「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕
前奏曲
フィラデルフィア管弦楽団 - Philadelphia Orchestra
クリスティアン・ティーレマン - Christian Thielemann (指揮)
教会
16世紀中頃のニュルンベルク。人々が教会で祈りを捧げている。柱の陰から若い騎士ヴァルターが若い娘エーファに身振りで合図を送り、エーファは彼に気が付いて恥ずかしそうにしている。…
Mein Herr, der Singer Meister-Schlag
「マイスターになるには」
ザックスの徒弟(ダーヴィト)
「マイスターになるのは、1日では無理ですよ。私は、ニュルンベルクの偉大なマイスターであるハンス・ザックスに教えてもらっています。もう1年ほど、弟子として指導してもらい、靴作りと詩を同時に学んでいるのです。
マイスターが歌で使う音や節はとてもたくさんあるんですよ。(歌の規則の細かい説明・省略)また、正しく歌わなくてはいけません。」
Das schöne Fest, Johannistag
「ポークナーの演説」
Am stillen Herd in Winterszeit
「冬の日の静かな炉端で」
ヴァルター
「冬の日の静かな炉端で、家や庭が雪に埋もれるとき、春のほほえみや目覚めを知りました。祖先から伝わる古い書物により学んでいます。ヴァルター・フォン・デル・フォーゲルヴァイデが私のマイスターです。」
リヒャルト・ワーグナー - Richard Wagner (1813-1883)
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 - 第1幕 ヴァルターの歌 「冬のさなかの静かな炉辺で」
Die Meistersinger von Nürnberg (The Mastersingers of Nuremberg), Act I: Am stillen Herd in Winterszeit
ヨナス・カウフマン - Jonas Kaufmann (テノール)
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団 - Berlin Deutsche Opera Orchestra
ドナルド・ラニクルズ - Donald Runnicles (指揮)
So rief der Lenz in den Wald
「資格試験の歌」
ヴァルター
「Fanget an!「はじめよ」と春が森の中へ呼びかけた。呼び声は響き渡り、森の中にこだまする。森は呼び声に応え、新しい生命を与える。冬は妬みと恨みを持ち、どのように楽しい歌を邪魔しようかと狙う。
Fanget an!「はじめよ」と我が心から声がしたとき、愛とは何かを知らなかった。夢から目覚めたように、心の中で震えやときめきを感じた。暖かい夜からため息があふれ、海となり、快い波を起こす。呼び声に答え、新しい命が生まれ、美しい愛の歌を歌おう。」
Aus finst’rer Dornenhecken
「暗い茨の茂みから」
ヴァルター
「暗いいばらの茂みから、フクロウがざわめきカラスを呼び寄せる。夜の闇で、鳥たちが鳴く。不思議な鳥が一羽飛び立ち、黄金の翼を広げ、私に飛べと合図する。大胆に飛び上がり、懐かしき丘に行こう。愛しい女性を称えて歌うのだ。カラスのマイスターたちが嫌おうとも、私には清らかな愛の歌が生まれる。地上のマイスターたちよ、さようなら。」
ザックス
「なんて大胆!感動の炎だ!ハンス・ザックスは、靴屋で詩人だが、彼は騎士で詩人なのだ。」
ベックメッサー
「マイスターの皆さん、判定を。」
マイスターたち
「歌いそこね、失敗だ。」
会場は解散になるが、ザックスはひとり残って誰もいなくなった座席を見ている。徒弟たちが片付け始めて、ザックスは去る。
🧱🪟🎬🧱🪟🎬🧱🪟🎬🧱🪟🎬🧱
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第2幕
ザックスとポーグナーの家の前
晴れた夏の夕方。道に面して、金持ちそうなポーグナーの家と、質素なザックスの家が並んでいる。
徒弟たち
「ヨハネ祭、ヨハネ祭。花もリボンもあげよう。」…
Was duftet doch der Flieder
「ニワトコのモノローグ」
ザックス
「ニワトコの花が香り、何かを歌いたい気分になる。だが、私の歌に何の価値があるだろう。不器用な男の歌だ。
何かを感じているが、わからない。歌の規則に合わない歌だったが、私の心を捕らえた。5月の鳥の歌のようで、古くあり、新しくもあった。
今日歌った鳥は、美しいくちばしをもっていた。マイスターたちは不安だっただろうが、ハンス・ザックスはとても気に入った。」
Jerum! Jerum!-Als Eva aus dem Paradies
「ザックスの靴作りの歌」
Den Tag seh’ ich erscheinen
「ベックメッサーのセレナーデ・私はその日が訪れるのを見る」
ベックメッサー
「私はその日が訪れるのを見る。喜びをもたらす日。(歌と一緒にザックスの靴底を叩く音が聞こえる。)」
…騒々しさに、隣人たちが通りに出てくる。ダーヴィトも目覚めて出てくる。
隣人たち
「何事だ。静かにしろ、今は寝る時間だぞ。ほかの場所でやってくれ!」
Zum Teufel mit dir, verdammter Kerl!
