböck (@GGboeck) March 6, 2019
Great young audience today incl. great Idols like @PlacidoDomingo #Fasolt 💪🗣👊🎼 pic.twitter.com/iA3kV3xfdq
"Noi udiamo troppo, leggiamo troppo, ma vediamo troppo poco".
— Punto Lettura (@Antonio79B) February 12, 2024
Oggi nel 1883 moriva il compositore e direttore d'orchestra #RichardWagner.#13febbraio. pic.twitter.com/LoXBjHRcAm
"Noi udiamo troppo, leggiamo troppo, ma vediamo troppo poco".
「私たちは、聞きすぎ、読みすぎですが、見ていることが少なすぎます。」
☝️😔 今も昔も、変わらない…
《 … 例えば、首都圏における典型的な例として、亡くなった母親から、6000万円相当の不動産と2000万円の預貯金を、2人の息子が相続したとしましょう。
兄が不動産を相続して、弟が預貯金を相続すると、計算上、兄のほうが4000万円多く受け取ることになります。これでは弟は不満ですから、相続額を均等にするために2000万円を現金でほしいというかもしれません。
ところが、兄は不動産を相続したからといって、手元に現金があるとは限りません。弟に2000万円を支払うには、不動産を売却するほかありません。しかし、すぐに売れるとは限りませんし、急いで売ろうとしたら買い叩かれる可能性もあります。
「それなら、預貯金を半分に分けて、不動産はきょうだいで共有すればいいじゃないか」と思われるかもしれません。
しかし、不動産を共有することほど厄介なものはありません。共有という言葉は、「共に有する」と書きますが、私たち税理士は“キョウユウ”はむしろ「競誘」という字のほうが適当じゃないかと思っています。つまり、「競い」を「誘う」という意味です。… 》