もむでんブログ

首位快走!リーグ終盤の戦いへ:ジャパンラグビーリーグワン第13節東京SG 57-26 静岡BR

急遽思い立って、ラグビーリーグワンの観戦に秩父宮ラグビー場へ足を伸ばしました。

今日の対戦は・・・。

メインスタンドから向かって右サイドでアップするゲストチームは、これまで観戦したことがなかった静岡ブルーレヴズ(旧ヤマハ発動機ジュビロ)。

トップリーグでは昨年こそ振るわなかったものの、近年は常に上位につけ、日本選手権優勝経験もある強豪チームの一つ。

なぜこれまで観戦したことがなかったのか不思議です。チームの顔、元日本代表の五郎丸選手も昨年引退してしまいましたしね・・・。

というわけで、新リーグ元年ですから一試合は見ておこうと。

そして迎え撃つホストチームは現在12節を終えて11勝1敗で首位を快走する東京サントリーサンゴリアス(以下東京SG)。

 

さあ、選手入場です。

まずは静岡ブルーレヴズ(以下静岡BR)。

チームカラーはサックスからブルーに変わりました。

チーム名も、同じヤマハ母体のJリーグの磐田と同じ「ジュビロ」から変えちゃったんですね。

リーグの意向なのかチームの意向なのかわかりませんが。

 

あ、席は静岡サイドのバックスタンド、ゴール真横あたりです。

 

そして、東京SGも入場。

スモーク焚いてるじゃん。さすがホストw。

 

東京SGが右から左へ攻める形でキックオフ。

キッカーはニュージーランド代表のFB、ダミアン・マッケンジーです。

 

試合は開始数分でいきなり動き、東京SGがペナルティを得ると、キッカーのダミアンマッケンジーがやすやすと成功。

3-0で東京SGが先制します。

そして、その後も軽快なラン攻撃からトライとゴールを奪い10-0に。

しかし静岡も黙ってはおらず、1トライを返しコンバージョンは失敗するものの10-5に。

この後は更にランから主導権を握る展開から東京SGがトライを奪い、15-5と再び10点差。

 

しかし、ここから静岡BRが反撃開始。

危険なプレイで東京SGのテビタ・タタフがシンビンになると、マイボールラインアウトとからのモールや、東京SG陣地でのスクラムで静岡BRが優位に立ち、前半残り10分から連続トライを奪い、15-24と、試合を一気にひっくり返します。

 

前半残り僅かで東京SGも攻め返し、マイボールラインアウトから連続攻撃を仕掛けます。

整ったラインで攻撃を食い止める静岡BR。

静岡BRの守備が硬く、最後は業を煮やす形でゴール正面からショットを選択。

 

東京SGが3点を返して18-24の6点差で前半を終了。

消耗してかつ1点も取れないリスクより、1TG差に詰める方を選びました。

 

そして後半、静岡BRのキックオフで後半開始。

 

東京SGがどう巻き返すのか興味津々でしたが、ペースを握ったのはハーフタイムで上手く切り替えてランで主導権を握り返した東京SG。

シンビンのお返しとばかりにテビタ・タタフがトライ。

コンバージョンも決まり、更に連続でトライとコンバージョンを決め、後半10分経たず、32-24と8点のリードとなります。

 

キックオフの際には日本代表SH流がすぐ近くに。

 

そして、日本代表SO田村優の弟、田村煕です。

そういえば、主将で日本代表の中村は欠場でしたね・・・。

 

お、これまであまり来なかったこっちサイドで下オムが展開されています。

ラインアウトは4m近く持ち上がっていますね。怖・・・。

 

静岡BRもペナルティを返し、1T差の32-27まで詰め寄ります。

 

しかし、その後は完ぺきに東京SGペース。

流れ田村を交代させた後もラン攻撃は衰え知らず、その後3本のトライ・コンバージョンで21点を追加。53-27と大量リード。

 

静岡BRもあきらめずマイボールラインアウトから攻撃。

そして、スクラムも得て攻撃を仕掛けます。

 

ですが、前半終盤のような優位は作り出せず、試合終了間際で得たペナルティをダミアン・マッケンジーがしっかり決めてノーサイド。

ダブルスコアは前半の展開を見ていたら少し意外な感じでしたが、終わってみれば東京SGの横綱相撲でした。

これで残すはブラックラムズ東京(旧リコーブラックラムズ)、ブレイブルーパス東京(以下BL東京・旧東芝ブレイブルーパス)の東京ダービー連戦と、トヨタヴェルブリッツ(トヨタV)の3試合を残すのみ。

プレーオフの可能性のある5位BL東京とトヨタVは簡単な相手ではありませんが、今日第13節すべて終わったところで東京SGの4位以内が決定しました。

これで主力を休ませながら、底上げとコンディション調整を図れるのは大きいですね。

 

東京SGを2位で追うクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(以下S東京ベイ)と、コロナで2不戦敗後に11連勝の埼玉パナソニックワイルドナイツ(以下埼玉WK)が追いつくのは、直接対決がない中での勝ち点差7と8なのでちょっと厳しいでしょうか。

今回のリーグではカンファレンスAとBに分けた中で、同カンファレンスはホームアンドアウェー、別カンファレンスでは交流戦1試合という変則レギュレーション。

東京SGは、今回好調の埼玉WK、S東京ベイ、横浜キヤノンイーグルスや、古豪のコベルコ神戸スティーラーズと別カンファレンスだったのはラッキーだったかもしれませんね。

 

残り3節、東京SGを追いかけるチームの奮闘や、プレーオフ争いにも注目です。

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