「殴り合いの場」
ザックスの徒弟(ダーヴィト)
「一体なんだ?あそこにいるのは、マクダレーネだ。彼女があいつを呼びよせたのか。あの男をぶっ飛ばしてやる。(ベックメッサーに飛びかかり)くそったれ。」
🧱🪟🎬🧱🪟🎬🧱🪟🎬🧱
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 - Berlin Philharmonic Orchestra
ヘルベルト・フォン・カラヤン - Herbert von Karajan (指揮)
第1番
ザックスの仕事場
Am Jordan Sankt Johannes stand
「ヨルダンの岸辺に聖ヨハネが」
Wahn! Wahn! Überall Wahn!
「迷妄のモノローグ」
Morgenlich leuchtend in rosigem Schein
「ヴァルターの夢解きの歌」
ヴァルター
「朝はバラ色に輝いて、花の香が漂う。夢にも思わなかった喜びに満ちている。庭園が私をゲストとして招待してくれた。」
ヨナス・カウフマン - Jonas Kaufmann (テノール)
プラハ・フィルハーモニー管弦楽団 - Prague Philharmonic Orchestra
マルコ・アルミリアート - Marco Armiliato (指揮)
Weilten die Sterne im lieblichen Tanz?
「星たちは美しいダンスを踊っているのだろうか」
ヴァルター
「星たちは美しいダンスを踊っているのだろうか。気高き姿の乙女の巻き髪に止まり、星の冠を輝かせる。」
Hat man mit dem Schuhwerk nicht seine Not!
「靴屋の苦労など誰もわからない」
O Sachs, mein Freund!
「ザックス、親切な人」
Selig, wie die Sonne meines Glückes lacht「五重唱」
第2場
広々とした草原
草原、遠くにはニュルンベルクの町が見える。市民が着飾ってやってくる。…
Wach’ auf, es nahet gen den Tag
「目覚めよ、朝は近づいた」
Morgenlich leuchtend in rosigem Schein
「ヴァルターの栄冠の歌」
Verachtet mir die Meister nicht
「ザックスの最終演説」
Ehrt Eure deutschen Meister
「合唱」
《 創業1世紀の住田光学ガラス(さいたま市浦和区、住田利明社長)は、後発ガラスメーカーながら、非通信系光ファイバーや軟性内視鏡向けデバイスは世界トップクラスの技術力を誇る。4代目の住田社長は「目先の利益追求より世にないものに挑戦している」と言う。新しいガラスづくりとそのための組成解明に向けて、絶え間ないイノベーションを持ち味としている。(編集委員・山中久仁昭)…
… 同社は開発から溶解、製造まで行う「光学ガラス」、それを非球面ガラスレンズなどに加工する部材・モジュールの「光システム」、光や画像を伝送する非通信系「光ファイバー」、レンズなどを医療用部品に仕上げる「メディカル」の4事業で構成する。浦和の本社のほか、福島県南会津町に主力工場、独 ニュルンベルク と中国東莞に現地法人を置く。… 》
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